船井総合研究所からの転職体験談(財務・会計コンサルタント/男性/20代)
20代 | 男性
財務・会計コンサルタント
社会人歴 | 5〜10年 |
---|---|
退職時の職種 | 財務・会計コンサルタント |
退職時の役職 | 係長・リーダークラス |
入社先の職種 | 財務・会計コンサルタント |
入社先の役職 | 役職なし |

船井総合研究所
財務・会計コンサルタント,係長・リーダークラス
転職を考えた理由・きっかけ
以下の通り。 ①担当する企業規模を上げ、知識を充実させたかった 前職も財務コンサルタントという名前で仕事をしていたものの、支援対象となる企業は大きくても年商30億程度の企業様で、どうしても支援がパターン化することが多かった。企業規模が小さいからといって面白さや価値が下がることは全くないが、自分が30代になっても少ない知識を切り売りするだけの人材になるのは問題があると思い、いったん大手企業への組織的な支援実績を作るために転職を決意した。 ②ガバナンスのきいた組織に移りたかった 前職のコンサルティング会社はガバナンスが非常に甘く、違法でなければなんでも勝手にどうぞという社風で、コンサルティングではなくパッケージ営業で数字を稼いでいる人も多かった。また、毎年のように実力のあるメンバーが退職しており、残された限りある新卒のリソースで質の低いパッケージビジネスを展開する傾向が強まっており、自分が目指す方向感とのずれが大きくなったため、転職を決意した。 また退職者が多くなっていたことで、ややこしい案件や面倒な仕事を押し付け合う傾向も強まっており、そのようなメンバーが上席になっていく構造にも強い疑問があったため、自らが転職して環境を変えるしかないと考えた。 ③尊敬できる人がいなかった 所属部署のメンバーが年々退職していく中で、自分が歯を食いしばってハードワークに耐え、このまま所属していれば年々昇格していくことも目に見えていた一方、自分がスキルを盗めるメンバーがすでにいなくなっており、モチベーションを保つことが難しくなってしまった。自分はまだ20代で何をなした人間でもないのに、育成・マネジメントの領域に入って偉そうになってしまうことに強い危機感を覚えた。
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転職活動で重視したポイント
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転職活動で重視したポイントの詳細
以下の通り。 ①クビになっても食うに困らないような知識を得られる組織 個人の時代が進んでいく今後、会社に依存する状況ではどんどんキャリアが先細ってしまう危機感がある一方、起業するほどの能力・度胸がなかったため、最低限クビになったとしても箔や経験で何とか食べていける経験・スキルが身につく企業がどこなのかという視点で探した。 ②ガバナンスがきいている組織 理不尽な評価体系や、面倒な仕事の押し付け合い、山賊の山分け・声の大きな人が勝つような属人性が強い組織ではなく、一定の属人性はあっても、最低限の就業ルールや規律が守られている組織を探した。
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転職で役立ったこれまでの経験
スキル面では全くと言ってよいほど経験は役立たなかったものの、海千山千の中小企業経営者に、ほぼ1on1で相対してきた経験は、自身の人間性など定性面に大きなプラスを与えてくれたと思う。 また、転職先のメンバーは総じてピカピカの経歴を持っており、頭の良い人の集団のなかでしか生きたことがないと思われる人が多いため、ファーム内の常識の基準が世間一般に比べて極めて高く、異質であると感じている。その点で、日本全国を飛び回って海千山千の人間の生き方を見てきた経験は、仮に現職で評価されないものであったとしてもいち個人として貴重な体験であり、本当の意味での「常識」の観点を身に着けることができたのではないかと思う。 繰り返しになるが、定量的なスキルは個人で努力して身に着けたもの以外は全くと言ってよいほどなく、現職で非常に苦戦しているのが現実。
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転職時に検討した企業
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