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製造業コンサルタントとは?主要ファーム一覧・業務内容やキャリアパスをクチコミから徹底解説

製造業コンサルへの転職を検討している方へ。製造業のDX・自動化が加速する今、専門的な知見を持つ製造業コンサルタントへの需要が高まっています。


一方で、「実際どんな仕事をするのか?」「キャリアは広がるのか?」と悩む方は少なくありません。


本記事では、ワンキャリア転職の独自データと現役コンサルの声をもとに、

  1. 製造業コンサルの仕事内容
  2. どんな人が向いているのか?
  3. 製造業コンサルのキャリアパス

を解説します。


「製造業コンサルに向いているか知りたい」「次のキャリアでコンサルを検討している」方が最短で全体像を理解できる内容です。まずはここから押さえてください。





1. 製造業コンサルタントとは?仕事内容をわかりやすく解説


製造業コンサルティングとは、製造業が抱える様々な課題に対して専門的な知見を提供し、課題解決を支援するサービスです。


近年、製造業ではDXの推進や人手不足への対応など、さまざまな課題が生まれており、自社のみで課題を解決することが難しい場合に、製造業に精通したコンサルティングサービスが活用されています。

(参考)アットフィールズテクノロジー 株式会社HP


1-1. 製造業コンサルに強い主要ファーム一覧(総合系・戦略系・その他)


製造業コンサルティングを提供する主要企業は、以下のカテゴリーに分けられます。


総合系コンサルティングファーム

  1. デロイトトーマツコンサルティング
  2. PwCコンサルティング
  3. KPMGコンサルティング
  4. EY Japan
  5. アクセンチュア
  6. アビームコンサルティング
  7. 日本アイ・ビー・エム(IBM)
  8. 株式会社日立コンサルティング


戦略系コンサルティングファーム

  1. マッキンゼー・アンド・カンパニー
  2. ボストン コンサルティング グループ(BCG)
  3. ベイン・アンド・カンパニー
  4. A.T. カーニー
  5. ローランド・ベルガー
  6. アーサー・ディ・リトル(ADL)


その他の主要企業

  1. 株式会社ジェムコ日本経営
  2. ワクコンサルティング株式会社
  3. 株式会社Pro-D-use
  4. 横河電機株式会社


1-2. 製造業コンサルの役割とは?実際の業務内容とプロジェクト事例


製造業コンサルティングの具体的な案件事例として、製造業分野に強みを持つアーサー・ディ・リトル・ジャパン(ADL)とBIG4の一角であるKPMGコンサルティングの実際のプロジェクトを紹介します。


ADLの事例①

ADLは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」における「商品情報データベース構築のための研究開発」に参画しています。

このプロジェクトでは、ロボットが人工知能(AI)を活用して効率的に商品画像を認識し、小売店における入荷検品・棚卸しや商品の陳列、決済などを自動化するための商品情報データベースを構築します。

ADLは主に技術基盤へのデータ提供と利用事業者からの要求の整理、商品情報データベースの構築支援、データの共有に向けたビジネスエコシステムおよびサービスモデルの構築支援を担当しています。

(参考)ADL公式HP(小売店の「ロボットフレンドリーな環境」の実現に向けてNEDOの商品情報データベースの研究開発に参画)



ADLの事例②

ADLとヤマハ発動機の協業事例では、持続可能なモビリティ社会実装を目指し、新しいファイナンススキームである「ソーシャルインパクトボンド(SIB)」を適用する検討を行っています。

グリーンスローモビリティー(GSM)導入による高齢者の行動変容や健康増進効果の定量化、CO2排出量削減効果を成果指標に取り入れることで、電動モビリティの普及を目指すプロジェクトです。

(参考)ADL公式HP(アーサー・ディ・リトル・ジャパンとヤマハ発動機がモビリティ分野への「SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)」適用に関する協業を開始:持続可能なモビリティ社会実装を目的とし、新たなファイナンススキームの導入目指す)



KPMGコンサルティングの事例①

KPMGコンサルティングが支援した大日本印刷株式会社の事例では、製造業務委託取引の電子化に挑戦しました。同社は"一品一様"の製品を扱うため、協力会社への発注や管理プロセスが複雑でした。コロナ禍を契機に、生産管理部門のリモートワーク実現のため、協力会社との取引を電子化する全社プロジェクトを実施しました。

プロジェクトでは、Web-EDIのSaaS利用による導入を志向し、2021年11月に15社の協力会社から開始して、2022年3月時点では150社が接続、2022年末には5,000社まで拡大し、年間取引約50,000件中の45,000件、つまり9割が電子化されました。

(参考)KPMG公式HP(Case Study : 大日本印刷株式会社)



KPMGコンサルティングの事例②

日本化薬株式会社の事例では、「システムや業務、IT組織改善を含む3ヵ年先を見据えたIT戦略」を策定し、その計画を実行・具現化する「IT基盤強化」を展開しました。

姫路工場を先行実践モデルとして、設備の計器類の目視記録を手書きで記入するなどのアナログな業務を根底から見直し、ITを利活用しながら生産性を向上させる業務改善を実施しました。

(参考)KPMG公式HP(日本化薬株式会社)


1-3. 製造業コンサルの年収目安


製造業コンサルタントの年収目安を、前項(1-1)でご紹介したカテゴリーごとに紹介します。


1-3-1. 総合コンサルティングファーム


ワンキャリア転職が行なった独自調査によると、総合コンサルティングファームの年代別の年収相場は以下の通りです。


\総合コンサルの若手・年収水準早見表/

アソシエイト~シニアアソシエイト

入社1~3年目相当

年収420~700万円

コンサルタント・シニアアソシエイト

入社3~7年目相当

年収600~1,300万円

シニアコンサルタント・マネージャー

入社3~7年目相当

年収800~1,500万円

マネージャー〜シニアマネージャー

入社7~10年目相当

年収1,200~2,000万円


まず20代前半(22~25歳)の場合、新卒や第二新卒入社でアナリスト・アソシエイトでスタートし、年収は420~700万円程度となっています。


20代後半(26~29歳)になると、昇格が順調な場合、シニアコンサルタントやマネージャー相当に到達し、年収は800万~1,500万円程度まで上がります。コンサルタント・シニアアソシエイトで600~1,300万円、マネージャーで1,000~1,500万円のレンジとなります。


30代前半になると、マネージャー~シニアマネージャーなどに昇格すれば1,200~2,000万円超も射程圏内に入ります。ただし、昇格スピードは個人評価やファームの評価制度によっても大きく異なります。




1-3-2. 戦略コンサルティングファーム


ワンキャリア転職が行なった独自調査によると、戦略コンサルティングファームの年代別の年収相場は以下の通りです。


\戦略コンサルの若手・年収水準早見表/

アソシエイト~シニアアソシエイト

入社1~3年目相当

年収600~1,200万円

シニアアソシエイト〜コンサルタント

入社3~7年目相当

年収1,000~2,000万円

マネージャー

入社7~10年目相当

年収2,000~3,000万円


アソシエイト~シニアアソシエイトレベル(入社1-3年目)で年収600~1200万円、シニアアソシエイト・コンサルタントレベル(入社3-7年目)で年収1,000~2,000万円、マネージャーレベル(入社7-10年目)で年収2,000~3,000万円程度が一般的です。





2. どんな人が製造業コンサルに向いている?実際の転職理由を紹介


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ワンキャリア転職編集部

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