ROIC経営やステークホルダー経営といった原則を前職のホテルでも経営計画の作成や進捗管理において取り入れていたので、少しは経営の心得があるつもりだった。しかし、実際に戦略コンサルとしての案件に入ってみると、既存の知識やフレームワークをそのまま使うことは少なく、未知の課題を解決する案件が多かった。それよりも、前職で一従業員としてお客様の満足を第一に立ち振る舞いや考え方を磨いたことや、会社全体に展開するフィロソフィーを考え、その浸透のために様々な部署を巻き込みながら、PJを推進していった経験が、現職で役に立っている。
