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外資ITの40代の年収は? 外資系企業と日系企業の違い、クチコミを紹介

外資IT業界でキャリアを重ねる40代にとって、年収は大きな関心事ではないでしょうか。「これまでの経験を活かして年収アップは可能なのか」「日系企業とはどのくらい違うのか」といった疑問を持つ方もいるでしょう。40代はキャリアの成熟期であり、収入だけでなく、裁量権や長期的に健康で働ける環境も重視する時期です。


本記事では、ワンキャリア転職の独自データやクチコミをもとに、外資IT業界における40代のリアルな年収事情、日系企業との違い、そして高年収を実現するためのポイントを解説します。





1.【クチコミから】外資IT業界の40代年収相場とは?


1-1.【ワンキャリア転職独自データ】40代・外資系社員のリアル年収事情と職種


ワンキャリア転職に寄せられたクチコミを分析すると、40代の外資IT社員は高い年収水準にあることがわかります。実際に、40代で外資IT企業に勤務する社員からは、以下のような年収に関するクチコミが寄せられています。


  • 日本IBM 41歳 マネージャークラス:年収1500万円
  • VMware 42歳 インフラエンジニア:年収1000万円 
  • 日本IBM 47歳 リーダークラス:年収1030万円 


これらの事例からも、40代で外資IT企業へ転職し、年収1000万円以上を得ることは十分に現実的な目標であると言えるでしょう。




2.外資系と日系企業の年収・待遇の違い


2-1.給与体系と昇格・昇進の仕組みの違い|年功序列中心 vs 成果主義


外資系企業と日系企業では、給与体系や昇進の仕組みに大きな違いがあります。日系企業が年功序列中心なのに対し、外資系企業は完全な成果主義を導入していることが多いです。


給与体系

日系企業では基本給やボーナスが年齢や勤続年数に応じて決まる傾向がありますが、外資系企業では成果によって決定されます。外資IT企業の年収は、ベース給与(基本給)に加え、インセンティブ(ボーナス)、株式報酬(RSUなど)で構成されるのが一般的です。


昇格・昇進

日系企業では年次に応じて緩やかに昇格していくのが一般的ですが、外資系企業では実力次第で年齢に関わらず昇格が可能です。


実際にセールスフォース・ジャパンの社員からは「実力によって評価してもらえる社内制度があること。実際に実績に応じたプロモーションを行ってくれる印象あり」といった声が寄せられています。



2-2.外資ITで高年収を得るポイント


40代で高年収を得るためには、いくつかの重要なポイントがあります


1.  営業職でのハイパフォーマンス

特にエンタープライズ向けの営業職は、取引額が大きいため高額なインセンティブが期待できます。セールスフォース・ジャパンでは、トップパフォーマーは年収2000万円以上の報酬を得ることも可能です。


2. 昇格・昇進

より上位の等級やマネジメント層に昇進することで、大幅な年収アップが期待できます。40代では、これまでの経験を活かして管理職ポジションに就くケースが多く見られます。


3.  株式報酬の活用

 アマゾンジャパンなどでは株式報酬(RSU)の比率が高く、業績や株価によっては年収が2000万円を超えることもあります。アマゾンジャパンの社員からは、「実態はRSUの付与が大きく増える為、人によってはL6のVMで2000万円を超えることも可能」というクチコミがあります。




3.外資IT業界の職種別・年収比較


3-1.職種ごとの年収目安|年収2,000万円以上も現実的?



外資IT企業の年収は職種によって大きく異なります。40代の場合、シニアレベルや管理職としての活躍が期待されるため、高い年収レンジを目指すことが可能です。


営業職(セールス)

*   アカウントエグゼクティブ(AE):800万〜1500万円

*   エンタープライズAE:1200万〜2000万円以上


エンジニア・PM職

*   シニアエンジニア:900万〜1500万円

*   テックリード/エンジニアリングマネージャー:1200万〜2000万円以上


マーケティング職

*   マーケティングマネージャー:800万〜1200万円

*   マーケティングディレクター:1000万〜1500万円


特に高収入が期待できるのはエンタープライズAEやエンジニアリングマネージャーといった職種で、年収2000万円以上も現実的な目標となります。




まとめ|40代で外資ITの年収を伸ばすためのヒント


40代で外資IT企業に転職し、高年収を実現することは十分に可能です。しかし、そのためには戦略的なキャリア設計が不可欠です。本記事で解説したポイントを以下にまとめます。


1.  成果主義への適応と実績のアピール

外資IT企業では成果が評価のすべてです。これまでのキャリアで培った専門性やマネジメント経験を活かし、即戦力として貢献できることを具体的に示すことが重要です。


2.  上位職種・管理職を目指す

年収2000万円以上を目指すのであれば、エンタープライズ営業やエンジニアリングマネージャーといった、高い専門性やマネジメント能力が求められるポジションを狙う必要があります。


3.  年収以外の価値観も重視する

40代の転職は、キャリアの方向性を見つめ直す転換点でもあります。年収だけでなく、ワークライフバランスや企業カルチャーとのフィット感など、長期的な視点で自分に合った環境を選ぶことが、後悔のないキャリア選択につながります。


40代はキャリアの集大成であり、新たな挑戦の始まりでもあります。自身のスキルと経験を客観的に見つめ直し、戦略的にキャリアプランを描くことで、外資IT業界で年収を大きく伸ばすことができるでしょう。


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