—あなたの職種から次はどこへ
次のキャリアが見える、転職サイト「ONE CAREER PLUS」がお届けする、職種ごとのキャリアパスをオープンにする企画。
この記事では、ウェディングプランナー、キャビンアテンダント(CA)、アパレル販売員、グランドスタッフといったホスピタリティ業界ならではの職種を経験された方のネクストキャリアの傾向を転職実例をもとに解説します。
※この記事はホスピタリティ業界からの転職実例について、100件以上のデータを知るキャリアアナリスト監修の下作成しています
ホスピタリティ業界の人が転職を考えるきっかけ
ホスピタリティ業界に従事する人が転職を考えるきっかけは下記3つの傾向がありました。
- コミュニケーション力を活かしてキャリアアップしたい
- もっと自分にあった労働条件の会社で働きたい
- ワークライフバランスを整えたい
実際にONE CAREER PLUSの転職体験談では下記のような声が集まっています。
前職が基本的に出張ベースの仕事だったので、家に帰れる仕事が良かった事、時差や気圧等過酷な労働環境で定年まで働くことは難しいと感じた為。 (日本航空(JAL)/女性/社会人3~5年)
前職で店舗勤務以上のキャリアアップが見込めなかった。人とのコミュニケーションスキルはとても役に立った。 (アダストリア/女性/社会人3~5年)
結婚を考え、彼との同棲のタイミングで、平日休みであるブライダルを離れる決意をしたことと、当時の勤務地の問題で転職を考え始めました。 (テイクアンドギヴ・ニーズ/女性/社会人3~5年)
自身の希望する本部職ではなく、20代の間は店舗勤務となり、閉鎖的な空間で現在と同じ業務に取り組むことによって自身のスキル獲得が止まってしまうと感じた。 (ニトリ/男性/社会人3年未満)
データでわかる5つのキャリアパス
ホスピタリティ業界からのネクストキャリアの傾向は5つのパターンがあります。

【1】キャリアアップを求め法人営業へ
市場価値の高い職種への挑戦として法人営業にチャレンジするケースが多く見受けられました。特にインサイドセールスやSMB向けのセールスは、未経験からでもチャレンジOKな求人が多く存在します。
ホスピタリティ業界で培った対人コミュニケーション力や柔軟な対応力を活かすことができる一方、法人向けのコミュニケーション、顧客/自社のビジネスモデルのキャッチアップは必要です。面接ではコミュニケーション力に加えて、未知の領域へのキャッチアップの意欲を伝えることができると良いでしょう。
※該当する転職体験談の例
【2】コミュニケーション力を活かし個人営業や人材業界のCAへ
金融や住宅などの個人営業や、人材業界のキャリアアドバイザーに転職するケース。toC向けのコミュニケーション力をダイレクトに活かすことができるため、法人営業よりもハードル低く挑戦できる転職事例と言えます。
転職理由としては、自身のスキルアップや裁量権、評価制度や待遇面の改善を求める方が多い傾向にありました。
※該当する転職体験談の例

TAKAMI BRIDAL
ブライダルコーディネーター・ウェディングプランナー,役職なし- 転職を考えた理由・きっかけ
- 将来的な展望が見えず、勤務体制や年収にも疑問を感じた。特殊技能でつぶしがきかないが、か...もっと見る
- 転職時に重視したポイント
- 20代のうちに苦手に挑戦したかった。自分が頑固で狭量だと思っていたので、それがぶち壊さ...もっと見る
【3】ホスピタリティを活かして、事務系職種へ
ホスピタリティ業界で培った、周囲の情報に対する察知力や社内外との電話やメール、対面でのコミュニケーションスキルを活かして、事務系職種に転職するケース。転職理由としては「土日休みの働き方にしたい・労働時間をセーブしたい」などWLBを求める人が多い傾向にありました。
※該当する転職体験談の例
【4】即戦力で働ける同系職種への転職
同じ職種や、ホスピタリティ系職種の中での転職パターンも、ONE CAREER PLUSには多く事例が集まっていました。転職理由としては、より整った就業環境を求めて希望するケースがほとんどです。
具体的には、風通しの良さや実力に応じた昇給制度、社風や人の良さなどが挙げられます。
また、同業他社であれば、業務内容はほぼ変わらず全ての業務経験が活かせるため即戦力として活躍できるでしょう。
※該当する転職体験談の例

全日本空輸(ANA)
フライトアテンダント(CA・FA)・グランドスタッフ,役職なし- 転職を考えた理由・きっかけ
- 新卒時からの第一希望であったため。自身が結婚・出産をしたことがきっかけで、より充実した...もっと見る
- 転職時に重視したポイント
- 同業他社への転職であり、業務内容に大きな差はないため、この先長く仕事を続けていくことを...もっと見る
【5】その他
その他のケースとしては、第二新卒でコンサルタントへのジョブチェンジや、レアケースですが、ドメイン知識を活かして、業界DXを扱うスタートアップの営業系職種で活躍する転職事例もありました。
例えば、下記の事例は小売での店長経験豊富な方が、在庫管理の課題を解決するSaaSプロダクトを扱うフルカイテン社のカスタマーサクセスに転職した例です。
※該当する転職体験談の例
パターンごとの年収変化はどうなる?
実際に転職を考えるとなると、「転職時に年収がどのように変化するのか」「転職先で将来的にどれぐらいの年収が見込めるのか」が気になる人も多いでしょう。
キャリアパターンごとの年収変化について詳細を知りたい方は、ぜひONE CAREER PLUSのキャリア面談へ。ホスピタリティ業界について100件以上の転職データを知る、キャリアアナリストがお答えします。
ホスピタリティ業界の人が評価される経験
ホスピタリティ業界担当した方の重要な経験・転職後も活かせるスキルは主に以下が挙げられます。
- 丁寧な接客が求められる環境で培ったtoC向けの対人関係構築力
- 数値目標達成に向けてコミットした経験
- アルバイト社員などを統括し、マネジメントした経験
実際の転職者の声からは下記のような意見が上がりました。
フライトでは、毎回新しい人と乗務をしなければならず、初対面の同僚とも円滑に仕事を進めるスキルを学びました。また、お客様の年齢や国籍も幅広かったため、様々な機内サービスの経験を通して、コミュニケーション力が向上したと思います。
(全日本空輸(ANA)/女性/社会人3~5年→プログリットに転職)
営業職での転職だったため、ウェディングプランナーとして、数字を追っていた経験は役に立ちました。また、個人のお客様への柔軟な対応力は、営業職でも生かすことができました。
(テイクアンドギヴ・ニーズ/女性/社会人3~5年→楽天グループに転職)
一店舗社員でしたが、年間40億円の売上を数名社員のチームでマネージする立場にいましたので売り場の改善や在庫管理、人件費調整等を通してコストコントロールを学んできました。業態は違いますが現職でも同じく物流コストの改善に携われているので、前職で学んできたコストマネジメントの基礎部分は役に立っていると感じています。
販売員をしていたので、コミュニケーションや周囲への気遣いは自然とできていたと思います。そのため他部署含め、社内の方々とはすぐに親しくなれました。
(サマンサタバサジャパンリミテッド/女性/社会人5~10年)
【注意】陥りがちな面接NGパターン
評価される経験ももちろんある一方、ホスピタリティ業界出身者がやってしまいがちな面接NGパターンもあります。
詳細を知って万全な面接対策をしたい方は、ぜひONE CAREER PLUSのキャリア面談へ。ホスピタリティ業界について100件以上の転職データを知る、キャリアアナリストがお答えします。
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