NTT西日本の企業文化・社風

手堅く売り上げを伸ばすこと、トップをはじめとする経営層に前に倣えの姿勢で堅実な姿勢で課せられたミッションをクリアしていくことが、最終的に求められている役割だと思う。

突飛な発想や保守・安定かつ堅実な内容ではないチャレンジングな事業への考え方は基本的に受け入れられない。社員全員において保守的で堅実な事業によって、高い業績ではなく、小さな業績でもいいから安定した経営をする考え方を求められる。 昇進・昇格面談では経営に対する考え方を問われる場合があるが、上記のようにチャレンジグな発想で、安定・保守的な経営戦略ではないと感じられれば、深く突っ込まれて、文化が違うと思われるため、適さないと判断されやすい。 このような安定感を求めているため、ガツガツした風土はなく、評価においても定量評価の提示は必要なものの、どれだけのアウトプットをして、回りを巻き込み、アピールできていたかが重要であり、アウトプット内容は利益につながる貢献よりも仕事の効率化・品質改善で貢献した内容が重視され、評価される。 それもあって、インセンティブは全くない企業であるがゆえに、数字は多少悪くても、評価も悪くならないし、年齢を考慮して業績が高い人間よりも評価を得る場合もあるので、年功序列の根深い文化を払しょくすることはない。 ただし、建前や公的なアピールのために絶対評価や若手抜擢などを掲げてアピールしたがるので、モデルケースの人間は何人かつくるようにはする動きがあるので、大半の人間は年功序列の文化にのっかるものの、地頭が非常に良いと判断された社員は抜擢した昇進・昇格をしていくが、極めて少ない事例となる。

・非常に温和な企業 ・労働組合が強い為、非常に働きやすい環境がある。 ・育休や産休といった制度も活用可能

真面目で人当たりの良い人が多く、非常に保守的な雰囲気。質問をした際には親身に教えていただけることが多く、ライフワークバランスを重視している人が多い印象。

一言で言うとかなり保守的・前例主義的である。もともと国営企業であったことや、現在もNTT法で規制をかけられていることから、課長や部長など以上から上は保守的である。経営層や人事部もその点は課題視しており、近年は所謂尖った人材を採用するようにしているためか、ここ10〜15年以内に入社した若手層はフラットでチャレンジングな人が多いが、決定権がある課長や部長以上が保守的なため、金額の大きい施策や会社を大きく変える施策は、デメリットやリスクを強く懸念され承認されにくい。