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【コンサルタント役職一覧】求められる役割や役職別の年収・年次も徹底解説!

「コンサルへの転職を考えているけれど、実際の役職や年収はどれぐらいなのか?」「今のポジションから次のステップに進むために、何が求められているのか?」


そんな疑問を持つビジネスパーソンのために、コンサル業界の役職体系と評価制度を完全解説。ONE CAREER PLUSの独自調査によるMBB、BIG4など有名ファームの最新データと現役コンサルタントの声をもとに、アナリストからパートナーまでの具体的なキャリアパスをお伝えします。




1.コンサルにおける役職・職階制度の特徴


コンサルティングファームの職階制度は、一般企業と比べて明確に体系化されているのが特徴です。ファームによって微妙な差はあれど、基本的な階層構造は「アナリスト→コンサルタント→マネージャー→パートナー」の4段階で構成され、この構造は大手ファームでほぼ共通しています。


各役職には明確な役割が定められており、アナリストは情報収集やデータ分析、コンサルタントは分析結果に基づく提言などのクライアントコミュニケーション、マネージャーはプロジェクト管理を担当。より上位のパートナーはファーム経営全体の責任や新規案件獲得を担うのが一般的です。



ファームによって呼称は若干異なり、例えばアナリストを「アソシエイト」や「ジュニアコンサルタント」、パートナークラスの人材を「ディレクター」や「プリンシパル」と呼ぶケースもあります。


このような段階的な職階制度は業務だけでなく、評価制度においても活用されています。基本的に各ステップで求められるスキルや期待役割が明示されており、昇進(プロモーション)するには、上位役職で求められる役割を発揮していると認められることが重要です。






2.コンサルタントの役職名と役割


各役職に求められる役割について、詳細にみていきましょう。ONE CAREER PLUSが有名ファームの在籍者複数名に行った独自調査の結果によると以下のような傾向があることがわかりました。


2-1.アナリスト


入社1-3年目の若手ポジションとして位置付けられます。プロジェクトにおける情報収集、データ分析、資料作成が主な業務であり、上位職の指示のもと、クライアントの課題に対する分析や提案資料の作成を担当します。


この段階では、論理的思考力、データ分析スキル、効率的な資料作成能力といったコンサルタントの基礎スキルの習得が求められます。


2-2.コンサルタント


入社4-7年目程度で、プロジェクトの中核メンバーとして活躍します。アナリストの指導育成に加え、クライアントとの直接的なコミュニケーション、提案内容の策定、チームの進捗管理などを担います。自身の専門性を活かしながら、プロジェクトの重要な部分を主導的に推進することが期待されます。


ファームによっては「シニアアソシエイト」「シニアコンサルタント」といった名称で呼ばれることもあります。


2-3.マネージャー

入社8-12年目程度で、プロジェクト全体の責任者として、戦略立案から実行管理までを統括します。最短で昇格する場合は入社3~5年でマネージャーに抜擢されるというパターンも珍しくありません。


主な役割は、プロジェクトの計画策定、予算管理、チームマネジメント、クライアントとの関係構築です。また、ファームによっては、パートナーやディレクターとともに新規案件の獲得(営業活動)に携わることもあります。


マネージャー〜パートナーの間に、「シニアマネージャー」「ディレクター」「プリンシパル」といった役職が設けられているケースもあります。



2-4.パートナー


ファームの経営層として位置付けられる役職で、組織全体の戦略立案や重要クライアントとの関係構築を担います。売上・利益に対する直接的な責任を持ち、大型案件の獲得や新規事業開発、組織のマネジメントなどファーム全体の成長を牽引する役割を担います。






3.有名ファームの役職と目安年収・年次一覧


コンサルタントの役職の数や呼称は、各ファームによって微妙に異なります。MBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)やBIG4(デロイト、PwC、EYSC、KPMG)といった有名ファームの役職を具体的にみてみましょう。


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ワンキャリア転職編集部

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