「パナソニックに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、2024年に実施した社員や過去在籍者への独自インタビューやONE CAREER PLUSに寄せられた5万件以上の企業各社のクチコミをもとに、パナソニックの給与体系や評価制度を解説します。
パナソニックってどんな会社?
【概要】
パナソニック株式会社は、1918年に松下幸之助によって創業された日本を代表する総合電機メーカーです。
創業当初は電球ソケットの製造から始まり、現在では家電、住宅設備、車載機器、産業機器、エネルギーソリューションなど多岐にわたる事業を展開しています。特に家電製品やAV機器での高い技術力と信頼性で知られ、世界中に多くの顧客を持っています。
パナソニックは「A Better Life, A Better World」を企業理念とし、環境に配慮した製品の開発や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
【事業】
事業体制としては、パナソニック株式会社が中心となり、複数の事業部門と国内外の子会社・関連会社を統括しています。これにより、各事業部門が専門性を発揮しつつ、グループ全体としてのシナジーを追求しています。
なお、パナソニック株式会社は5つの社内分社企業で構成されています。
・くらしアプライアンス社
・空室空調社
・コールドチェーンソリューションズ社
・エレクトリックワークス社
・中国・北東アジア社
近年では、AIやIoT技術を活用したスマート家電や、電動車両向けの電池事業など、新たな成長分野にも力を入れています。
【業績】
2023年度のパナソニック株式会社単体の売上高は約4兆円、営業利益は約2,000億円を記録し、堅調な業績を維持しています。
【参考資料】
パナソニックの等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
【ここから先のポイント】
- 2年目で年収400万〜◯◯万円。キャリア入社は年収650万〜◯◯万円でのスタート
- 年次+上長推薦で昇格対象に。◯◯職が推薦を得やすい傾向にある
- メーカー出身者が多いが総合メーカーよりも◯◯や◯◯メーカーの出身者に偏っている
さらに・・・