「TISに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」 「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」
ーーそんな疑問を抱えている方に向けて、本記事ではTISの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。
社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年8月
1:TISの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:TIS株式会社
- 設立日:1971年4月28日
- 代表者:代表取締役社長 岡本 安史
- 所在地:東京都新宿区西新宿8丁目17番1号
- 資本金:100億円
- 従業員数:連結 21,972名 単体 5,894名(2024年3月31日現在)
1-2:事業内容
TISは、ITサービスやソリューションの提供を通じて、金融、製造、流通、公共など幅広い業界のデジタル変革を支援しています。特に、クラウド、AI、データ分析、セキュリティなどの分野での技術力を強みとし、クライアント企業のビジネス成長をサポートしています。
(出典)TIS_会社概要
1-3:業績
2024年3月期の連結売上高は約5,490億円、営業利益646億円に達し、国内外での事業展開を進める中、IT業界における確固たる地位を築いています。
これから先のデジタル時代において、同社の強みを武器にさらなる成長が見込まれます。
(出典)TIS_業績概況
2:TISに関するよくある質問
2-1:年収の構成は?
TISの年収は基本給・賞与・残業代で構成されます。
【基本給】
昇格直後の基本給が各等級に対して設定されており、その後は同一等級内でも、評価によって基本給の額に差が生じます。
【賞与】
年収に占める賞与の割合が大きいのが、TISの報酬制度の特徴です。
TISでは、半期ごとの評価で7段階の評点のうち4 (真ん中)の評点を得ると、半期で基本給2.5~2.8ヶ月程度の賞与が付与されます。
各評点ごとの半年の目安賞与額は下記のとおりです。
4の評点が2.5か月分の賞与額だった場合、7を取れば3.3ヶ月分 (2.5ヶ月*1.3倍)、1を取れば1.8ヶ月分 (2.5ヶ月*0.7倍)の賞与額になります。
- 7: 1.3倍
- 6: 1.2倍
- 5: 1.1倍
- 4: 1倍 (基準値)
- 3: 0.9倍
- 2: 0.8倍
- 1: 0.7倍
【残業代】
基本給にみなし残業代が約20時間分含まれています。等級によってみなし残業時間が異なり、みなし分を超えた部分のみ残業代として支給されます。
※参考:TISホームページ ( https://www.tis.co.jp/news/2022/tis_news/20230203_1.html )
2-2:キャリア入社は積極的に行っている?
TISには、毎月十数人がキャリア入社しています。入社時の等級はバラバラで、PR2で入社する方もいれば、マネージャー職やエキスパート職で入社する方もいます。
各部署の募集ポジションと、前職の年収や役職を踏まえて柔軟に等級が決められます。入社後の昇格のスピードは新卒と比べて大きな違いはなく、実力に応じて絶対評価がなされます。
2-3:部署による違いは大きい?
評価において何を重視するか、各部署による色が強いと言います。
例えば、採用を強化している部署であれば、組織貢献の項目で採用への寄与が高く評価される場合があります。また、後述するコンピテンシー評価のような定性的な指標については、上長の意向が反映される傾向にあります。
3:TISにキャリア入社するには?
さらに・・・



