世界最大級の総合コンサルティングファームであるアクセンチュアは福利厚生がとても充実しているのをご存じでしょうか?社員だけでなく、社員の家族のための制度も充実しており、ライフワークバランスを重視した働き方が実現します。
本記事ではアクセンチュアの福利厚生の特徴や、アクセンチュアに向いてる人の特徴などを実際のクチコミを交えて徹底解説します。
- 1.アクセンチュアの福利厚生にはどんなものがある?
- 2.ファイナンス関連制度
- 2-1.基本給、ボーナス、手当
- 2-2.確定拠出年金制度
- 2-3.従業員株式購入プラン(ESPP)
- 2-4.長期収入所得補償(LTD)
- 2-5.その他
- 3.休暇制度
- 4.メンタルヘルスサポート
- 4-1.従業員支援プログラム (EAP)
- 4-2.ウェルビーイングをサポートするアプリやツール
- 4-3.メンタルヘルス・アライ・ネットワーク
- 5.家族のウェルビーイング
- 5-1.育児・介護休業
- 5-2.ベビーシッター補助・育児コンシェルジュサービス
- 5-3.ライフパートナー制度
- 5-4.多様な働き方への支援
- 6.身体的健康へのサポート
- 6-1.保険
- 6-2.定期健康診断と健康相談
- 7.その他
- 8.アクセンチュアならではの福利厚生は?
- 8-1.会員制サービス優遇/割引制度
- 8-2.カフェテリアプラン
- 9.アクセンチュアに向いている人はどんな人?
- 10.アクセンチュアの福利厚生に関するクチコミ
- コンサル転職を目指すなら
- 9:ワンキャリア転職のご紹介
1.アクセンチュアの福利厚生にはどんなものがある?
アクセンチュアは福利厚生が充実しており、使える制度は100種類近くあります。外資系のコンサル企業としては福利厚生が手厚く、大きく以下の6つに分けることができます。
- ファイナンス関連制度
- 休暇制度
- メンタルヘルスサポート
- ご家族のウェルビーイング
- 身体的健康へのサポート
- その他
有給や育休、産休、傷病休暇などの法定制度はもちろん、長期的な資産形成を支援する法定外制度などもあり、退職後や将来を見据えたファイナンス制度があるのも特徴です。それぞれの制度については詳しく後述します。
2.ファイナンス関連制度
アクセンチュアは長期的な資産形成を支援する制度が充実しており、退職後や将来を見据えて資産構築ができる仕組みや、金融教育のプラットフォームがあります。柔軟な選択肢があることで自分に合った資産の活用ができるため、社員自ら資産管理ができ金融知識を高めることが可能です。
2-1.基本給、ボーナス、手当
アクセンチュアの基本給は、職務、スキル、パフォーマンス、職位に基づいて決定されます。ボーナスは、評価基準・評価項目に基づいて決定されるほか、役職や勤務地に応じて調整されます。
その他にも、時間外手当や深夜勤務手当、出張手当、住宅手当、交通費支給など各種手当も揃っているのが特徴です。
関連記事:アクセンチュア、31歳の目安年収は約840万円!|役職・年代・職種別の年収・評価を独自調査
2-2.確定拠出年金制度
アクセンチュアでは、基準年俸の5%(=基準年俸÷12×5%)を毎月確定拠出年金として会社が拠出しています。なお、月額掛金には上限が定められており、上限を超える分は前払い退職金として支給されます。また、希望すれば、これまで積み立ててきた金額を含め、全額を前払い退職金として受け取ることも可能です。
2-3.従業員株式購入プラン(ESPP)
等級のマネジメントレベル5以下の従業員が登録できる制度です。ESPPを利用すれば、アクセンチュアの株式を15%割引で購入でき、給与の最大10%を株式購入に充てることができます。
2-4.長期収入所得補償(LTD)
病気やケガで長期間働けなくなった際に、年収の約60%を最長5年間(精神疾患の場合は最長2年間)まで補償する制度です。なお、補償開始までには一定の免責期間があります。
2-5.その他
その他にも一定以上の等級社員を対象にした業績株式報酬制度「パフォーマンスエクイティ」や、譲渡制限付きの株式ユニットのマッチング制度「自発的株式投資プログラム(VEIP)」、金融教育プラットフォームの利用、社員が利用できる様々な割引特典・優遇サービス・割引サービスなどの制度やサービスが利用できます。
3.休暇制度
アクセンチュアでは、多様なライフステージや働き方に対応できるよう、充実した休暇制度を用意しています。法定休暇だけでなく、メリハリをつけて働ける環境づくりが重視されています。
- 年次有給休暇:正社員には毎年9月1日に、勤続年数と前年度の出勤率に応じて年間15〜20日を付与(途中入社は按分)。現役社員からは「取得率が高く、気兼ねなく休める」という声もあり、利用しやすさを評価
- 私傷病休暇(シックリーブ):保険診療の対象となる通院・入院が必要な場合に、規定の取得可能時間内で利用可能
- その他の休暇:結婚、出産、忌引、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇など、ライフイベントに応じた多様な休暇制度を整備
このように、アクセンチュアでは、有給休暇をはじめ、私傷病休暇や結婚・出産・忌引など多様な休暇制度が整備されており、ライフステージに合わせて柔軟に休める環境が整っています。
(参考)私がアクセンチュアで四半世紀働き続ける理由|アクセンチュア
4.メンタルヘルスサポート
アクセンチュアのメンタルヘルスサポートは、多層的な支援体制が特徴です。単に相談できる場を提供するだけでなく、社員が元気に働くための仕組みとして、匿名のチャットボットやアプリ・スマホツールを導入しています。また、身体・心・働き方・環境・文化といった広い視点でのウェルビーイング支援があるのも特徴です。
4-1.従業員支援プログラム (EAP)
職場での悩みやストレス、不安、パートナーとの関係、法的・金銭的な悩みなどを外部のコンサルタントに秘密厳守で相談できます。
4-2.ウェルビーイングをサポートするアプリやツール
ストレス軽減、睡眠改善、金融管理、介護サポートのための各種アプリやツールを提供しています。レジリエンスやウェルビーイング、帰属意識を高める健康習慣プログラムもあり、24時間年中無休で匿名相談が可能なオンラインリソースも利用可能です。
4-3.メンタルヘルス・アライ・ネットワーク
トレーニングを受けた専門家が、メンタルヘルスにおける悩みなどをサポートします。
5.家族のウェルビーイング
アクセンチュアでは社員本人だけでなく、配偶者や子供・親の支援のための制度も充実しています。ライフステージに応じた様々な支援があることで、どの年代でも休暇・休業を取り入れやすいのが魅力です。
5-1.育児・介護休業
育児休業を取得すると年収の約60%が補償されます。アクセンチュアの日本オフィスでは、男性の育児休暇取得率は36.7%、女性は100%です。介護休業を取得すると、要介護状態にある家族の介護が必要な場合、最長1年間の休職期間延長が可能です。
(参考)女性が活躍するアクセンチュア|アクセンチュア
5-2.ベビーシッター補助・育児コンシェルジュサービス
ベビーシッターを利用する場合は、入会金・初年度年会費を100%、利用費50%(上限2万円/月)を会社が負担してくれます。また育児全般に関する悩みや疑問を経験豊富な育児コンシェルジュが対応してくれるサービスもあります。
5-3.ライフパートナー制度
社員にお互いの関係性を証明できるパートナーがいる場合には、各種制度や福利厚生が適用されます。
5-4.多様な働き方への支援
フレックス制度や在宅勤務制度、短日短時間勤務制度など多様な働き方をサポートする制度が整っています。一定の条件を満たす必要がありますが、介護や育児などでは積極的に活用したい制度です。
6.身体的健康へのサポート
アクセンチュアでは身体的健康へのサポートとして、健康保険・労災・厚生年金などの法定福利厚生はもちろん、年に1回の健康診断や常駐する産業医などへの相談窓口も完備しています。
6-1.保険
法定福利として雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険を整備しています。
6-2.定期健康診断と健康相談
年1回の健康診断や常駐する産業医や保健師への健康相談が受けられます。
7.その他
アクセンチュアではトレーニングと人材育成プログラムに毎年10億ドル以上を投資しています。役割や目標に応じて、専門資格取得、専門技術トレーニング、ワークショップなど、様々な形態の研修を受けることができ、社内にスキルアップできる体制が整っています。
8.アクセンチュアならではの福利厚生は?
世界的なコンサル企業として知られるアクセンチュアは、会員制のサービス優遇や点数制カフェテリアプランなどのライフスタイルまで活用可能な支援が充実しています。
8-1.会員制サービス優遇/割引制度
アクセンチュアではレンタカー、映画、ジム、温泉、サウナ、宿泊などが割引価格で利用できます。例えば、神奈川県横浜市のみなとみらいで映画やカフェ、サウナ、レストランで食事、宿泊など1日遊びつくした場合でも手出し4,000円程でお得に過ごすことができます。
(参考)アクセンチュアは福利厚生がいい会社?実際にいくつかのメニューを利用してみた|アクセンチュア
8-2.カフェテリアプラン
アクセンチュア健康保険組合のカフェテリアプランを使用すれば、ポイントを利用してスマートウォッチや健康食品等の購入が可能です。インターネットを利用しているためスマートフォンやパソコンから簡単に手続きができます。
(参考)保険事業案内|アクセンチュア健康保険組合
9.アクセンチュアに向いている人はどんな人?
福利厚生が充実しているアクセンチュアに向いているのは以下のような人材です。
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