KPMGコンサルティングは、監査法人の厳格なガバナンスとコンサルの機動力を融合させた「One Firm」体制により、他社と一線を画すポジションを確立しています。
本記事では、ワンキャリア転職に集まった社員クチコミデータと選考体験談をもとに、KPMGコンサルティングの強み、他ファームとの違い、そして実際の働きやすさについて詳しく解説します。
- 1. 企業情報:KPMGコンサルティングの立ち位置と事業概要
- 1-1. KPMGコンサルティングの会社概要
- 1-2. あずさ監査法人との強固な連携が生む、唯一無二の「One Firm」体制
- 2. 社員クチコミが示す、KPMGコンサルティング「4つの強み」
- 2-1. 強み① リスク・ガバナンス領域の高い専門性と「守りの変革」
- 2-2. 強み② 企業のDXをEnd-to-Endで支援するデジタル・テクノロジー実装力
- 2-3. 強み③大手ながらベンチャー気質を残す「裁量権の大きさと柔軟性」
- 3. 【徹底比較】他ファームとの違いを「生の声」で紐解く
- 3-1. デロイト・PwC・EYとのカルチャーの違い
- 3-2. KPMGと競合ファームを併願した候補者の「最終的な決め手」
- 4. KPMGの組織文化と「働きやすさ」の評判
- 4-1. 若手の裁量権とアサインの柔軟性
- 4-2. ワークライフバランスのリアル:残業時間と福利厚生に関する社員のクチコミ
- 5. 20代・30代前半のキャリア形成:KPMGで得られる市場価値
- 5-1. プロフェッショナルとして自立するための支援体制
- 5-2. 転職データから見るKPMG出身者のキャリア
- 6. まとめ:クチコミから分かった「KPMGコンサルティングが向いている人」
- 7. コンサル転職を目指すなら
- ワンキャリア転職のご紹介
1. 企業情報:KPMGコンサルティングの立ち位置と事業概要
1-1. KPMGコンサルティングの会社概要
- 会社名: KPMGコンサルティング株式会社
- 設立日: 2014年7月
- 代表者: 代表取締役 関 穣・田口 篤・知野 雅彦(マルチヘッド制)
- 所在地:千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー(東京本社)
- 従業員数: 2,370名(2026年1月1日現在)
KPMGコンサルティング株式会社は、世界4大監査法人の一角を占めるKPMGグループの日本法人として、戦略からテクノロジー実装まで幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
目指す在り方として「人を大切にするNo.1ファーム」を掲げるなど、「人間味のある働き方」を尊重する企業として知られています。
(参考 KPMGコンサルティング 会社を知る/KPMGコンサルティング KPMGの特徴)
1-2. あずさ監査法人との強固な連携が生む、唯一無二の「One Firm」体制
KPMGコンサルティングの競合優位性の源泉の一つが、監査法人系ファームとしてのあずさ監査法人との連携体制です。
監査法人を頂点として、その下にコンサルティングや研究開発を行うグループ会社があります。KPMGコンサルも、社長は監査法人出身者です。KPMG Japanとしての方針も、監査法人が主体となって決めている印象があります。 (業務プロセスコンサルタント/中途入社)
このような密な連携により、監査で培った厳格なガバナンス体制とコンサルティングの柔軟性を両立した「One Firm」体制を実現しています。
2. 社員クチコミが示す、KPMGコンサルティング「4つの強み」
2-1. 強み① リスク・ガバナンス領域の高い専門性と「守りの変革」
KPMGコンサルティングの大きな強みとして、前述した監査法人系ファームとしてのDNAを活かした、リスク・ガバナンス領域での高い専門性が挙げられます。
上司と部下の間の風通しはよいと思います。一方、他の会社にサービスを提供する前だけでなく、一緒にイベントを開催する際や、記事を寄稿する時に至るまで、監査法人として利害関係が生じないかを厳しく社内で審査されるくらい、コンプライアンスには厳しいです。(セキュリティコンサルタント/中途入社)
この厳格なコンプライアンス体制は、クライアントから高い信頼を獲得する基盤となっています。特にセキュリティ領域では、高度な資格取得や専門ナレッジの習得が可能な環境が整備されており、「守りの変革」において他ファームとの差別化が図られています。
2-2. 強み② 企業のDXをEnd-to-Endで支援するデジタル・テクノロジー実装力
また、「DX領域」における強力なケイパビリティも大きな特徴の一つです。
DX等の知見やノウハウに強みがあるため、優位性が高いと思う。(セキュリティコンサルタント/中途入社)
特筆すべきは「KIT(KPMG Ignition Tokyo)」と呼ばれるイノベーション推進組織の存在です。この組織により、自らR&D機能を持ってソリューション開発に取り組み、官公庁のDXプロジェクトでも豊富な実績を持つなど、時間単価ビジネスからの脱却を図っています。
公共系プロジェクトはデジタル庁発足やスマートシティなどで今後も伸びて行くように思う(システムコンサルタント/中途入社)
(参考 KPMGコンサルティング KPMG Ignition Tokyo)
2-3. 強み③大手ながらベンチャー気質を残す「裁量権の大きさと柔軟性」
組織風土の特徴として、KPMGコンサルティングが持つ「後発だからこその柔軟性」が挙げられます。
組織として新しくベンチャー気質の企業風土ではあるが、社員が働きやすくなるような取り組みが多数されていると思う。(事務職/中途入社)
新しいことにどんどんチャレンジするカルチャー。エピソードとしては、最新のテクノロジー活用や、ビジネスの変遷に合わせた形でのアドバイザリーを行っていたり、セミナーなども多数開催したりしているところ。(経営コンサルタント/中途入社)
この柔軟性によって、従来のコンサルティングファームの固定観念にとらわれない組織運営を可能にしています。
厳しい順法精神が求められる監査法人系の会社なので、ルールや技術的な仕組みなど、コンプライアンスを守るべく最大限の努力がなされていると思います。それでも、組織がガチガチにならないのは、現場に予算執行や業務遂行においていちいち上級管理職や管理部門に諮らなくてもよい裁量が与えられており、上司と部下の関係もフラットなものであることから、コンプラに関係ない部分で自分のコントロールできる範囲が大きいからと思います。(業務プロセスコンサルタント/中途入社)
KPMGコンサルティングについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
3. 【徹底比較】他ファームとの違いを「生の声」で紐解く
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