年収UPを目指す20代にとって外資IT企業は有力な選択肢の1つです。一方で年収に関する情報は企業の採用HPでは確認できないため「20代で年収1000万円は可能なのか」「日系企業とどれくらい違うのか」といった疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
ワンキャリア転職に寄せられた20代の外資IT転職経験者のクチコミデータを分析すると、実際に多くの方が前職から大幅な年収アップを実現しており、中には20代で年収1000万円を突破するケースも珍しくありません。本記事では、外資IT業界の20代年収の実態や日系企業との違い、実際の転職事例をもとに、外資IT転職で年収を伸ばすためのポイントを徹底解説します。
1.外資ITの年収は20代でも本当に高い?
1-1.外資IT業界の20代年収相場
外資IT企業の20代年収は、職種や企業によって大きく異なりますが、総じて日系企業よりも高い水準にあります。
日本マイクロソフト
新卒入社時点で年収650万円が目安で、入社3~5年目となる20代後半頃には年収1030~1100万円が目安となります。
アマゾンジャパン
22歳で新卒入社した場合、年収500万円程度からスタートし、通常業務をこなし一定の評価を得ると3年程度で昇格可能です。成果や評価次第で年収1000万円に到達することも夢ではありません。
セールスフォース・ジャパン
インセンティブが占める割合が高く、成果を出せば出すほど年収が上がります。20代で年収1000万円を超えるケースもあります。
日本オラクル
成果主義のため、年代で年収が決まることはありません。新卒入社するとベース給与は450万円程度からスタートし、成績次第では20代のうちに1000万円を超えることもあり得ます。
1-2.ワンキャリア転職独自データ・クチコミで見る年収事情
ワンキャリア転職に寄せられた外資IT企業で働く社員のクチコミを分析すると、以下のような実態が見えてきます。
新卒採用のスタート時点は他の会社とそこまで差はないが、頑張れば20代ですぐに1000万円は超える。頑張れば頑張るほど報われる(日本マイクロソフト/法人営業)
コロナのような社会情勢が厳しいタイミングではインセンティブが2倍出るケースなどもあり、非常に給与面は充実しております。また昇給などもしっかり見込めるため、給与への納得度は高いです(セールスフォース・ジャパン/法人営業)
評価結果が翌年の報酬やRSU付与に反映される制度により、長期的な視点で努力が報われる安心感があります。(アマゾンジャパン/新規事業企画・事業開発)
2.外資系と日系企業の年収・待遇の違い
2-1.給与体系と昇格・昇進の仕組みの違い
さらに・・・



