「東京都庁に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ワンキャリア転職は、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ワンキャリア転職の独自調査をもとに、東京都庁の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
※なお、東京都庁=東京都職員を指します。
1:東京都庁の年収・評価制度・働き方と福利厚生
1-1:東京都庁の等級(役職)別年収
東京都庁の職種は大きく以下に分かれています。
- 行政職(一):事務、福祉、技術 他
- 行政職(二):自動車運転、巡視、一般技能 他
- 公安職:警察官、消防吏員
- 医療職(一):医師、歯科医師
- 医療職(二):薬剤師、栄養士、臨床検査技師 他
- 医療職(三):看護師、保健師 他
- 教育職:教諭、看護教諭 他
- 指定職:局長 他
(参考:東京都人事委員会HP「東京都職員給料表」)
本記事では行政職(一)について解説します。
東京都庁 行政職(一)の目安年収は以下の通りです。
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