「楽天グループに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では楽天グループの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。 なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
- 1:楽天グループの企業情報・事業内容
- 1-1:会社概要
- 1-2:事業内容
- 1-3:業績
- 2:楽天グループに関するよくある質問
- 2-1:賞与はどれぐらいもらえる?
- 2-2:インセンティブはあるの?
- 2-3:キャリア入社した場合の等級は?
- 2-4:実際に入社してみてどうだった?
- 3:楽天グループにキャリア入社するには?
- 3-1:楽天グループへの転職傾向
- 3-2:楽天グループで評価される人の特徴
- 4:楽天グループの選考情報
- 4-1:楽天グループの選考フロー
- 4-2:楽天グループの面接傾向と実際の質問例
- 5:楽天グループについて動画で詳しく知る
- 6:楽天グループへの入社について、キャリアアナリストに相談する
- 7:各業界の年収記事はこちらから
- 8:ワンキャリア転職のご紹介
1:楽天グループの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:三木谷 浩史
- 設立日:1997年2月7日
- 代表者:三木谷 浩史
- 所在地:東京都世田谷区玉川1-14-1
- 資本金:446,769百万円(2023年12月31日現在)
- 従業員数:単体:10,350名 連結:30,830名(2023年12月31日現在)
1-2:事業内容
楽天市場をはじめ、金融サービス(楽天銀行、楽天カード)、通信(楽天モバイル)、旅行(楽天トラベル)、フィンテック(楽天証券)など、70以上のサービスを提供し、ユーザーに包括的なデジタルライフをサポートしています。
楽天グループは「楽天エコシステム」と呼ばれる独自のビジネスモデルを構築し、各サービス間のシナジーを最大限に活用しています。さらに、スポーツ事業(楽天ゴールデンイーグルス、ヴィッセル神戸)や、海外展開にも積極的に取り組み、グローバルな成長を目指しています。
(参考)楽天グループ_企業情報
1-3:業績
2023年12月期の決算では、売上約2兆円、営業損失が約2,177億円となっており、モバイル事業での赤字が収益を圧迫している状態です。
(出典)楽天グループ_財務データ
2:楽天グループに関するよくある質問
2-1:賞与はどれぐらいもらえる?
賞与は年2回支給され、現金が約8.5割、ストックオプションが約1.5割を占めます。ストックオプションは付与から3年経過後に行使可能です。
賞与額は等級の基準額に対して全社業績係数と評価に応じて個人ごとに決定する賞与係数の2つが掛け値となり変動します。同じ等級内でも約2倍の差が出ることがあります。
2-2:インセンティブはあるの?
インセンティブは四半期ごとに3ヶ月分の成果をもとに支給されますが、支給条件・金額は事業部や時期により異なります。
例えばECコンサルタントの場合は以下4種類のインセンティブが存在しており、1回あたり15〜45万円程度の金額感です。
- 80%以上目標を達成した場合:メンバー2万円/月、リーダー3〜4万円/月
- 目標金額に対して上振れた実績を残した場合:上振れ100万円ごとに1万円/月(上限10万円/月)
- チーム目標達成:1万円/月
- クライアント売上目標達成:1万円/月
2-3:キャリア入社した場合の等級は?
キャリア入社の場合は年齢によって等級が決まることが多いですが、20代だとBB、30代だとBBBからスタートするケースが多く、Bで入社する人はほとんど存在しません。
また、新卒入社者を大事にする文化があるため、キャリア入社者よりも新卒入社者の方が昇格スピードが早い傾向にあります。
2-4:実際に入社してみてどうだった?
実際に楽天グループへ入社した人の声を知ることで入社後のミスマッチを防ぎましょう。ワンキャリア転職には以下のような社員の声が寄せられていました。
多かった声としては、①キャリア入社の方が給料が上がりやすい、②評価は公平だが、部署によって違いが出る、などがありました。
3:楽天グループにキャリア入社するには?
さらに・・・





