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とにかく必死になる経験を求めていた──迷わず選んだ道の先に見えた、キャリアの方向性|辞めコン実録集 vol.25

コンサルキャリアで最も特筆すべきことは、「ネクストキャリアを見越した入社」の方が多いことでしょう。


そして、コンサルに入社した方の多くが直面するのが、以下のような問いです。

・いつファームを去るべきか

・コンサルを経由したからこそ行けるネクストキャリアはどこか

・年収の増減をどう捉えるか


本シリーズでは、実際にコンサルを卒業してネクストキャリアを歩まれる方々にインタビューをし、ポストコンサルキャリアの実録を集めていきます。




実録:とにかく「必死になる経験」を求めていた


「新卒で就活を2社しか受けなかったんです」。そう語るのは、現在フリーランスとして活動するIさん。


自分の直感と出会いを信じ、あえて「苦労が待ち受けていそうな道」を選んだ20代。その先に見えたのは、「組織の中で、どんな存在であるか」を問い続けるキャリアの軸でした。


コンサルからスタートアップ、そして独立へ。Iさんが歩んできたキャリアの軌跡と、そこから見えてきたヒントを伺いました。






「就活らしい就活はしていない」──迷わず狙い撃ちで選んだ新卒先


2018年に大学を卒業したIさんは、新卒で経営コンサルティングファームである船井総研に入社しました。驚くのは、その就職活動のやり方です。


ESを何十社も出す就職活動に違和感があり、どうしても入りたいと思える会社を、狙い撃ちで受けたかったんです。結局、出したのは2社だけ。船井総研と、田辺経営だけでした


入社の決め手になったのは、大学時代に熱心に活動していた産学連携イベントで出会った船井総研の社員の姿でした。


30〜40代くらいの方だったと思うんですが、本当に楽しそうに、自由に仕事をしていたんです。こんな大人になれたらいいなと思いました。


会社説明会では、「3年で3倍の成長ができる」「とにかく働いて自力をつけよう」というメッセージが刺さりました。理念としても、「経営コンサルではなく、経営者コンサルティングをする」という思想に惹かれたと言います。



スマートに仕事するより、まずは泥臭くてもいいから、若いうちは思いっきりもがいてみたいと思っていたんです。だから、ここなら絶対に仕事に没頭する20代が過ごせそうだ、と思って入社を決めました(笑)






本当に辛かった。でも、船井を選んでよかった


そうしてスタートした社会人生活は、期待どおりに(?)過酷なものでした。


本当に辛い5年間でした(笑)。でも、それでよかったと思っています


特に苦労したのは、人との関わり方だったそうです。


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ワンキャリア転職編集部

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