「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」
高市早苗首相のこの発言が流行語大賞となり、出社回帰の波が押し寄せた2025年。久しぶりの満員電車に揺られながら、柔軟な働き方が失われる懸念と向き合い、「ワーク・ライフ・バランス」を必死に意識した1年だったのではないでしょうか。
けれど、仕事と生活の狭間で、バランスを取ることに疲れてはいませんか?
2026年、私たちが提案したいのは「バランス」の、その先。仕事のために何かを犠牲にするのではなく、趣味も仕事も貪欲に楽しむ「美味しいとこ取り」の働き方です。
一見、仕事とは無関係に思える趣味への没頭が、巡り巡って最強の「キャリアの武器」になる。ワンキャリア転職がお届けする年末年始特集「ワーク×◯◯ シナジーのススメ」では、そのようなシナジー(相乗効果)を体現するビジネスパーソンたちにスポットライトを当てました。
さまざまな趣味(◯◯)を楽しむ姿から、2026年のキャリアのスタートダッシュを切るためのヒントを見つけてください。
ワーク(仕事)とのシナジーが生まれる、7つのラインナップ
1.コスプレ:プロジェクトマネジメント力が鍛えられる
「締め切りを守れない人は呼ばれない」コスプレを続ける人には優秀なビジネスパーソンが多い!?【「ワーク×コスプレ」シナジーのススメ:前編】
「コスプレ界隈には優秀な人が多い」と語るのは実業家のハヤカワ五味さん。華やかな趣味の世界の裏側にあったのは、徹底した予算管理とスケジュール調整、そしてチームビルディングでした。プロジェクトマネジメント力を鍛えたい人に知ってほしい、「遂行力」の磨き方に迫ります。
2.クルマ:AIでは分からない「究極の一次情報」を手に入る
「クルマのおかげで世界は広がった」澤円の「ボクとクルマのステキな関係」【「ワーク×クルマ」シナジーのススメ】
「プレゼンの神様」と呼ばれ、ITやマネジメントの領域で活躍する澤円さんは、あらゆるビジネスに通じる重要な要素に「一次情報」と「抽象化」を挙げます。趣味のクルマに乗り続けることで、どのような「究極の一次情報」に辿り着いたのか。AI時代に活躍するヒントが詰まっています。
3.旅行:キャリアチェンジを成功させるヒントに
アナウンサーからスタートアップへ!旅が教えてくれた「未知の世界」に飛び込む面白さ【「ワーク×トラベル」シナジーのススメ:前編】
2026年は新しい仕事に挑戦したい。そう考える人に届けたいのが、株式会社令和トラベルの大木優紀さんのストーリー。アナウンサーから旅行業界へと大きなキャリアチェンジをした背景にも「旅」が密接に関わっていました。キャリアチェンジを成功させるための旅行の活用法に迫ります。
4.銭湯:ヒット企画が思いつく
ヒット企画は「湯船」で生まれる。クリエイティブでいるために私は銭湯に通い続ける【「ワーク×銭湯」シナジーのススメ:前編】
事業や企画のアイデアが思いつかない。そんな人におすすめしたい場所が銭湯です。「16タイプスタジオ」などの人気Webサービスを手掛ける関口舞さんが、銭湯沼にはまってで気が付いた、アイデア創出の意外な効能を語ります。
5.ランニング:仕事にギアをもう1段階上げる
スタートアップで“長期戦”に挑む僕が、マラソンという“短期決戦”に熱狂する理由【「ワーク × ランニング」シナジーのススメ】
「『仕事は順調だけど、どこか物足りない』と感じていたら、ランニングをおすすめしたい」。そう語るのは、30歳を超えてランニングを始めたNstock株式会社の松田佳大(みんみん)さん。走り続けた先にある、仕事への変化とは。
6.カレー:人脈が広がっていく
仕事と趣味を分けなければ、人生は広がる【「ワーク×カレー」シナジーのススメ】
人脈を広げる最強ツールとなるのが、カレー。株式会社unname代表取締役の宮脇啓輔さんも「カレー作りがメディアとなっていろんな機会と人を結びつけてくれた」と振り返ります。カレーがキャリアにもたらす長期的なメリットを紐解きます。
7.ダンス:仕事のプレッシャーを跳ね除ける
起業のプレッシャーは、ダンスで吹き飛ばす。私が今も踊り続ける理由【「ワーク×ダンス」シナジーのススメ:前編】
日々プレッシャーと戦うビジネスパーソンにとって、「自分で支配できる」身体表現ダンスは最強のメンタルケアになります。株式会社CORE代表取締役の尾崎莉緒さんに、起業の困難をダンスとともに乗り越えてきた過程を聞きました。
2026年、キャリアのスタートダッシュを切るなら
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