日立製作所からの転職体験談(SE(Web・オープン系)/男性/30代)
30代 | 男性
ソリューションアーキテクト
社会人歴 | 5〜10年 |
---|---|
退職時の職種 | SE(Web・オープン系) |
退職時の役職 | 役職なし |
入社先の職種 | ソリューションアーキテクト |
入社先の役職 | 役職なし |
日立製作所
SE(Web・オープン系),役職なし
転職を考えた理由・きっかけ
より広域で活躍できるシステムアーキテクト(クラウドアーキテクト)になりたかった。 前職(日立製作所)ではシステムアーキテクトとしてシステム全体の構想の策定や適用技術等の検討を行っており、非常にこの仕事に楽しく、やりがいもあったが以下の懸念があったため、転職活動を始めた。※基本会社というよりは所属してる部署の問題が殆どだと考える。 ①自社製品(ハードウェア、ソフトウェア)の無理な活用 これは部署の問題もある。自分の所属していた部署は所謂花形部署で、顧客も予算が潤沢なおかげもあり、売上・利益が非常に高かった。 しかし、それゆえに社内全体の売上・利益向上のために顧客のシステム・サービスに対する提案・構築に自社製品を使用するような動きが活発で、フィット&ギャップ分析の結果マッチしなくても無理やり導入することがしばしばあった。 私自身、自社全体の売上向上には貢献したい気持ちはあったが、顧客の本質的ニーズに十分にこたえられない点と、広く使われているOSSやクラウドサービス等に対する経験・スキルが身につかない点が気になっていた。 ②プロジェクトマネジメントとしてのキャリアパスがメイン ITセクターでフロント部門のシステムエンジニアの場合、中堅層になると大半がプロジェクトマネジメントに従事する。 コスト低減のため、実作業(設計やプログラミング、テスト等)はグループ会社、パートナー会社に委託しており、上流設計以降は丸投げして工程管理(コストやリスクの管理、顧客折衝)に徹することが多い。 (それゆえに技術的な素養が全くない人も散見される。また、余談だが、リモートワークで中堅層以上の働き方を見て社内で使用可能なSaaSを活用できな人が非常に多い。) 昨今はジョブ型へのシフトもあり社内でジョブディスクリプションを定義し始めていることから変わりつつもあるかもしれないが、基本はプロジェクトマネジメントとしてのキャリアが昇進していくための王道なパスであり、私の歩みたい道と若干の乖離があった。 ③評価に対する待遇への反映があまりない。 これは中堅層以降になると変わってくると思うが、私のような当時4年目、5年目だと社内で最高評価をもらっても通常の評価の人と待遇がほとんど変わらず、昇進も横並びである。 中堅以降になると変わってくると思うのだが、あと数年横並びと考えると、頑張りたい身としてはモチベーションの維持が難しくなった。
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転職活動で重視したポイント
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転職活動で重視したポイントの詳細
システムアーキテクト職の中でもクラウドアーキテクトに特化した仕事がしたいと考え、メガクラウドを保有する、Amazon(Amazon Web Services)、Google、Microsoftの3社を希望した。 基本的なポイントは転職を考えた理由・きっかけで述べた前職への懸念+αの条件で考えていたが、上述の企業であれば、特にその心配はないと考えた。 前職の懸念①自社製品(ハードウェア、ソフトウェア)の無理な活用 Amazon、Google、Microsoftも自社製品であることは変わらないが、圧倒的シェア、莫大な研究費やトレンド技術・会社の買収、圧倒的な開発スピードにより、前職と比べた際にかなりオープンでシェアの高い技術に振れられると考えた。 前職の懸念②プロジェクトマネジメントとしてのキャリアパスがメイン 外資ということもあり、明確に求められているポジションが決まっており、かつそのポジションの中で昇進等があるので、問題ないと考えた。 前職の懸念③評価に対する待遇への反映があまりない 「前職の懸念②」同様外資ということもあり、新卒でも実力がある人には1000万以上平気で払う会社なので、問題ないと考えた。
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