転職を検討するコンサル志望者にとって、PwCコンサルティングと日本IBMはいずれも魅力的な選択肢です。しかし、どちらを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ワンキャリア転職に寄せられた実際の社員クチコミデータを基に、両社の働き方、年収、成長環境、カルチャーなどを徹底比較します。実際に働いた社員の生の声から見えてくる、それぞれの会社の特徴を詳しく解説していきます。
1. PwCとIBMの会社概要
まず、両社の基本情報を比較してみましょう。
(出典)PwCコンサルティング合同会社 法人概要、04.Facts & Figures | PwC Japanグループ
PwCコンサルティング合同会社
1983年に設立され、2016年に現在の組織形態となった監査法人系のコンサルティングファームです。インダストリー(金融、製造など)とソリューション(DX、リスクマネジメントなど)を軸に組織が構成されていますが、プロジェクトでは部門の垣根を越えたクロスファンクショナルなチーム編成が頻繁に行われます。近年はシステム案件の比重が高まっており、国外のPwCファームと連携するクロスボーダー案件も増加しています。
日本アイ・ビー・エム株式会社
1937年設立の歴史あるグローバルIT企業です。事業はサービス、ソフトウェア、ハードウェアに大別され、コンサルティングやシステム構築からサーバー製品の提供まで幅広く手掛けています。近年はAIプラットフォーム「watsonx」の開発に注力しており、自然言語処理と機械学習技術を駆使して、銀行、保険、医療といった様々な業界のコグニティブ(自ら思考できる)な変革を支援しています。
2. クチコミで徹底比較:いま入るならどっち?
2-1. プロジェクト領域
PwCコンサルティング:幅広い領域をカバーする総合力
PwCでは、インダストリー軸(金融、製造、ヘルスケアなど)とソリューション軸(デジタルトランスフォーメーション、リスクマネジメントなど)の2軸で組織が構成されています。特に公共セクターに強みを持ち、地方創生などの産学官モデル構築に定評があります。
実際にPwCへ入社した人は入社理由について以下のように語ります。
産学官のモデル構築としてあるべき姿を追求するために、官公庁を中心とした公共部門をカウンターパートにコンサルティングサービスを提供できる環境に身を置く必要があると考えたから。(PwCコンサルティング/中途入社)
人間関係の良さそうなファームであることと、公共セクターにおいてプレゼンスが高いことが入社の理由であった。(PwCコンサルティング/中途入社)
一方、近年はシステム案件が増加している傾向があり、特にSAPやSalesforceの導入プロジェクトが多くを占めているという声も寄せられています。
日本IBM:大規模システム構築とテクノロジー主導
IBMでは、コンサルティング部隊(GBS/IBM Consulting)が主軸となり、大規模なシステム構築・運用やDX、AI、クラウド関連のプロジェクトを手がけています。金融インフラや政府系システムなど、社会の根幹を支える大規模案件に強みを持っています。
クライアントも大企業であり、大規模案件に関わることができる 戦略だけでなく、総合コンサルとして、End2Endで(口だけでなく)関われるのでやりがいを感じる(日本IBM/中途入社)
一方、コンサルティング部門については他社との差別化ができていないという声も寄せられていました。
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