次のキャリアが見える、転職サイト「ONE CAREER PLUS」がお届けする、特集「データで見る、コンサル転職」。
「2022年卒東大・京大就活人気ランキング」のうち、1〜6位を独占したのがコンサル業界の企業。外資戦略コンサルのMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)はすべてTOP10入りしています。就活生が「コンサル業界のインターンシップをとりあえず受けてみる」という流れも当たり前になり、転職でも「転職エージェントに相談するとまず、コンサル業界の企業をすすめられる」という声も多く聞きます。
過熱気味ともいえるコンサルティングファームへの就職・転職トレンドはこれからも続くのでしょうか?
今回は、現役コンサル複数名の監修とONE CAREER PLUSの数百件のキャリアデータ/転職体験談より、「コンサル転職 2023予測:4つのトレンド」を解説することでキャリアの魅力やポストコンサルのキャリアも模索します。
4つのトレンドを理解するために、コンサル転職をする人の目的やコンサル業界の概観など3つの前提からみていきます。
前提1:コンサル転職する人の目的
コンサルティングファームへ転職をする人の目的は、大きく「年収を含めた待遇」「成長環境」「キャリア形成」の3つに分けられます。ONE CAREER PLUSに集まった体験談を基に、具体的な事例を見てみましょう。

(1)年収を含めた待遇
「企業経営や戦略に常に携わることができ、優秀な人材が多く、速い成長速度で多くを学べる環境が整っていること。合わせて、適正な評価基準、給与水準であること」東京海上日動火災保険→ボストンコンサルティンググループ(戦略コンサルタント/社会人10~15年/男性)
「年収を上げたかったので、希望年収がかなう+完全実力主義の会社に行きたいと思い、外資企業に絞りました」(旧)リクルートキャリア→アクセンチュア(組織・人事コンサルタント/社会人5~10年/女性)
(2)成長環境
「時代の流れがオンプレミスからクラウドへ移行しており、データベースエンジニアとしての将来性を危ぶんだため。汎用的なスキル(コンサルティングスキル)を持つことでどのような業界・業種にも対応できるため」日本オラクル→アクセンチュア(戦略コンサルタント/社会人3~5年/男性)
「やや大袈裟に言うと、個々のスキルセットの高さが企業の価値を決める業界のため、自分自身の価値を高めることが所属企業への価値貢献だと考え、スキル成長を重視した」楽天グループ→アクセンチュア(戦略コンサルタント/社会人5~10年/男性)
(3)キャリア形成
「自分で自分のキャリアを作れない日系大企業にずっと在籍するのではなく、自身でキャリアを作れるようになりたかったから。これから人生100年と言われている中、業務・働く場所のすべてを会社に任せるのはリスクと考えた」三井物産→ベイン・アンド・カンパニー(戦略コンサルタント/社会人5~10年/男性)
「これから5〜10年一生懸命働いたとしても、その成果が昇給や昇進に反映されないことを実感しました。福利厚生や職場環境には恵まれていたものの、私は自身が発揮したパフォーマンスが正しく評価される会社に入社したいと思い、転職を考え始めました」富士通→ベイカレント・コンサルティング(業務プロセスコンサルタント/社会人3年未満/男性)
以上の体験談から、「実力が評価され」「成長が期待でき」「どの業界でも通用するスキルが身に付く」がゆえに、コンサルティングファームを選ぶ傾向にあることが分かります。とはいえ、コンサルティングファームと一括りにいっても、業界内での位置づけ、働き方、その後のキャリアの拡がりは企業によってさまざまです。
前提2:コンサル業界の概観
次に、コンサル業界の現在について見ていきましょう。業界に属する企業は、以下のようなカオスマップで整理することができます。
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