「Chatworkへの転職は難しいのか」「中途採用で実際にどんな人が選ばれているのか」——Chatwork(現株式会社kubell)への中途転職を検討する方の中には、このような疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。
Chatworkは2024年7月に「株式会社kubell」に社名変更しています。ビジネスチャットツール「Chatwork」というプロダクト名は継続して使われていますが、事業会社としての名称はkubellです。本記事では基本的に「kubell(旧Chatwork)」と表記しつつ、検索文脈で「Chatwork」を用いる箇所も併存させます。
kubellは2004年創業のSaaS企業で、2019年に東証マザーズへ上場しました。2024年7月にはChatwork株式会社から株式会社kubellへ社名変更し、現在はビジネスチャット「Chatwork」とBPaaS事業を展開しています。
本記事は、ワンキャリア転職に集まった転職体験談・選考体験談・社員クチコミの計66件をもとに、(1)どのような前職の人がkubellに転職しているのか、(2)選考体験談51件分から見える評価された経験、(3)kubellから他社へ転職した4件が選んだ進路——を、個別の体験談ベースで分析します。
- 1. kubell(旧Chatwork)の基本情報
- 2. 転職体験談7件から見える「kubellに入った人の前職」
- 2-1. 大手金融・商社からのSaaS転身(2件)——野村證券・三井物産
- 2-2. SaaS同業からの転身(1件)——freee
- 2-3. 受託SIerからの自社プロダクト志向(1件)——Gemcook
- 2-4. 人材・営業企業からの転身(2件)——レイスG・マーケティングアプリ
- 2-5. 異業界からの転身(1件)——鎌倉新書
- 2-6. 7件の最大の特徴
- 3. 選考体験談51件から見える「kubell 選考のリアル」
- 4. 退職4件の事例から見る「SaaSへの転身」
- 4-1. LayerXへの転身(カスタマーサクセス)
- 4-2. マネーフォワードへの転身(フロントエンドエンジニア→ソフトウェアエンジニア)
- 4-3. ログラスへの転身(デジタルマーケティング)
- 4-4. リザーブリンクへの転身(インサイドセールス→営業)
- 4-5. 4件の事例が示すSaaS人材のキャリアパス
- 5. 社員クチコミ4件から見える「入社後の実態」
- 6. kubell 転職を検討する人のための3つの実例ベース指針
- よくある質問(FAQ)
- Q. Chatwork(kubell)の転職難易度はどの程度ですか?
- Q. kubellの中途採用で最も多い前職は何ですか?
- Q. kubellから転職する人はどんな進路を選びますか?
- まとめ:kubell(旧Chatwork) 転職の「実態」と向き合う3つの視点
- ワンキャリア転職のご紹介
1. kubell(旧Chatwork)の基本情報
kubellは2004年創業のSaaS企業で、2019年に東証マザーズへ上場しました。2024年7月にはChatwork株式会社から株式会社kubellへ社名変更し、現在はビジネスチャット「Chatwork」とBPaaS事業を展開しています。
主要な職種は、エンジニア(フロントエンド・バックエンド・SRE・モバイル)、プロダクトマネージャー、デザイナー、セールス(インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス)、マーケティング、コーポレートなど、SaaS企業として典型的なポジション構成です。
本記事のデータは、株式会社kubell単体に限定しています。SaaS領域でビジネスチャット「Chatwork」やBPaaS事業を展開する企業の事例として分析します。
2. 転職体験談7件から見える「kubellに入った人の前職」
ワンキャリアに集まったデータの特徴として、kubellから他社への転職4件の事例では、いずれもSaaS業界への転身となっています。LayerX・マネーフォワード・ログラス・リザーブリンクへの移動は、個別の事例としてSaaS業界内でのキャリアパスの広がりを示唆しています。
【この先の見どころ】
- 大手証券・大手商社・SaaS同業・受託SIer・人材から分散——7件の前職データから見えるkubellに入った人の「〇〇」
- インサイドセールス・法人営業・デジマ・フロントエンドエンジニア——職種別の参入実態と「〇〇」
- 1. kubell(旧Chatwork)の基本情報
- 2. 転職体験談7件から見える「kubellに入った人の前職」
- 2-1. 大手金融・商社からのSaaS転身(2件)——野村證券・三井物産
- 2-2. SaaS同業からの転身(1件)——freee
- 2-3. 受託SIerからの自社プロダクト志向(1件)——Gemcook
- 2-4. 人材・営業企業からの転身(2件)——レイスG・マーケティングアプリ
- 2-5. 異業界からの転身(1件)——鎌倉新書
- 2-6. 7件の最大の特徴
- 3. 選考体験談51件から見える「kubell 選考のリアル」
- 4. 退職4件の事例から見る「SaaSへの転身」
- 4-1. LayerXへの転身(カスタマーサクセス)
- 4-2. マネーフォワードへの転身(フロントエンドエンジニア→ソフトウェアエンジニア)
- 4-3. ログラスへの転身(デジタルマーケティング)
- 4-4. リザーブリンクへの転身(インサイドセールス→営業)
- 4-5. 4件の事例が示すSaaS人材のキャリアパス
- 5. 社員クチコミ4件から見える「入社後の実態」
- 6. kubell 転職を検討する人のための3つの実例ベース指針
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:kubell(旧Chatwork) 転職の「実態」と向き合う3つの視点
- ワンキャリア転職のご紹介
2-1. 大手金融・商社からのSaaS転身(2件)——野村證券・三井物産
「金融資産(株や投資信託等)の営業をしてる際にSaaS関連企業の株価が上昇、国内ではSaaS企業が上場し始める等、上記企業の成長性に関心を持ち始めたのがきっかけ。その後、『THE MODEL』の書籍を読み、分業制の営業体制にも魅力を感じたため」 (野村證券→kubell/法人営業→インサイドセールス/中途)
「将来的な独立願望が芽生え、大手企業からより自身の看板で勝負できる環境に移りたいと感じるようになった。社会的に信頼されている会社であるが故に、自分の実力がそこまで結果に反映されている実感を持てなかったことがきっかけ」 (三井物産→kubell/法人営業→インサイドセールス/中途)
大手金融・商社からの転職事例では、「SaaS業界の成長性」「自分の実力をより反映しやすい環境」「分業制(THE MODEL)への関心」といった動機が確認できます。
2-2. SaaS同業からの転身(1件)——freee
「前職の組織改変によりチームが解散となり、一つ区切りがついた。今後のキャリアを見据えたときにリーダーポジションに早期に就くことを考えたときに外に機会を求めた方がベターと考えた」 (freee→kubell/デジタルマーケティング/中途)
freeeからkubellへ転職した、SaaS同業からの転職事例として確認できます。
2-3. 受託SIerからの自社プロダクト志向(1件)——Gemcook
「前職はクライアントワークであり、自社プロダクトを開発していて多くのユーザー様に使用されているプロダクトに関わってみたいと思ったため」 (Gemcook→kubell/フロントエンドエンジニア/中途)
受託開発から自社プロダクト企業へ移った事例として確認できます。
2-4. 人材・営業企業からの転身(2件)——レイスG・マーケティングアプリ
「前職ではアプローチ先選定からクロージングまで一貫で行い、皆が個人の営業成果を追い求めるあまり、組織全体として連携していこうという思いが感じにくい体質であったため。1つの案件にも複数名が関わり受注数を追っていく体制の企業で働きたいと感じたため」 (レイスグループ→kubell/法人営業/中途)
「スキルアップのため」 (マーケティングアプリケーションズ→kubell/法人営業/中途)
2-5. 異業界からの転身(1件)——鎌倉新書
「引越しで東京の郊外に移動したため、オンライン勤務前提の会社を探しました。最寄駅から30分で行ける企業であり、なおかつ子供が生まれるタイミングを受理してくれる会社に魅力を感じました」 (鎌倉新書→kubell/個人営業→法人営業/中途)
リモートワークを重視して転職した事例として確認できます。
2-6. 7件の最大の特徴
7件の前職を見ると、大手金融・商社、SaaS同業、受託SIer、人材・営業、異業界などからの転職事例が確認できます。複数の体験談では、「SaaS業界への関心」「リーダーポジションへの挑戦」「自社プロダクトへの関心」「リモートワーク」といった動機が確認できます。
3. 選考体験談51件から見える「kubell 選考のリアル」
選考体験談の内訳は、概要13件・面接19件・最終面接13件・カジュアル面談6件と、データが集まっています。体験談から見えるフローの例としては「カジュアル面談→書類選考→面接2〜3回→最終面接」といった流れが多く、応募から内定までの期間は1〜2ヶ月程度がひとつの目安として挙げられています。
面接体験談では「Chatworkプロダクトへの理解」「BPaaS事業ビジョンへの共感」「分業制(THE MODEL)への適応力」「リモートワーク前提のセルフマネジメント能力」が深掘りされたという声が目立ちます。エンジニア職では事前のプロダクト作成課題(コーディングテスト)が課されたケースも報告されています。
「私の場合体験入社があり、事前に渡されたプロダクト作成課題を行いました。当日は作成したプロダクトのプレゼンテーション、コード・設計の意図を共有しました。意識したのは、どのような意図を持ってそのコードを書いたのかを簡潔に伝わりやすいように説明をする/質問をされてわからないところは正直にわからないと言うこと」 (kubell(旧:Chatwork)/フロントエンドエンジニア/内定)
「チームで成果を成し遂げていきたいという点/前職の業務内容とチャットワーク社の業務の共通点」 「IR情報やインタビュー記事を見た上で、自分のスキルが活かせる点/新たに学習するべき点を推測して臨むと良いと思いました」 (kubell(旧:Chatwork)/法人営業/内定)
「早いスピードで展開される戦略への柔軟性」 「基本的なIT知識はあったほうがいいと思います。また近年普及しているデジタルトランスフォーメーションに関するツールの知識はあったほうがいいと思います」 (kubell(旧:Chatwork)/法人営業/内定)
51件のサンプル数から見える特徴として、応募ポジションはエンジニア・セールス(インサイド・フィールド・カスタマーサクセス)・マーケティング・コーポレートと幅広く、選考体験談では、「Chatworkプロダクトへの理解」や「IR情報を踏まえた事業理解」に言及する事例が確認できます。エンジニア職では実技課題、ビジネス職では事業理解が、選考対策上のポイントになりそうです。
4. 退職4件の事例から見る「SaaSへの転身」
本記事で紹介するkubellから他社への転職4件の事例は、いずれもSaaS業界への転身です。LayerX・マネーフォワード・ログラス・リザーブリンクという進路は、個別のキャリアパスとして「SaaSからSaaSへ」という選択肢があることを示しています。
4-1. LayerXへの転身(カスタマーサクセス)
「カスタマーサクセスチームの立ち上げから13名の組織規模になるまでをリードし、自分がいなくても回るチームが作れたことで一定のやりきった感が出たためです。また事業グロースにおいて重要なプロジェクトのPMを任せてもらえたり、最良な意思決定を生むための分析チームを組成したりと、カスタマーサクセスの幅を広げる経験ができた」 (kubell→LayerX/カスタマーサクセス)
「やりきった感」「次の成長フェーズへ」を動機とした、SaaS業界内でのキャリア転換の一例です。
4-2. マネーフォワードへの転身(フロントエンドエンジニア→ソフトウェアエンジニア)
「これまでの経験ではフロントエンドのみの開発だったので、エンジニアとしての幅を広げるためフルスタックで開発をしたいと思ったから。プロダクトとの距離が近い組織やチームでプロダクトに貢献したかったから」 (kubell→マネーフォワード/フロントエンドエンジニア→ソフトウェアエンジニア)
エンジニアの「専門→フルスタック」キャリア転換の事例です。
4-3. ログラスへの転身(デジタルマーケティング)
「デジタル以外の領域や将来的にマネジメント経験を積むことでマーケティング担当者としてスキルの幅を広げたいと思ったため、転職を決意しました」 (kubell→ログラス/デジタルマーケティング)
4-4. リザーブリンクへの転身(インサイドセールス→営業)
「上場してから、みんなが決めた目標を追うというよりかは与えられた数字を追う傾向が強くなりやらされている感が強くなってきたため」 (kubell→リザーブリンク/インサイドセールス→営業)
上場後の組織変化や数字目標への向き合い方を理由に、SaaS企業へ転職した事例として確認できます。
4-5. 4件の事例が示すSaaS人材のキャリアパス
退職4件の事例がすべてSaaS業界(LayerX・マネーフォワード・ログラス・リザーブリンク)への転身であることは、kubellでの実務経験を、SaaS業界内の次のキャリアに接続した個別事例として参考になります。これは「SaaSからSaaSへ」というキャリアの広がりを示す一要素です。
これらの事例は、kubellでの経験を起点としてSaaS業界でキャリアを積む選択肢があることを示唆しています。共通する動機として挙げられた「やりきった感」「フルスタック志向」「マネジメント経験」などは、SaaS業界内で次のステップを模索する際の個別の判断基準として参考になります。
5. 社員クチコミ4件から見える「入社後の実態」
社員クチコミ4件という限られたサンプルですが、入社後の実態に関する個人の感想を紹介します。これらはあくまで個別の事例であり、組織全体を一般化するものではない点にご留意ください。
「weworkがオフィスのため、飲みものが充実しており、飲み物代がかからない。共有スペースもおしゃれなので、仕事をしていて楽しいと感じる」
「入社当初は月一出社で、ほぼリモートワークだった。現在は週2日出社で今後も増える予定だが、ハイブリッドで働ける環境は継続できるので問題ない」
「ポジションにもよるが、メンバーは基本的に業務量がさほど多くないので月の残業時間は10hほどで収まる。残業押し付けでなければ、多少の残業はできる方だが、予想以上に残業が少ないのでワークライフバランスは確保できる」 (kubell(旧:Chatwork)/カスタマーサクセス/中途)
「一年前にバリューやカルチャーが変わり、まだ浸透はできていない印象。上長が外部から入社して短期で退職されるのが繰り返し起きており、評価者が定期的に変わることから評価基準が定まっていない」
「社内の人間関係は部署によるが、嫌な人はあまりいない。大手のような縦社会もほぼないので、飲み会も自由参加、上司を立てることもない。上下関係が苦手な人は楽だと思う」 (kubell(旧:Chatwork)/カスタマーサクセス/中途)
ワークライフバランスやリモートワーク環境をポジティブに捉える声がある一方で、「評価基準」や「カルチャー浸透」について課題を感じる個人も存在しており、フェーズの変化に伴う個々の実感が読み取れます。
6. kubell 転職を検討する人のための3つの実例ベース指針
第一に、入社7件から自分のルートを見極める。大手金融・商社(2件)、SaaS同業(1件)、受託SIer(1件)、人材・営業(2件)、異業界・ライフイベント(1件)の5ルートのうち、自分がどれに該当するかを整理し、選考でその経験をkubellの事業課題(BPaaS事業の拡大・中小企業DX支援)に接続できることを具体的に説明できるよう整理しておくことが重要です。
第二に、キャリアの連続性を意識した設計。退職4件の事例はすべてSaaS業界(LayerX・マネーフォワード・ログラス・リザーブリンク)への転身であり、kubellでの実務経験を、次のキャリアに接続した個別のケースです。自身のキャリアサイクルにおいて、どのような経験を積むべきかを考える材料となります。
第三に、選考体験談に基づく対策。51件の選考体験談では、「プロダクト理解」「IR情報を踏まえた事業理解」「分業制への適応力」に関する言及が確認できます。これらを事前に整理しておくことが、選考対策上のポイントになりそうです。
よくある質問(FAQ)
Q. Chatwork(kubell)の転職難易度はどの程度ですか?
選考体験談では、エンジニア職の実技課題や、ビジネス職の事業理解に関する事例が確認できます。一方で未経験職種からの転身事例もあるため、SaaS業界への関心や前職経験との接続を整理しておくことが、選考対策上のポイントになりそうです。
Q. kubellの中途採用で最も多い前職は何ですか?
ワンキャリア独自データ7件では、大手金融・商社(野村證券・三井物産)2件、SaaS同業(freee)1件、受託SIer(Gemcook)1件、人材・営業(レイスG・マーケティングアプリ)2件、異業界(鎌倉新書)1件と分散しています。多様な前職からの参入が確認できる点が特徴です。
Q. kubellから転職する人はどんな進路を選びますか?
4件のデータでは、いずれもSaaS企業への転職事例です。LayerX、マネーフォワード、ログラス、リザーブリンクといったSaaS企業へ転職した事例が確認できます。
まとめ:kubell(旧Chatwork) 転職の「実態」と向き合う3つの視点
- 企業ポジションの特性:2024年7月に社名を「kubell」に変更。ビジネスチャット「Chatwork」とBPaaS事業を軸に中小企業DXを支援する企業フェーズにあります。
- 入社7件・退職4件の事例から見るキャリア:多様な前職からの入社や、SaaS同業への転身など、個別のキャリアパスを通じたSaaS人材の動向が確認できます。
- 事例が示すキャリアパスの可能性:kubellからSaaS企業へ転身した4つの個別事例は、kubellでの経験をSaaS企業への次のキャリアに接続した例として参考になります。
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