転職市場で人気の高いコンサル業界。高い年収や成長環境、多様なキャリアパスを求めて、コンサルティングファームへの転職を検討している人は増えています。
一方で、キャリアアップの機会があるからといって、自身のコンサルタントへの適性を考えずに転職活動を行うのは危険です。どのような人がコンサルタントに向いているのでしょうか?
\結論:コンサルタントに向いている人の特徴6選/
1. 論理的思考・問題解決が好きな人
2. 深いコミュニケーションで本音を引き出せる人
3. 新しい知識や変化への好奇心が高い人
4. ストレス耐性や困難を楽しめる精神力がある人
5. 自分で成長・スキルアップを求める意志が強い人
6. クライアント成功を裏方として支えたい人
本記事では、この6つの特徴について、ONE CAREER PLUSに集まる多数くのキャリアデータをもとに「なぜ重要か」「どうやって見分けるか」「現役コンサルの具体例」も交えて詳しく解説します。コンサル転職に興味がある方はぜひ、最後までご覧ください。
- 1. そもそもコンサルタントの仕事とは
- 2. コンサルタントに必要なスキル
- 3. コンサルタントに向いている人の特徴6選
- 3-1. 特徴1:論理的思考力が高く、思考することが好き
- 3-2. 特徴2:深層を引き出し、半歩先をゆくコミュニケーション
- 3-3. 特徴3:知的好奇心が高く、学び続けることが苦にならない
- 3-4. 特徴4:レジリエンスが高く、柔軟な思考ができる
- 3-5. 特徴5:スキルアップへの向上心がある
- 3-6. 特徴6:クライアントの成果を第一に考える、裏方力がある
- 4. コンサルタントに向かない人の特徴
- 4-1. ハードワークへの耐性がない
- 4-2.分析や論理的思考力が得意でない
- 5. 未経験でもコンサルタントになれるのか?
- 5-1. コンサルへの転職事例の75%は異業種からの未経験転職
- 5-2. 未経験からコンサルに転職した人の事例と選考アドバイス
- 6. まとめ
- ONE CAREER PLUSのご紹介
1. そもそもコンサルタントの仕事とは
コンサルタントとは、端的に言えば「企業のお医者さん」です。クライアント企業が抱える課題に対して、解決策を提案し、実行を支援する仕事です。
医師が患者の問診から症状を理解し、検査・知識をもとに原因を特定して処方するように、コンサルタントもクライアントの課題をヒアリングし、リサーチや分析を用いて原因を特定し、最適な解決策を提示します。さらに、解決策の実行や効果測定までフォローするのがコンサルタントの役割です。
コンサルタントが携わるプロジェクトは多種多様であり、「新規事業立案」「コスト削減策の提案」「在庫管理のボトルネック特定と改善策提示」など、クライアントによって取り組む課題は大きく異なります。
共通しているのは、常にチームで課題解決に取り組み、クライアントをサポートする点です。また、コンサルタントはあくまで黒子の立場であり、実際に意思決定をして成果を実現するのはクライアントです。
▼コンサルタントの具体的な仕事内容の流れについて、詳しく知りたい方はこちら
2. コンサルタントに必要なスキル
コンサルタントに向いている人の特徴を明らかにするうえで、まずコンサルタントに必要なスキルを整理します。
コンサルタントとして働く上で必要なスキルは大きく、「思考力(構造化能力・論点思考・仮説思考)」「コミュニケーション力」「学び続ける力」の3つがあることがわかりました。
まず、「思考力(構造化能力・論点思考・仮説思考)」についてです。コンサルタントは、クライアントとのコミュニケーションの中で、課題の本質や論点を見極めて、それに対する仮説を立て、検証するのが仕事です。
さらに・・・