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データでみる、第二新卒の転職実態 ー どう切る?若手転職カード

ONE CAREER PLUS(以下、OCP)が送る、特集「データでみる、第二新卒の転職実態」。初回は、OCPに集まった600件超の社会人3年未満での転職体験談、つまり第二新卒での転職実態を徹底分析


コロナ禍・転職前提の時代を生き抜いているZ世代の社会人とって、「石の上にも3年は本当か」「3年は続けるべき?」という問いに、はじめてデータで答えを出し、「若手転職の実態」に迫ります。


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若手転職図鑑のオーバービュー


600件を超える体験談の中から、浮かび上がる人気の転職事例や、意外なレアケースまで幅広く分析。具体的には以下のキャリアパスを取り上げます。





ここから、具体的な転職パターンを見ていきましょう。


注目業界への第二新卒での転職実態


①コンサルティング業界への転職


【戦略コンサルタント】


コンサルティング業界は、人気業界であると同時に、ここ数年人手不足に悩まされています。また、新卒採用が行われていることからも分かるように、教育体制も確立されているため、未経験からの転職が可能な業界です。


MBB(マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニー)と呼ばれるトップ戦略コンサルファームや、総合コンサルファームの戦略部門も含めて、第二新卒での門戸が開かれています。特に若手・第二新卒の採用に近年力を入れているのは、ボストン コンサルティング グループ(BCG)。従来の戦略案件に加え、デジタル案件、女性採用の強化などで、これまでにないほど若手の採用を進めています。



【総合コンサルタント&ITコンサルタント】


総合コンサルファームやITコンサルファームだと、デロイト トーマツ コンサルティング、アクセンチュア、ベイカレント・コンサルティングの3社が第二新卒、若手採用に積極的です。日系大手からの未経験での転職、コンサルファーム間の転職なども多数見られました。特に、デロイト トーマツ コンサルティングへの若手・第二新卒の転職ケースが群を抜いて目立ちます。背景には、BIG4の中で唯一、ワンプール制を設けて若手を積極採用している点があります。


多くのコンサルファームでは、「ソリューション × インダストリー」で自分の配属が決まります。例えば「業務 × 製造・流通」などのように限られた業界で、特定のソリューションのみに特化します。それに対してワンプール制では、さまざまな業界のさまざまなソリューションを経験できるため、自然とポータブルスキルが身に付きます。




ワンプール制とは:「【調査】コンサル転職へのキャリアパス:ベイカレントと紐解くコンサルキャリアの可能性」より。



また、下記はデロイト トーマツ コンサルティングに次いで、第二新卒採用に積極的なアクセンチュアやベイカレント・コンサルティングへのキャリアパスです。


※アクセンチュアのシステムコンサルタントの転職事例


日系ファームであるベイカレント・コンサルティングもワンプール制を採用しており、転職者の多くがスキル面での成長を転職理由に挙げています。他業界からの転職が多いのも特徴といえるでしょう。



また、類似職種として、FASへの転職事例もみられます。例えば、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーの事例では、その多くが前職で戦略コンサルタントや業務プロセスコンサルタント、またはコンサルタント類似職に携わったのち、より専門性を高めたいとFASへ転職したケースが見られました。



コンサルファームへの転職事例を見ると、「スキル面での成長」を転職理由に挙げている方が多くいます。なぜならコンサルタントが身に付けることのできるスキルは他業界でも汎用的であり、その後のキャリアの選択肢を広げることにつながりやすいからです。




コンサルタントが身につける3つのスキル:「コンサルで市場価値が上がる?未経験コンサルタントが身につけるべき3つのスキル」より。


一方で、クライアントから高額な案件を受注するというビジネスである以上、成果へのこだわりは強く、成果を出せないと「社内失業」に陥ってしまうことも。また、キャリアの可能性が広がりやすい分、「ポストコンサルのキャリア」もイメージしておく必要があるでしょう。


※関連記事はこちら

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②外資系企業への転職


【外資IT】


外資ITでまず思い浮かぶのは「GAFAM(グーグル、アップル、メタ※、アマゾン、マイクロソフト)」でしょう。一方で、これまで好調だった外資IT系企業では、採用トレンドに変化が生じています。(※メタは旧フェイスブックのこと。)2022年11月に飛び込んできたイーロン・マスクによるツイッター買収と大規模リストラの発表を皮切りに、アマゾンジャパンやメタでも1万人規模のリストラ、グーグルでの採用凍結などのニュースが相次ぎました。このような動向を踏まえると、短期的に米ビッグテック企業への転職ハードルは非常に高くなったといわざるを得ません。


ここでは、従来の採用傾向について分析してみます。外資ITにおいて、若手・第二新卒採用のポジションがある企業への転職は大きく分けて次の3パターンに分類できます。


(1)クラウド事業の営業職への転職:セールスフォース・ジャパン、アドビなど

(2)若手×未経験OKのポジションでの転職:アマゾンジャパンの物流、ECコンサルなど

(3)広告プラットフォーム系の営業への転職:ByteDance、ツイッターなど


以下、一つずつ事例を見ていきましょう。


<(1)クラウド事業の営業職への転職:セールスフォース・ジャパン、アドビなど>


セールスフォース・ジャパンに転職した方のほとんどは同業種間の転職でした。同じ営業職でも転職に踏み切った主な理由として、商材が魅力的であることや、適切な評価制度、カルチャーなどが挙げられます。


例えば、アクセンチュアからセールスフォース・ジャパンに転職した方は、転職活動で重視したポイントについて次のようにコメントしています。


成長していくであろうマーケットにいる、成長していくであろうカルチャーがある、自分が成し遂げたいと思うような取り組み事例や役割があるかを重視しました。


また、ジョンソン・エンド・ジョンソンから転職した方は、同じ外資でも消費財メーカーからITへ転職した理由について次のように述べています。


給料が高いこと、会社のブランドがあること、魅力的な商材を扱っていること、オフィスの立地、社員の雰囲気、営業する上で自信を持って販売できるサービスであること、伸びている業界の中でトップであること。





<(2)若手×未経験OKのポジションでの転職:アマゾンジャパンの物流、ECコンサルなど>


アマゾンジャパンに転職した第二新卒が転職理由として挙げたのは、「企業(事業)の成長性、安定性」でした。JTBからアマゾンジャパンに転職した方は、転職活動で重視したポイントについて次のように述べています。


第一条件、年収が上がること。第二条件、成長産業の中でもトップシェアの企業であること。企業成長の幅が自分のスキル成長の幅にリンクすると考えた。



<(3)広告プラットフォーム系の営業への転職:ByteDance、ツイッターなど>


ByteDance、ツイッターに転職した方は、業界こそさまざまですが、ほとんどが営業中心で同職種間の転職が目立ちました。転職の理由として「魅力的なサービス」や「カルチャー」を共通して挙げられていた点も大きな特徴といえるでしょう。


gaabooからツイッターに転職した方の声です。


前職は広告代理店だったので、どうしても「クライアントが求めるきれいな提案」が求められました。他方で、私はベンチャー企業でインターンをしていた経験もあり、一定の裁量と責任の中で、いかに事業のグロースを図れるかにビジネスの面白さを感じていました。それを踏まえると、いわゆる大企業をクライアントとしたときに、良くも悪くもクライアントのビジネスにおける影響度が小さいことが気になりました。もっと伸び伸びと会社のグロースを考えて、いかに身動きしやすいかを考えた結果、事業会社への転職を決断しました。


みずほ証券からByteDanceへ転職した方のコメントです。


証券会社が扱う商品というのが、どこも似たような商品で差別化できる部分が、営業マン個々の人柄しかないと感じた。会社の強みである商品やコンテンツを持っている会社で働いてみたいと感じるようになり転職活動を始めた。 



※関連記事はこちら



【外資メーカー】


外資系メーカー(P&G Japanやユニリーバ・ジャパン、ジョンソン・エンド・ジョンソン)などへは営業経験者が転職するケースがほとんどです。例外として、ヘッドカウント(採用可能数)次第で空きがある場合や、若手ながら専門性を持っている人が転職するケースもあります。


転職理由はさまざまですが、外資系ゆえにカルチャーや業務環境を重視した転職が目立ちました。例えば、キーエンスからユニリーバ・ジャパンに転職した方のコメントです。


ワークライフバランス・働き方の自由度の高さ。完全に自由に働き方を決められる環境に自分を置き、その会社に属したときにどのような生活を送れるのかということを重視した。


メタルワンからP&G Japanに転職した方も、会社のカルチャーを重視して転職に踏み切りました。


自分のソフト面を磨けて、実力で評価される環境に飛び込みたいと思い外に機会を求めた。上記のエピソードと自分のキャリアを考え、下記の3点を重視していた。(1)ビジネスパーソンとしてのソフト面を徹底的に磨けること。(2)実力主義であること。(3)世界規模で名が売れていること。



【外資金融(投資銀行・保険)】


投資銀行部門への転職は、ほぼ同業種間に限られます。やはり、外資特有のカルチャー、実力主義、風通しの良い社風を求めての転職が目立ちます。


転職活動で重視したポイントに関して、三井住友信託銀行からJ.P.モルガンに転職した方のコメントです。


実力主義、ボトムアップ、社員に給料で還元しているか、尊敬できそうな上司か、風通しのよい社風か、グローバル企業であるか、社内公募制度が充実しているか。



また、例外として外資生命保険大手プルデンシャル生命保険には、多種多様な業界から転職者が集まりました。外資保険への転職理由の一つに、インセンティブ制で「稼げる」ことがあります。




③日系大手への転職


従来の日系大手は新卒一括採用がほとんどでした。現在もその傾向は基本的には変わりませんが、各業界のトップ企業を中心に第二新卒採用が行われつつあります。


例えば、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズは、ビジネスプロデュース職において、経験を問わず社会人2~7年目の若手人材を募集する「キャリアストレッチ採用」を2022年6月から開始。また、NTTデータもIT業界に限らず多様な経験やバックグランドを持つ第二新卒を積極的に採用しています。世界最大級のガラスメーカーであるAGCも30歳以下の若手に限り、技術系、事務系で第二新卒積極採用を打ち出しています。以下、日系大手への若手転職の事例を見ていきましょう。


【広告大手】


第二新卒で広告業界へ転職する方は多くありません。3年目以降で電通や博報堂/博報堂DYメディアパートナーズへの転職が増えます。3年以内で転職を決意する方の中には、もっと大きな裁量が与えられることを期待して、業界を変える人もいます。



【通信大手・SIer】


通信大手であるKDDI、ソフトバンク、SIer大手のNTTデータへの転職事例を分析すると、法人営業とエンジニアなどの技術職に分けられます。いずれも同職種間の転職がほとんどです。


前職の業界はさまざまですが、技術職の方は大手通信に転職することでスキルアップを目指し、営業職の方は働きやすさや安定性を求めていることが分かります。また、通信大手が提供するソリューションが前職よりも包括的であることに魅力を感じた人もいました。


例えば、(旧)リクルートライフスタイルからソフトバンクに転職した方の声です。


一番重視したのは、サービスのクオリティでした。前職は一つのサービスしか提案できませんでしたが、ソフトバンクでは、お客さまのニーズに対してさまざまな質の高いサービスを提案してお役立ちできるかどうかが重視されます。


また、東京ガスからNTTデータに転職した方も次のように述べています。


「自身の可能性を現状の狭い世界に閉じ込めておきたくないから」です。現状の業界だけの専門家になったとしても、汎用性や将来性といった面でキャリアの未来が見えなくなりました。それに比べ、IT業界は今後の将来性と汎用性が非常に強く、広く社会に影響を与えられると考えたために転職活動をし始めました。



【メーカー(自動車)】


日系大手のメーカーには多くの企業が含まれますが、ここでは自動車メーカーにフォーカスします。興味深いことに、自動車メーカーへの第二新卒の転職はほとんどが開発や設計などの技術職、転職理由はスキルアップとなっています。前職での分野で限界を感じ、あるいはさらに技術や知識の幅を広げたいという成長意欲のある方が3年以内で転職する傾向です。


例えば、デンソーから本田技研工業に転職した方は次のようにコメントしています。


前職でソフトウェア開発の仕事に関わる中でもっとその技術を極めたくなったから。製品を作るための機械ではなく、製品そのものに携わりたくなったから。


パナソニックグループから日産自動車に転職した方のコメントです。


量産品を対象とした、工場での品質管理に関する業務をしていたが、自ら提案や改善をしにくい部署であった。さらに学生時の研究内容を活かす場面がなく、スキルアップも期待できないので、転職を考えた。



【金融(銀行・保険・証券・他)】


日系大手の銀行や保険は同業他社の転職がほとんどです。ただ、日本生命など保険会社の個人営業に転職する方の出身業界はさまざまだったりと一部例外もあります。業界が違っても、対人スキルが共通している点が理由かもしれません。




④メガベンチャーへの転職


第二新卒にとって、事業の安定と成長のバランスが取れたメガベンチャーは魅力的な選択肢です。そのようなメガベンチャーのなかで、近年特に転職のチャンスがある企業はリクルート、サイバーエージェント、エムスリーです。


以下、転職先ごとに見ていきましょう。


【リクルート】


一口にリクルートへの転職といっても職種はさまざまであるため、ここでは法人営業に絞って紹介します。転職活動で重視したポイントについて、三菱UFJ銀行からリクルートに転職した方の声です。


働いている社員がイキイキと働いており、仕事をする時間を楽しそうにしているかどうかを重視していました。特に、若い社員の仕事に対する向き合い方や周いのメンバーとの関わりを重視しました。


積水ハウスからリクルートに転職した方のコメントです。


前職は有形商材を扱っており、良いものであればあとは信頼を勝ち得ることで成約できることを学んだ。今後はよりスキルを身に付けたいと思い、無形でも自分の介在価値を発揮できる仕事に就きたいと考えた。



※参考)リクルートを経てどんなキャリアパスがあるのか?に関する記事



【サイバーエージェント】


サイバーエージェントのメイン部署であるWeb広告運用/デジタルマーケティングへの転職事例です。やはりスキル面の成長を理由にした転職が目立ちます。中には、デジタルマーケティング未経験からのケースもありました。キリンビバレッジからサイバーエージェントに転職した方の声です。


マーケティングに関わりたかったため、未経験でも携われるポジションを中心に選んだ。デジタル特化の代理店は当時入社ハードルが今より低かったこともあり、その中で知名度の高い(扱える案件も大きい)会社を選んだ。



【エムスリー】


エムスリーは、医療ポータルサイトのサービス提供を行っているメガベンチャーです。エムスリーへの転職は、同職種間が多い傾向にあります。ヘルスケアという人気領域に挑戦できる点や、メガベンチャーであるため、任される裁量が大きくなり、短期間で経験が積める点を重視した転職が多くみられます。



上述した3社に加え、LINEやヤフーの広告営業でも若手採用が目立ちます。また、ディー・エヌ・エーやグリー、メルカリへの転職ケースも見られました。



※参考)メガベンチャーを経てどんなキャリアパスがあるのか?に関する記事



⑤スタートアップへの転職


スタートアップは経営戦略上、第二新卒を採用するケースも多くあります。中には新卒の延長的な採用という形を取ることもありますし、中途枠としての採用も存在します。上場スタートアップであれば、ある程度組織の受け入れ体制が整っていますが、さらなる事業成長を目指し、若手の活躍ポジション枠も多めに設けているところが多いです。未上場のスタートアップであれば、若手が活躍しやすい領域はデジタルマーケティングや営業など。また、コンサル職からの転職が目立つのも、未上場スタートアップの特徴です。


【上場スタートアップ】



【未上場スタートアップ】




※参考)スタートアップ転職の全体感を知るならこちら



注目職種への第二新卒での転職実態


【マーケティング】


2年前後のデジタルマーケティングの経験をもとに、支援会社から事業会社へのキャリアチェンジをするパターンが多く見られます。また、支援会社でのアカウントプランナーやディレクターなどを経て、マーケターに転身する事例もあるようです。



【事業開発・事業企画職】


事業会社で経験を積んで、リクルートなどメガベンチャーや、マネーフォワード、HENNGE、FLUXなどのスタートアップに転職する事例が多くあります。事業の成長可能性に着目し、スキル面での成長を目指した転職が多いようです。



【プロダクトマネージャー】


同職種間の転職がメインですが、一部コンサルタントやエンジニアなどの技術職からのキャリアチェンジも見られます。




まとめ


ここまで、第二新卒の転職事例をいくつかのパターンに分類してご紹介してきました。ご自身の転職はどのパターンに当てはまるでしょうか。重要なことは、何を重視するかによって選択肢が大きく変わってくるということです。それは、第二新卒でなくても同じではありますが、ポテンシャル重視の第二新卒だからこそ、選択肢が多くなるのも事実。年収を重視するなら平均年収が高い企業を選ぶべきですし、働きたい業種・職種が明確であれば、そこに向かうべきキャリアを選ぶべきでしょう。


この軸がブレてしまい、ポテンシャル採用に頼って中途半端な意思決定となると、入社後にも迷いが生じ、本末転倒なキャリアになってしまうことも往々にして起こりえます。転職活動の最初こそ、しっかりと軸を定めて企業選びを行いましょう。



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ワンキャリアプラス編集部

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