「東レに転職してみたいけれど、そもそもどんな会社?」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい?」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では東レの企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。 社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年7月
1:東レの企業情報・事業内容
1-1:会社概要
- 会社名:東レ株式会社
- 設立日:1926年 (大正15年) 1月
- 代表者:大矢 光雄
- 所在地:東京都中央区日本橋室町2-1-1
- 資本金:147,873,030,771円 (2024年3月末現在)
- 従業員数:48,140人
東レは1926年に三井物産の出資を受け設立された東洋レーヨンをルーツに持つ企業で、三井グループの中核企業としても知られています。1970年に現在の社名である東レ株式会社に社名を変更しました。現在は東京と大阪の両方に本社を構えており、グループ従業員数4万人超(単体従業員数:6,995人)を誇る企業です。
また、国内外に306社(2024年3月末時点)の関連会社を持ち、それらの企業と連携しながら事業を拡大してコスト競争力を高めています。
1-2:事業内容
主な事業は、「繊維」「炭素繊維複合材料」「機能化成品」「環境・エンジニアリング」「ライフサイエンス」の5領域で事業を展開していますが、特に炭素繊維複合材料事業では世界NO.1メーカーとして様々な産業分野から高い評価を受けています。
1-3:業績
2024年3月期の売上収益は2兆4,646億円(対前年比0.99%減)、事業収益は1,026億円(対前年比6.9%増)となっています。
(参考)東レ_会社概況_会社案内、東レ_製品・サービス、東レ_財務・業績ハイライト、1分で分かる東レ
2:東レに関するよくある質問
2-1:新卒文化?キャリア入社だと出世しにくい?
東レのキャリア入社は全体的に少なく、営業職や技術系職種で一部経験者募集があるものの、キャリア入社社員の比率は全体の1〜2割程度にとどまります。入社する場合は、20代後半〜30代半ばぐらいの経験者がG2-G3グレードでスタートすることが普通です。
新卒/キャリアという入口の違いによって、評価制度で扱いが変わることはなく等しく評価されているようですが、実態としては課長以降の管理職や役職者はほぼプロパー出身社員でポジションが埋まっているかつ、ポジションは全体的に詰まっている傾向にあります。
2-2:海外キャリアの可能性はある?
東レの海外売上比率は60%であり、グローバルでの事業展開が特徴です。ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、シンガポール、ソウル、北京、台北等、194の海外拠点があり、約600名の社員が海外で勤務しています。
また、「海外若手研修制度」「東レグローバル英語スクール」「ビジネス英語強化研修」等のグローバル人材を育成するための研修も充実しています。
(参考)人材育成とキャリア形成 | 働く環境と育成制度 | 新卒採用サイト|東レ、1分で分かる東レ | 東レを知る| 新卒採用サイト
3:東レにキャリア入社するには?
さらに・・・



