JFEスチールの社員のクチコミ一覧

高炉を抱えた装置産業であり参入障壁が高い業界ではあるが、近年は中国の鉄鋼メーカーの台頭や原料価格の高騰もあり安定した業績を上げられる事業とは言えなくなっている。 外部要因だけでなく、設備の老朽化や業界の人気が下がり採用が難しくなっていること、製造・保守を長年見ていた現場社員の一斉退職などが重なり、今後の事業には多くの困難が予想される。

どのような案件でも数ヶ月～数年かけて計画～実行～稼働までを一貫して担当するため、やりきったときの達成感が非常に大きい。自社の製造現場を自分たちで建設・改善するため、当事者意識や責任感を強く持って仕事をすることができる。

残業すればかなりの給与にはなるが、勤務内容の過酷さを考えると割に合っていないと感じる。賞与額は会社の収益に大きく影響を受けるが、最低保証額が決まっているため安心感はある。

始業・終業時間は原則変えられないため勤務時間に自由度はほとんどないと言って良い。定期修理で休日勤務や超長時間勤務することがあれば、振替休日を取ることはある。

意思決定がドップダウン、縦割り組織、社内のルールが多い、中途採用者が少ないといった良くも悪くも日本の大企業らしい文化をもっている会社。製造現場に関わる多くの部署・担当者と協調しながら仕事を進められることが求められる。 製造ラインは24時間稼働しており、製造量を増やせば増やすほど収益が上がるため、設備停止トラブルや定期修理時間の延長に非常に厳しい。設備老朽化が進んでいるのにも関わらず補修費や補修時間を削ることが多いため、保守の手がまわらないことに起因するトラブルによって現場が疲弊している印象がある。 安全に対する意識は製造業の中でも非常に高い。安全に関するルールは増える一方であり軽視することはできないため業務を圧迫している。 近年は対面・書面ベースの業務フローがデジタル化されつつあり業務効率化が進んでいる。

重厚長大産業である印象と裏腹に細やかな制御、高度な自動化を行っており、技術的に面白い製造現場であったため。入社して製造現場のことをよく知るにつれて、想像よりもさらに高度な技術が用いられていると感じた。

成長できる環境てあるが、業界事体の逆風が強く、展望はよくないと思う。今後は、環境問題に強く取り組むと経営方針で話していた。

自分で実行意欲があれば、予算も自由に使えるし、他部署との調整次第でやりたい事も実現できる。意欲があれば、どんどん成長できる会社。

時短勤務、フレックスタイムは柔軟に活用できる環境が整っている。ただ、上司判断で活用のしやすさが変わってくるので、上司次第ではある。

社会的な信用に直結する為、法令遵守に厳しい。工事を行うにも複数種類の書類が必要で、他部署への伺いも必要。風通しは、比較的良いと感じていたが、周囲の人で風通しが悪いと言う人も多数いた。

大企業であり、福利厚生が厚い為入社した。今振り返ってみても、妥当であったと感じる。周囲も福利厚生が良いと、言う声が多数ある。