本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、以下についてまとめています。
- コンサル各社のうち、最速で1,000万を実現できる企業はどこなのか?年次別の年収テーブルや、評価制度の特徴、高評価を得る人に共通していることとは?
- コンサル未経験にも門戸が広い企業、転職に有利な業界や経験など、各社のキャリア入社者の傾向まとめ (実例データあり)
- アクセンチュア、ベイカレントなど、コンサル各社への転職成功者のクチコミから紐解く選考対策
- 1. 最速1,000万はどこ?コンサルの年収まとめ
- 1-a. アクセンチュア
- 1-b. ベイカレント・コンサルティング
- 1-c. マッキンゼー・アンド・カンパニー
- 1-d. アビームコンサルティング
- 2. コンサルティングファームにキャリア入社するには?
- 2-a. アクセンチュア
- 2-b. ベイカレント・コンサルティング
- 2-c. マッキンゼー・アンド・カンパニー
- 2-d. アビームコンサルティング
- 3. コンサル各社の中途面接の選考対策
- 3-a. アクセンチュア
- 3-b. ベイカレント・コンサルティング
- 3-c. マッキンゼー・アンド・カンパニー
- 3-d. アビームコンサルティング
- 4. ONE CAREER PLUSのご紹介
1. 最速1,000万はどこ?コンサルの年収まとめ
ここからは、コンサル4社の年収テーブルや高評価を獲得する人の特徴を解説します。
1-a. アクセンチュア
●会社概要
同社の組織は大きく分けて、「戦略・コンサルティング」、「ソング(旧インタラクティブ)」、「テクノロジー」、「オペレーション」の4つで構成されています。
戦略・コンサルティング部門には、「ストラテジー」と呼ばれる戦略チームとMC(マネジメントコンサルティング)と呼ばれる組織課題を解決するチーム、AIグループが属しています。「ソング(旧インタラクティブ)」と呼ばれる、デザインやデジタルマーケティング領域の課題解決を行う組織です。テクノロジー部門は、最新のIT技術を駆使し、クライアントの業務プロセスを最適化するためのソリューションを提供するチームです。オペレーション部門は、ビジネスプロセスの効率化と業務運営の最適化を支援するチームです。
【参考資料】
・アクセンチュア_事業紹介_ストラテジー & コンサルティング
●アクセンチュアの等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
新卒入社や、第二新卒での入社の場合アナリストからスタートし、目安年収は550万円程度です。以降、シニアアナリストは600万円程度、コンサルタントは840万円程度、アソシエイトマネージャーが930万円程度の年収が見込めます。最短で昇格をしていけば、新卒・キャリア入社問わず20代のうちにマネージャーとなり、年収1,000万円に到達することも可能です。
キャリア入社の場合、最初の昇格のみ同世代の新卒社員と比べて1年遅くなることもあるそうですが、以降はキャリア・新卒関係なく実力次第で上がっていきます。マネージャー以降への昇格はポストが限られることもあり、昇格のハードルは高くなります。
●アクセンチュアの評価基準・評価フロー
アクセンチュアにおける評価は、複数の項目を基に行われます。評価項目はプロジェクトでのバリューの出し方、チームとしての働き方、個人の研鑽などに分かれ、それぞれについて5段階の評価が行われます。評価会議に出席するのはマネージャー以上のポジションであり、その評価基準やフローは一般的には非公開とされています。
アクセンチュアで高い評価を得るためには、二方面への働き方が重要になります
(1)People Leadへの働きかけ
キャリア面での上司にあたるPeople Leadに自分の業績や実績を的確に伝えることが重要です。ただし、People Leadだけでなく、さらに上の階層からの推薦が必要となります。
(2)プロジェクト側からの評価
プロジェクトからも高い評価をもらえるように、現在のプロジェクトの上司とのコミュニケーションを積極的に取り、期待値や実績に齟齬がないようにする必要があります。
▼アクセンチュアの年収・評価についてより詳しく知りたい方はこちら
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