豊田通商への第二新卒転職は本当に可能なのか、難易度や求められる人物像が気になる方も多いでしょう。トヨタグループの中核商社として安定した基盤を持ちながら、グローバルかつ事業投資色の強いビジネスを展開している点が豊田通商の主な特徴です。
本記事では、ワンキャリア転職に集まるクチコミや公式情報をもとに、豊田通商の第二新卒の転職可否・選考フロー・面接対策・年収レンジまで徹底解説します。
1. 豊田通商ってどんな会社?第二新卒が知るべき特徴まとめ
豊田通商は、1948年に設立された日本を代表する総合商社の一つです。トヨタグループの一員として、自動車関連分野をはじめ幅広い事業を展開しています。
本社は愛知県名古屋市にあり、国内に17拠点、海外には51ヶ国・131拠点を構えています。従業員数は約70,000人にのぼり、グローバルなネットワークを活かした事業展開を行っている点が特徴です。単なる「モノの取引」にとどまらず、事業投資・経営参画・新規事業創出まで担う点が大きな特徴です。
(参考)
事業内容・主力サービス
自動車関連事業を核としながら、以下の事業も軸に展開しています。(2025年12月時点)
- 金属(鉄鋼・非鉄金属)
- グローバル部品・ロジスティクス
- モビリティ
- エネルギー・化学品
- 食料・生活産業
- アフリカ事業
- デジタルソリューション・新規事業
(参考)
現在は日本だけでなく北米、中南米、欧州など世界各国に拠点を有し、そのグローバルネットワークを活かして幅広いビジネス領域で存在感を示しています。特に モビリティ・アフリカ・再生可能エネルギー・資源循環といった分野は、中長期の成長戦略における重点領域と位置付けられています。
たとえば豊田通商は成長戦略上、「再生可能エネルギー・エネルギーマネジメント」や「アフリカ」を重点分野に掲げ、アフリカ諸国で太陽光・風力・地熱発電などのインフラプロジェクトを積極的に推進しています。
トヨタグループの強みを活かしつつ新興分野にも力を入れている点は、第二新卒で目指す方も押さえたいポイントです。
(参考)アフリカで再生可能エネルギー事業を行う新会社を設立~アフリカにおける再エネ事業を新会社に集約し事業開発を加速~ | 豊田通商株式会社
豊田通商は総合商社の中でも「現場主義」と「人を育てる文化」が強い会社といわれます。トヨタグループのDNAを受け継ぎ、全社員が共有すべき価値観として「人としての誠実さや情熱」「現場に立ち現実に向き合う姿勢」「目の前の壁を乗り越え未来を創る挑戦心」を掲げています。
この現地・現物・現実を重んじる姿勢と挑戦を恐れない社風は、豊田通商の全社的な行動指針となっています。また同社の人事理念では、そうした価値観のもと現場で率先して進化をリードできる人材を採用し、育成する方針が明示されています。
(参考)豊田通商 | 社長メッセージ
トヨタグループ企業なのでグループのお作法を非常に重視する会社でグループの全体最適を重視そる。恐らく東京本社より名古屋本社の方がその傾向が顕著。東京本社の方が旧トーメンカラーが強く自由闊達だと思う。(豊田通商/中途/コーポレート部門)
企業カルチャー:現地現物現実
社風:カイゼンすることが好きで、効率悪くてもハンズオンで何かと管理したい企業文化(豊田通商/中途/不明)
2.豊田通商に第二新卒で転職できる?
結論から言えば、豊田通商に第二新卒で転職することは可能です。 豊田通商では公式に「第二新卒枠」という名称の募集は設けていませんが、最終学歴からの職務経験が2年未満であれば「新卒」として応募可能と公式に示されています。一方、職務経験が2年以上の場合はキャリア採用の対象となり、通年で中途採用が行われています。(2025年12月時点)
(参考)
豊田通商では、中途採用(キャリア採用)として重点事業本部およびコーポレート部門を横断的に採用する体制を公式に進めています。
豊田通商の人事担当者の回答によると、従来の商社経験者だけでなく、異業界出身者など多様なバックグラウンドを持つ人材を迎え入れていることが明言されています。今後も豊田通商はキャリア採用を一層強化する方針であるとしており、第二新卒を含む若手人材の応募チャンスが広がっていることが示唆されています。
(参考)
海外を視野に入れて営業として働きたいから。購買という内向けの仕事をずっと続けているイメージが湧かず、商品知識や海外含めたサプライヤーを動かしてきた実績を活かして、グローバルに自動車・部品を商う仕事がしたいと思った。将来的には、世界中でビジネスを自在に動かし社会課題を解決する社会企業家になりたかった。(豊田通商/中途/SCM)
業務内容のミスマッチと海外の事業現場で働きたいという希望の2つが理由です。データの収集や仮説の構築はコンサルでもできますが、筋の良い施策の決定、インプリ含めた戦略設計は、現場の課題感ありきで決まることが分かったので、現場を知らないままではできること、言えることが限られることにフラストレーションがありました。またクライアントは日本では豊富な知見がありある程度マーケティングの勝ち筋もわかっているが、海外ではわからないということが多く、海外知見も溜める必要性を強く感じていました。(豊田通商/中途/マーケティングコンサルタント)
2つあります。1つ目は多様性を受け入れる環境であるところです。異なる企業には、その企業ならではの長所が必ずあります。私が出向していた米国子会社は元々がスタートアップ企業で、データマーケティングやデジタル化に強みがあります。2019年の買収後も元々の人材をそのまま残すことでその企業の文化を損なわない形で成長させて来ました。御社の場合も、合併や資本参加の際に相手企業の特徴や企業文化を尊重し、それらを多様性として取り入れてきており、私もその考えに賛同しております。
2つ目は、長期的な目線でお客様と共に成長するというスタンスに魅力を感じているからです。商社によっては、買収したり出資する際には必ず売却することを前提として案件を実行している企業があることも認識しております。利益を上げる以上その考えも理解はできます。しかし私はそのような短期的な目線よりも、長期的な視野を持って出資していくという御社のスタンスは、最終的に企業の価値向上に繋がると考えています。
※その他では、アフリカという私にとって未知な世界で存在感があることで、好奇心も持ったこと、2030年までに脱炭素分野で1.6兆円もの資金を投資するなど、他社と比較して大胆な戦略を打ち出していることが挙げられます。御社で働くことはとてもチャレンジングになると確信を持っています。
※その他:他社と比較して、持分法投資損益の割合が低く、実際に事業へ主体的となって深く参画していることと読み取れます。(豊田通商/中途/自動車バリューチェーン事業開発部販売金融グループ)
3. 豊田通商の第二新卒の転職難易度は?
さらに・・・




