「東京都庁に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、東京都庁の給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ONE CAREER PLUSの独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2025年1月
※なお、東京都庁=東京都職員を指します。
- 1:東京都庁の年収・評価制度・働き方と福利厚生
- 1-1:東京都庁の等級(役職)別年収
- 1-2:東京都庁の年代別年収
- 【東京都庁の30歳目安年収は553万円*】
- 1-3:東京都庁の職種別年収
- 1-4:東京都庁の各等級(役職)ごとの期待役割
- 1-5:東京都庁の評価基準・評価フロー
- 1-6:東京都庁の働き方と福利厚生
- 2:東京都庁の企業情報・事業内容
- 2-1:会社概要
- 2-2:事業内容
- 2-3:業績
- 3:東京都庁に関するよくある質問
- 3-1:入庁時の試験の種類は?
- 3-2:昇格試験は?
- 3-3:年収の構成は?
- 4:東京都庁にキャリア入社するには?
- 4-1:自身の経歴が活かせる環境かを知る
- 4-2:東京都庁で評価される人の特徴
- 5:東京都庁の選考情報
- 5-1:東京都庁の選考フロー
- 5-2:東京都庁の面接傾向と実際の質問例
- 6:東京都庁への入社について、キャリアのプロに相談する
- 7:ONE CAREER PLUSの紹介
1:東京都庁の年収・評価制度・働き方と福利厚生
1-1:東京都庁の等級(役職)別年収
東京都庁の職種は大きく以下に分かれています。
- 行政職(一):事務、福祉、技術 他
- 行政職(二):自動車運転、巡視、一般技能 他
- 公安職:警察官、消防吏員
- 医療職(一):医師、歯科医師
- 医療職(二):薬剤師、栄養士、臨床検査技師 他
- 医療職(三):看護師、保健師 他
- 教育職:教諭、看護教諭 他
- 指定職:局長 他
(参考:東京都人事委員会HP「東京都職員給料表」)
本記事では行政職(一)について解説します。
東京都庁 行政職(一)の目安年収は以下の通りです。
【ここから先のポイント】
- 目安として、28歳で2級20号(主任等級)に昇格した場合、年収は〇〇万円程度。
- 2級(主任等級)への昇格には主任選考の合格が必要であり、通過率は〇〇%程度。
- 事務職へのキャリア入社者は、30〜40代の銀行や〇〇出身者が多い傾向。
さらに・・・