本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査をもとに、以下についてまとめています。
・ITコンサルタント各社のうち、最速で1,000万を実現できる企業はどこなのか?年次別の年収テーブルや、評価制度の特徴、高評価を得る人に共通していることとは?
・ITコンサルタント未経験でも間口が広い企業、転職に有利な業界や経験など、各社のキャリア入社者の傾向まとめ (実例データあり)
・アクセンチュア、ベイカレント・コンサルティングなど、ITコンサルタント各社への転職成功者のクチコミから紐解く選考対策
最速1,000万はどこ?ITコンサルタントの年収まとめ
ここからは、ITコンサルタント4社の年収テーブルや高評価を獲得する人の特徴を解説します。
【本記事内で解説するITコンサルタント】
・アクセンチュア
・ベイカレント・コンサルティング
・アビームコンサルティング
・クニエ
1-a. アクセンチュア
●事業内容
アクセンチュアは、1962年に創立された世界的に展開する総合コンサルティング会社です。戦略、デジタル、テクノロジー、オペレーションズの各分野において幅広いサービスを提供しています。同社の日本法人は、1995年12月に設立され、従業員数は約2.5万人(2024年6月1日時点)です。
組織は大きく「戦略・コンサルティング」、「ソング(旧インタラクティブ)」、「テクノロジー」、「オペレーション」の4つで構成されています。これらの組織には、戦略チーム、AIグループ、広告・マーケティング・クリエイティブチーム、ソリューションを提供するチームなどの業務領域があり、各役割を果たしています。
●アクセンチュアの等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
アクセンチュアの等級は8段階に分かれており、新卒・第二新卒はアナリストからスタートします。目安年収は550万円程度で、シニアアナリストになると年収は600万円程度、次のコンサルタントでは840万円程度の年収が見込めます。アソシエイトマネージャーに昇格すると、930万円程度の年収が見込めます。
22歳で新卒入社をして8年間在籍した場合、30歳の目安年収は930万円程度になると予想されます。最短で昇格していけば新卒でも20代のうちにマネージャーに昇格することができ、年収1,000万円に到達することも可能です。
ただし、年功序列ではなく実力による昇格のため、勤務状況や評価によっては「同じ等級からずっと昇格できない」ということもありえるでしょう。
●アクセンチュアの評価基準・評価フロー
アクセンチュアの評価は、複数の項目をもとに行われます。評価項目は「プロジェクトでのバリューの出し方」「個人の研鑽」「チームとしての働き方」など分かれ、それぞれについて、5段階が行われます。会議に参加するのは、マネージャー以上のポジションで評価基準やフローは非公開です。
評価シートは3か月に1回程度配布され、プロジェクトでの実績やリーダー湿布スキル、個人の成長などが評価されます。具体的な評価基準が明示されているわけではないため、評価の結果がどのように給与などに反映されるかは明確ではありません。
アクセンチュアで評価が高い人の特徴は、キャリア面で上司にあたる「People Lead」に自分の業績や実績を的確に伝えられる人や、現在のプロジェクトの上司と円滑なコミュニケーションを取れる人です。
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