2026年は「ワーク・ライフ・バランス」から「ワーク・ライフ・シナジー」へ。一見仕事と無関係な趣味への没頭が、巡り巡ってキャリアの武器になる。そんな「一石二鳥」な働き方を提案する本特集。
今回お話を伺ったのは、実業家のハヤカワ五味さん。大学在学中に起業し、複数のD2Cブランドを成功させた後、現在は生成AIの領域でも活躍されています。
そんなハヤカワさんが、仕事と同じくらいの熱量を注いでいるのが「コスプレ」。一見、ビジネスとは無縁に見える趣味ですが、実は「コスプレ界隈には優秀な人が多い」と言います。その意外な関係性について語っていただきました。
「好きな作品について語りたい」その思いに導かれた居場所
私がコスプレを始めたのは中学生の頃です。もともとアニメや漫画が好きだったんですが、当時はまだそこまでオタク文化が一般的じゃなかった。だから、アニメの話とか自分の好きな作品の話ができる機会ってすごく少なかったんです。
そんな時に実家の近くで偶然コスプレのイベントが開催されていて。単純に人がいっぱいいて楽しかったですし、ここなら自分が好きな作品の話ができる。そう思って引き込まれていきました。
起業していた20代など離れていた期間はありつつも、もう10年以上続けています。先日仕事でアメリカに行った時に、コスプレのイベントに寄って現地のレイヤー(コスプレイヤー)と交流したこともありました。来年以降は、海外のコスプレイベントにももっと参加できたら、なんて思っています。
「作る」ことで満たされる、クリエイティブな欲求
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