—あなたの職種から次はどこへ
次のキャリアが見える、転職サイト「ONE CAREER PLUS」がお届けする、職種ごとのキャリアパスをオープンにする企画。
今回のテーマは「営業未経験からリクルートへのキャリアパス」。営業力が強い会社として著名なリクルート。難関企業ではありますが、実は営業未経験者にも採用の門戸を開きキャリアアップの機会を提供しているのはご存知でしょうか。
ONE CAREER PLUSの転職体験談をもとに、営業未経験者がリクルートへ挑戦する理由や目指し方/キャリアパスを解説します。
※本記事は、リクルート社の転職データを100件以上知るキャリアアナリストが監修しています。
営業未経験者が転職を考えるきっかけ
営業未経験者が転職を考えるきっかけは下記4つの傾向がありました。
- 将来のキャリア形成が不安
- 難しい仕事に挑戦してスキルアップをしたい
- 年収をあげたい
- ワークライフバランスを整えたい
実際にONE CAREER PLUSの転職体験談では下記のような声が集まっています。
前職では、アルバイトでもできるような業務内容でしたので、もっと個人の裁量の大きい責任感のある働き方がしたいと思ったことがきっかけです。
年収アップと将来的なキャリア形成を考えて。販売員から店舗マネージャーになるもしくは年収は下がるが本部勤務しか選択肢がなかった。現場では肉体労働や暇でも立ちっぱなし、仕事ができるようになればなるほど残業が増える状況。もちろん給料は変わらないため、人や勤務地には恵まれていたが今後のキャリアを考えて転職を決める。
営業時間が長く、夜中のシフトや早朝シフトなどもあり生活が不規則だったため、この仕事をずっと続けていくことが考えられず転職を考えた。
自分自身を人として、ビジネスマンとしてより成長させていきたいと考えたから。前職で業務をする中で、民間の社会人のほうが求められるスピード感や提案力のレベルが高いと感じた。(民間で働く友人や仕事の取引先と接する中で感じた。)公務員はどうしても利益を追求する体制ではなく、スピードやクオリティが民間と比べて劣るため、より難易度の高い領域に挑戦したいと考えたから。
社会人4年目の時に、このまま同じ職場にいても視野が広がらずキャリアを成長させていくことは難しいのではと感じる日々が続き環境を変えたい思いがきっかけでした。
未経験からの営業にチャレンジする際の企業選びのポイント
では、未経験から営業にチャレンジしたい場合どのように企業選びをすれば良いのでしょう。
実は、未経験でも「営業職になる」こと自体はそれほどハードルが高くありません。売上をつくる役割を担う営業職はどんな企業にとっても必要な存在であり、未経験でもポテンシャルがあるならば採用したいと考える企業が多いからです。
「営業になる」ことは簡単だからこそ、企業選びで注意したいのは「その先のキャリアの広がりが見込めるか」という中長期的な視点です。具体的には、「市場価値の高い営業にスキルアップできるチャンスがあるか」「体系的な営業としての学びが得られるか」「働きやすい仕組みが整っているか」といった点です。
実際に転職した人の声をみても、下記のような転職軸を掲げている方が多くいました。
①知名度が高い企業で自身のスキルを積めること
②自身の興味分野の中でスキルを積むこと
③企業文化としてワークライフバランスの優先度が高いこと
きちんと仕事と休みのバランスがとれるようにワークライフバランスは重視しました。また、自分で裁量を持って仕事できるということと、営業未経験だったのできちんと学べる環境か、成長できるのかという点も重視していました。
スキルが身に付く、転職する際に有利になる企業や業界、年収アップ。未経験でもできるようになる教育制度、福利厚生が充実している企業を探していた。
こうしたニーズを持つ人に選ばれているのが「リクルートで未経験から営業にチャレンジするという」選択肢。リクルートが転職先として営業未経験者に人気なのは主に下記の理由からです。
- 単純なモノ売りではなく、企画/ソリューション要素の強い難易度の高い営業を経験できるため、その先のキャリアの選択肢が広がる
- 大手企業ならではの、育成の仕組み、福利厚生といった働きやすさがある
転職実例でみる:未経験からリクルート×営業へのキャリアパス
実際にONE CAREER PLUSには、多種多様な職種/企業からリクルートの営業職に転職している体験談が寄せられていました。
【from:アパレルの販売・接客】
【from:飲食・小売の接客・店長】
【from:公務員】
【from:その他職種】
特に多かったのはアパレルや小売での販売/接客の経験がある方です。また、キャビンアテンダントやブライダルプランナーなどきめ細やかな接客が求められる職種の方もコミュニケーション力が買われて採用されているケースがあります。
面接の際には、現職の中で顧客折衝した経験や数字成果をあげた経験などをアピールできると良いでしょう。
リクルート入社後のキャリアパスは?
営業未経験から、リクルートに入社した後のキャリアはどのように広がっていくのでしょうか?
もちろん年齢や転職タイミングにもよりますが、リクルートで「無形商材の営業」としての経験を2−3年積み、きちんと成果を出していれば、その先は業界/企業規模を問わず、営業職を採用したい会社から好意的にみられることは多いでしょう。
営業未経験者の採用を積極的に行っている旧リクルートライフスタイル社から、採用難関大手/メガベンチャー企業への転職事例がONE CAREER PLUSにはいくつも寄せられていました。
他にもリクルートで営業を経験した方のキャリアパスはこちらの記事からもご覧いただけます。
受ける前に知っておくべき、雇用形態のポイント
ここまでで営業未経験から、リクルートへ挑戦する魅力について事例をもとにお伝えしてきました。ただ実際に選考を受ける前に、注意すべきポイントもあります。それは雇用形態についての理解です。
リクルートの雇用形態はGE社員、SE社員、KS社員という3つの分類があります。このうち営業未経験者で採用が活発なのは、契約社員にあたるKS社員です。KS社員は基本的に「3年(最長3年半)」の有期雇用契約で働くことになります。
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・よくある質問1:なぜ未経者を契約社員で採用しているのか?
リクルート出身の起業家などが多くいるように、同社はこれまで数多くの優秀なビジネスパーソンを輩出してきました。同社で働く人たちも「営業だけを長く続けたい」人が多いわけではなく、次のステップを見据えています。
「これから営業として成長し、あらゆる業界で活躍できるビジネスパーソンになりたい」という意欲がある人に対して挑戦機会を提供する意図で、リクルートの契約社員採用枠では、集中して自分を磨く期間として敢えて「3年」という期限を設けています。
・よくある質問2:入社した時に「契約社員」として扱われるのか?
契約社員であっても、任される業務は正社員と同等の内容です。条件面についても、年間145日の休みや、首都圏における初年度の平均年収は400万円超えなど、同社の正社員や他企業との正社員と遜色ない待遇・福利厚生が整っています。
実際に入社した方の声によると、「同じ仕事をしているので、入社してしまえば誰が正社員なのか契約社員なのかわからない」ぐらいとのこと。内情については、リクルート社の支援経験が豊富で、入社後の様子についてもよく知るキャリアアナリストから詳しい情報をお伝えすることも可能です。
・よくある質問3:「契約社員」の市場価値ってどうなの?
市場価値を考えるうえで、前提として捉えておくべきことは「市場価値は雇用形態といった肩書きではなく、業務経験や実績によって決まる」ということ。
リクルートの営業職の業務内容と市場で評価される点は下記のように整理できます。営業未経験者がリクルートに入社した場合、このうちの「SMB/店舗向け」にあたる業務を任される可能性が高くなります。
無形商材の営業として、新規開拓を行ったり、メディアを活用した集客の提案をしたりする経験はIT/SaaS業界のインサイドセールスや、メディア/広告領域の企画営業、人材業界といったその他無形商材の営業など幅広く転用が可能なスキルとなります。
引用元:【データ100件超】リクルート×営業からの転職・キャリアパス
また公式採用サイトの情報によると、契約社員の3年期間満了後の選択肢は、約3割がSE社員(正社員)に転換。約7割が他社へ転職しています。転職先での職種は、営業はもちろんのこと、企画や広報、マーケティングといった新たな職種に挑戦する方もいるそうです。
※注意※陥りがちな面接NGパターン
未経験から採用されている事例が多数あるとはいえ、リクルートは難関企業であり、面接を突破するには質問の傾向やリクルートの企業理解を深めたうえで臨む必要があります。
同社の採用面接の特徴は下記のようなポイントがあります。
引用元:【リクルート編】中途面接前に必ず対策すべき質問とは?選考通過者インタビューを基に解説!
こちらの詳細や、未経験からの営業チャレンジにおいて「陥りがち」なよくある面接NG事例について知り、万全な面接対策をしたい方は、ぜひONE CAREER PLUSのキャリア面談へ。リクルートの転職について100件以上の転職データを知る、キャリアアナリストがお答えします。