「デロイト トーマツ コンサルティングに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではデロイト トーマツ コンサルティングの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
- 1:デロイト トーマツ コンサルティングの企業情報・事業内容
- 1-1:会社概要
- 1-2:事業内容
- 1-3:業績
- 2:デロイト トーマツ コンサルティングに関するよくある質問
- 2-1:年収の構成は?
- 2-2:キャリア入社の場合の等級は?
- 2-3:昇給のスピードは?
- 3:デロイト トーマツ コンサルティングにキャリア入社するには?
- 3-1:デロイト トーマツ コンサルティングへの転職傾向
- 3-2:デロイト トーマツ コンサルティングで評価される人の特徴
- 4:デロイト トーマツ コンサルティングの選考情報
- 4-1:デロイト トーマツ コンサルティングの選考フロー
- 4-2:デロイト トーマツ コンサルティングの面接傾向と実際の質問例
- 5:デロイト トーマツ コンサルティングへの入社について、キャリアのプロに相談する
- 6:各業界の年収記事はこちらから
- 7:ワンキャリア転職の紹介
1:デロイト トーマツ コンサルティングの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
- 設立日:1993年4月
- 代表者:神山 友佑、長川 知太郎(代表執行役)
- 所在地:東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 丸の内二重橋ビルディング
- 資本金:500百万円(2018年5月末現在)
- 従業員数:5,111名(2024年5月31日現在)
1-2:事業内容
デロイトトーマツコンサルティングは戦略策定から実行支援まで、幅広い分野にわたる専門知識を活かし、クライアントの課題解決をサポートします。特にデジタルトランスフォーメーション(DX)、サプライチェーン、リスク管理、財務戦略などの分野で強みを持ち、グローバルなネットワークと先進的なアプローチを活用して、企業の成長と変革を推進します。
(出典)コーポレート情報|デロイト トーマツコン サルティング
1-3:業績
デロイト トーマツ グループ全体の2023会計年度(2022年6月~2023年5月 以下、FY23)の業務収入は前年度(FY22)比で約7%増の3,345億62百万円となりました。内訳としては、監査法人(監査・保証業務、リスクアドバイザリーの一部)が1,428億45百万円(前年比3%増)、コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリー等グループ会社合計が1,655億53百万円(同14%増)、税理士法人・弁護士法人等グループ会社合計が261億64百万円(同9%減)でした。
(出典)FY23の業績|デロイト トーマツ コンサルティング
2:デロイト トーマツ コンサルティングに関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
年収はベース給与と賞与から構成されており、デロイトでは裁量労働制が採用されています。これにより、月33時間分の残業代が月額の基本給に組み込まれて支給されます。
賞与は年に2回支給され、会社の業績・個人の評価にもよりますが、平均的な業績・評価の場合、月給の6カ月分程度が支給されることが見込まれます。
2-2:キャリア入社の場合の等級は?
キャリア入社の場合、未経験者はコンサルタントから、ファーム経験者はシニアコンサルタントから始めることが多いです。マネジャー以降の等級についても、経験次第でキャリア入社の入り口が用意されています。
2-3:昇給のスピードは?
上位等級への昇格スピードの目安は以下の通りです。新卒・キャリアに関わらず、実力で評価されることが特徴です。
- アナリストからコンサルタント:1-2年
- コンサルタントからシニアコンサルタント:2-3年
- シニアコンサルタントからマネジャー:2-3年
- マネジャーからシニアマネジャー:3-4年
- シニアマネジャーからディレクター:2-3年
- ディレクターからマネージングディレクター:1-2年
- パートナー以降:個人による
なお、デロイトは組織によってカルチャーや働き方は異なります。そもそも、同社の組織は、製造・金融・行政など業界に専門性を持つインダストリーと呼ばれる組織と、戦略・IT・人事などテーマに専門性を持つオファリングと呼ばれる組織に2分されます。
インダストリー組織は、オファリング組織に比べるとクライアントによってはプロジェクトに求める要件が高く、その分昇格スピードが遅くなる傾向があるようです。
3:デロイト トーマツ コンサルティングにキャリア入社するには?
さらに・・・



