本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、以下についてまとめています。
・メガベンチャー各社のうち、最速で1,000万を実現できる企業はどこなのか?年次別の年収テーブルや、評価制度の特徴、高評価を得る人に共通していることとは?
・メガベンチャー未経験でも間口が広い企業、転職に有利な業界や経験など、各社のキャリア入社者の傾向まとめ (実例データあり)
・サイバーエージェント、リクルートなど、メガベンチャー各社への転職成功者のクチコミから紐解く選考対策
1. 最速1,000万はどこ?メガベンチャーの年収まとめ
ここからは、メガベンチャー5社の年収テーブルや高評価を獲得する人の特徴を解説します。
【本記事内で解説するメガベンチャー】
・サイバーエージェント
・リクルート
・レバレジーズ
・ファーストリテイリング
・楽天グループ
1-a. サイバーエージェント
●事業内容
サイバーエージェントは、メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を展開する総合インターネット企業です。
主力事業であるメディア事業では、インターネットテレビ局「ABEMA」を運営し、広告事業では国内トップクラスのシェアを誇ります。ゲーム事業では「グランブルーファンタジー」などのヒット作を生み出しています。近年はAI技術やDX推進にも注力し、各業界の大手企業との協業を拡大しています。
2023年9月期の連結売上高は5,983億円、従業員数は6,397名と、業界をリードする存在となっています。
※参考:サイバーエージェント公式サイト
●サイバーエージェントの等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
サイバーエージェントの平均年収は807万円(2023年9月期)で、業界平均を大きく上回っています。新卒初任給は42万円(年収504万円)と高水準です。
報酬にはS1からS3.5、G3からG5までの等級制度があり、20代後半でS3(年収650〜750万円)、30代前半でS3.5(年収800万円程度)に到達することも可能です。キャリア入社の場合、等級に関わらず高年収となることもあり、S2でも年収500〜700万円の範囲です。
●サイバーエージェントの評価基準・評価フロー
評価は年2回行われ、定量目標とミッション目標の達成度で判断されます。定量目標は3〜4つ、ミッション目標は2つ設定するのが一般的です。最終評価はS〜Cの4段階で、評価によって昇給額が変動します。S評価は年間1人程度で昇給額5万円以上、A評価は全体の5%程度で昇給額5万円程度です。高評価を得るには、定量的な成果を出すことが前提となり、さらに社内の巻き込み力や自発性が重視されます。社内プロジェクトへの積極的な参加や新しい取り組みの提案が評価につながるとされています。
サイバーエージェントは、メガベンチャー企業の中でも特に高い年収水準と成長機会を提供しています。新卒からの年収上昇スピードが速く、20代後半で700万円を超える可能性があるのが特徴的です。評価制度も明確で、成果主義の文化が根付いていることがわかります。
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