「PwCコンサルティング合同会社に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではPwCコンサルティング合同会社の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年6月
- 1:PwCコンサルティング合同会社の企業情報・事業内容
- 1-1:会社概要
- 1-2:事業内容
- 1-3:業績
- 2:PwCコンサルティング合同会社に関するよくある質問
- 2-1:年収の構成は?
- 2-2:キャリア採用の方法は?
- 2-3:実際に入社してみてどうだった?
- 3:PwCコンサルティング合同会社にキャリア入社するには?
- 3-1:PwCコンサルティング合同会社への転職傾向
- 3-2:PwCコンサルティング合同会社で評価される人の特徴
- 4:PwCコンサルティング合同会社の選考情報
- 4-1:PwCコンサルティング合同会社の選考フロー
- 4-2:PwCコンサルティング合同会社の面接傾向と実際の質問例
- 5:PwCコンサルティングについて動画で詳しく知る
- 6:PwCコンサルティングへの入社について、キャリアアナリストに相談する
- 7:各業界の年収記事はこちらから
- 8:ワンキャリア転職のご紹介
1:PwCコンサルティング合同会社の企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:PwCコンサルティング合同会社
- 設立日:1983年1月31日(2016年2月29日、組織変更を行いPwCコンサルティング合同会社を設立)
- 代表者:代表執行役CEO 安井 正樹
- 所在地:東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー
- 従業員数:約5,130名 2024年6月30日現在
1-2:事業内容
PwCは、インダストリーとソリューションごとに複数の部門が存在します。例えば、金融、製造、ヘルスケアなどのインダストリー別の部門や、デジタルトランスフォーメーション、リスクマネジメントなどのソリューション別の部門が存在します。
近年はシステム案件が多いため、特にエンタープライズトランスフォーメーションの部門には多くの人員が配置されています。
所属は部門に分かれてはいますが、実際のプロジェクトにおいては部門の垣根を越えたアサインが頻繁に行われています。様々な部門から人が集まり、クロスファンクショナルなチームを構成してプロジェクトを遂行します。
また、グローバルネットワークに所属する各ファーム組織 (コンサルティング・アドバイザリー・アシュアランス・Taxなど)を「LoS (Line of Services)」と呼称し、ファーム組織の各値を超えてプロジェクトを推進することもあります。
特に近年増加しているクロスボーダー案件では、国外のPwCファームと連携してプロジェクトを進めるケースが増えています。
(参考)PwCコンサルティング合同会社法人案内 | PwC Japanグループ
1-3:業績
PwC Japanの2024年度の業務収益は、2,642億円に達しました。より複雑化するクライアントの経営課題に対し、幅広い分野の専門家がチームとなって支援しています。
(出典)数字で見るPwC Japan
2:PwCコンサルティング合同会社に関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
年収は、基本給、賞与、残業代によって構成されています。
賞与は年に一度、7月末に支給されます。プロジェクト内の評価(tier)によって金額が決まり、tierが一つ上がるごとに数十万から百万円ほど賞与額が異なります。賞与は会社全体の業績に一定影響されますが、近年は業績が安定しているため、賞与額が年によって大きく変わることはないようです。
また、2022年頃に基本給と賞与の割合が見直され、ウェイトの重きが基本給に置かれるようになりました。シニアアソシエイトまでは、みなし残業代30時間が基本給に含まれ、それを超える分は残業代として支給されます。
2-2:キャリア採用の方法は?
即戦力採用のための部門別採用
部門別、とはすなわち「サービス (機能) × インダストリー (業界)」の粒度を指し、各業界で具体的にどの領域の専門性を持つのか、の粒度で判定がなされます。
即戦力としての活躍が求められるため、ポテンシャルよりも現時点でどれだけ実践的なスキルを持っているかが評価されます。そのため選考時には、ビジネススキルだけでなく、前職での具体的な案件内容や領域に対する理解度が重視されます。
コンサルティングスキルがない場合でも、業界における知見が豊富な場合は採用基準を満たすこともあります。面接の段階では、求職者の希望する部門よりも、ファームが判断した適性部門での選考が優先され、専門領域のポジションにマッチするかどうかをすり合わせます。
2-3:実際に入社してみてどうだった?
実際にPwCコンサルティングへ入社した人の声を知ることで入社後のミスマッチを防ぎましょう。ワンキャリア転職には以下のような社員の声が寄せられていました。
多く寄せられた意見としては、①評価の透明性、②年収が高い、などがありました。
3:PwCコンサルティング合同会社にキャリア入社するには?
さらに・・・



