マクロミルの強み・将来性・社員の魅力

マーケティングリサーチのみでは生き残っていくことはできない（既に業界全体的にそのような認識である）。 新たに開始した「ライフサイエンス事業」「データ利活用事業」で、どれだけ成長できるかにかかっていると思う。

・当時からすでにマーケティングリサーチ業界は飽和しており、サービスは似通っていて競合との厳しい価格競争の状況にあった。一般的に大きな成長や新たな革新は無いと思われている。 ・しかし業界においてマクロミルだけはこの周囲の想像に反し、増収増益と成長を続けていた。これは当時の経営陣に先見の明があった結果と思われる。 ・インターネットマーケティングリサーチ自体に大きな進化や変化がないことは想像に難くない。以前よりデータの信憑性、バイアスへの懸念は存在していたし、今もそれは変わらないはずである。

【事業の強さ・今後の方向性】 経営幹部の皆様が方向性について議論をなさり打ち手を講じていることを知っているため、強さとしてはかなり堅固だと思います。 今後のバリューを考えた際に、リサーチ業界のBIC4とグローバル市場でどのように手を組み、展開していくか？が重要になると思います。

マーケティングリサーチ業界自体は成長が鈍化している状況ではあるが、新型コロナウイルスで生活ががらっと変わった点からも、リサーチの需要は引き続きあると考えられるため、安定して需要に応えられるような人材育成や人材の定着が重要なのではと考えます。

新たなツールが次々と出現する中、マクロミルのような調査会社のリサーチは不要とされるのではないか、とはずっと言われており実際に別の手法に切り替える顧客も多いのではないかと思う。ただし、アンケートデータというWEB解析とは異なる実際の「顧客の声」は非常に有効であるため、より活かせるのではないかと思う。（すでに取り組んでいるとは思うが）