「SmartHRに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではSmartHRの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。 社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
1:SmartHRの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:株式会社SmartHR
- 設立日:2013年1月23日
- 代表者:代表取締役 芹澤 雅人
- 所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
- 資本金:1億円
- 従業員数:1,351名(うち役員・正社員1,285名/2024年11月1日時点)
1-2:事業内容
SmartHRは「well-working 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」をミッションに掲げ、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供しています。
「SmartHR」を利用すると、雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できます。さらに、溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を可能にします。
2022年には様々な機能を持つアプリケーションと「SmartHR」が連携できるアプリストアサービス「SmartHR Plus β版」を公開し、企業の生産性向上とすべての人が働きやすい環境づくりに貢献しています。
(出典)会社情報|株式会社SmartHRサービスページ|株式会社SmartHR
1-3:業績
同社は、2024年2月にARR(※1)150億円を突破し、前年比150%の成長を記録しています。「SmartHR」だけに頼らないサービスの開発等も期待されます。
※1 ARR(Annual Recurring Revenue):年間定期収益
(出典)ニュース|株式会社SmartHR
2:SmartHRに関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
SmartHRには職種ごとに年収テーブルが存在し、従業員の等級と連動して報酬額が決まります。職種の性質ごとに「制度タイプ」と呼ばれるものが定義されており、制度タイプによって基本給を重視するか、インセンティブを重視するかなどの報酬体系が異なります。
- 能力重視 (A型 / B型):会社業績に中長期的にインパクトを与える職種。エンジニアやプロダクトマネージャー、パートナーサクセス、経理、法務などが該当
- 成果重視 (A型 / B型):会社業績に半期で直接インパクトを与える職種。セールス、インサイドセールス、パートナーセールスなどが該当
- 安定稼働型:会社の業績や経営を支えるうえで必要な職種。テクニカルサポート、アシスタントなどが該当
各制度タイプごとに、全部で7段階の等級があり、報酬は基本給と賞与 (成果給)で構成されます。基本給は、個人の評価に基づいて変動するので、同じ等級でも従業員ごとに基本給に差が出ることがあります。
成果給は年に2回支給され、月給に「算定基礎係数」「個人評価係数」「業績評価係数」を掛け算して算出されます。個人評価の標準倍率は1.2から1.3で、月収の1.5ヶ月分程度の賞与額に落ち着くケースが多いです。
一方で、特に成果重視の制度タイプに該当する職種を筆頭に成果給は個人差が大きく、基本給の2~4ヶ月程度支給される方もいます。
2-2:実際に入社してどうだった?
実際にSmartHRへ入社した人の声を知ることで入社後のミスマッチを防ぎましょう。ワンキャリア転職には以下のような社員の声が寄せられていました。
3:SmartHRにキャリア入社するには?
さらに・・・




