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【数字で見る住友商事】「商社=男性社会・新卒一括採用」はもう古い?人事の前で現役社員に商社のキャリア事情を聞いてみた

「総合商社」と聞くと、皆さんはどのようなイメージが思い浮かびますか?


「海外駐在などグローバルなイメージ」「年収が高い」であったり、「商社マン」という言葉が匂わせる”総合商社=男性社会”や、”新卒が入社する会社”のイメージがあるかと思います。


そんな総合商社業界に属する住友商事ですが、直近の22年度は新卒採用数101名に対し、キャリア採用数75名と採用数の約4割までキャリア採用を拡充しております。また、キャリア採用における女性比率は約4割と属性問わず活躍の機会が増えているのはご存知でしょうか。


今回は、住友商事のキャリアの実態に迫るべく、現役社員65名に匿名のアンケートをとり、その結果を3名の社員に突撃インタビューしてきました。


世の中で一般的に言われている住友商事のイメージは果たして本当なのか? リアルを語ってもらいます。







性別による活動機会に格差はない。古き良き時代の社員も変革期に突入?


——早速最初からふみこんでいきます。ぶっちゃけ性別関係なく活躍できているのか? という質問に対しての回答はこちらです。




7割以上の方が「男女関係なく活躍できる」という回答でした。実際、働かれている皆さんはいかがでしょうか? 忖度なしの回答をお願いします!




松元:アンケート結果にとても納得しています。私自身入社してから、性別の色眼鏡で見られると感じることはなかったですね。住友商事には、性別問わず一人ひとりのキャリアに向き合うカルチャーがあります。DE&I推進を担当する中で他部署の話を聞くことも多く、営業のチーム長や海外駐在も性別関係なく在籍している印象です。


古市:私はチームリーダーですが、性別のみの観点でアサインメントに差が出ることはないと感じます。その一方で、結婚や子育てなどのライフステージによって優先事項が変化するので、全ての人が変わりなくフルタイムで働けるか? は別論点だと思っています。

性別関係なく活躍はできるものの、「ここまでやりたい!」という業務上の希望を叶えられるかどうかは、物理的に難しい一面もありますよね。


——なるほど。機会は設けられていても、それぞれが仕事に求めることを本当の意味で実現できているかは別だと。ちなみに「女性の登用にまだ差がある」との意見もありました。


河合私が所属している電力部隊では、女性のメンバーが多いですよ。そのおかげか、子どものお迎えで17時に退社する際も、すごく配慮してもらっています。また、若手人材の登用も増えているので、年功序列の考えも変わってきているなと。


松元:河合さんがおっしゃる通り、性別で変わらないものの、どれだけ仕事にフルコミットできるかは変わってしまう部分もありますよね。


部署によりますが、役職者に共働きの男性がいない部署もあることは事実です。子どもの送迎といった個別の事情への理解など、上の世代にこちらから伝えて、ある意味教育して変えていかなければいけないフェーズだと認識しています。


——部署によって、実態に差があるのでしょうか?


古市:私がいる自動車部隊は他部署に比べると男性社会の色が強い営業部隊です。正直、周りには女性の役職者はほぼいません(*チームリーダーが他に1名います)。


自動車業界、というか以前の総合商社は、海外との取引における時差や、産業の裾野が広いからこそのさまざまな取引先との会食、自社内での古き良き飲み会文化など、子どもを抱えた女性が働き続けることが非常に困難な環境だっただろうと感じています。


だからこそ、現在の男性上司しかいない状況を、これから変えていくことへの課題意識を強く持っています。実際に飲み会の出席有無は評価の対象にならず、必要以上の会食はしないなど、社内だけでなく顧客側も変化していると感じますね。


また、いろんな制限がある社員でも働きやすい環境作りを、全社で意識的に取り組んでいるので、私自身がそういった環境を最大限に活かしてロールモデルになりたいと思っています。



年々増えるキャリア採用。新卒者とキャリア入社者それぞれの想いはいかに


——偏見かもしれませんが、総合商社は新卒で入る業界で、キャリア採用をほとんど行わないというイメージがあります。現在、住友商事はキャリア採用が拡大傾向にあるとお伺いしましたが、そのあたりの変化も教えていただけますか?





河合:私が所属する部署はあまりキャリア入社者がおらず、接する機会は少ないです。ただ、他部署との打ち合わせで関わることはありますし、業務を進める中で入社形態での差を感じたことはないですね。




年々キャリア採用が増えて、その垣根はどんどんなくなっていると思っていますが、キャリア入社したお二人はいかがですか?


松元:人事部だからかもしれませんが、基本的に感じたことはないですね。しかし、文化や制度など過去の文脈への理解が必要な場面があり、キャッチアップが難しいと感じたこともあります。生き字引的な人がやはり有利だなと。


ただ、キャリア入社だからこそ、今までのことをフラットに聞けますし、質問する上で重要になる心理的安全もあると感じます。その上で、ファクトで物事を語れるので、その立場をうまく活用すればいいと思っています。


古市魅力的で良い方ばかりで垣根なく対応してくれますし、それが入社の決め手の一つでした。むしろそのマイルドさのせいで、他の総合商社より印象が薄くなっている気もしますね。



住友商事だから実現できる多様なキャリアの魅力


——入社後にキャリアパスが広がったという方が8割以上いらっしゃいました。皆さんの実感としてはどうでしょうか?





松元:入社して1年経ってないので、これからという前提ですが、海外駐在するイメージが持てており、キャリアの選択肢が広がったことはすごくポジティブに感じています。


前職でインドネシアに一度駐在したのですが、前職では人事の駐在は1回がスタンダードで、今後その機会はないだろうと感じていました。そういった面もあり、転職をしたのですが、昨年住友商事に入社し、今後のキャリアによっては、もう一度人事として駐在するチャンスがあるかもしれないと感じています。




古市:私もキャリアパスの広がりを感じます。これまでは所属する領域で専門性を高める、いわゆるI型のキャリア形成でしたが、私はまた別のキャリアの幅を広げたかったので転職しました。


住友商事に転職して、皆さん常に勉強をされていることに驚いています。前職では、他部門に任せていた業務やテーマ(財務経理や法務など)も、確認が必要なので四苦八苦していますが、ビジネスパーソンとしての能力は確実に上がっていると感じています。


新興国向けの自動車営業というニッチな世界ではあるのですが、前職の経験が活かせるポジションでアサインいただいているので、かなり親和性が高く、想像以上に違和感なく働けています。


社前から人事や配属先との面談も重ねて、自分のキャリアが活きる環境でチャレンジの機会を与えてくれ、しかもそれを応援してくれる文化があることがありがたいです。だからこそ、一社員として、会社に貢献できる立場になれればと思っています。


——一方で、キャリアパスは狭まってはいないが、その広がりを感じにくい方もいらっしゃるようです。社内で異動を何回か経験している河合さんはいかがでしょうか?


河合:私は国内トレードから始まり、海外営業・海外投資の経験、東京→大阪→ニューヨークなど10年で3都市を回ってきました。いわゆる総合商社での仕事を1周経験できたので、結果論ではありますが、キャリアの広がりはとても感じています。


当たり前ですが、トレードと投資では全くスキルセットが異なりますし、同じ職種でも国内外・各国によっても違います。


正直明確に「こういった仕事がしたい!」という希望がなく、会社から命を受けて異動することが多かったんです。でもだからこそ任された役割の中で成果にこだわれ、このようなキャリアとなったんだと思います。当時は突然、「来月から大阪、東京に戻ったら次はニューヨークね」などと言われて驚きましたが、今となっては良い経験です(笑)。


松元:ちなみに会社として、自律的なキャリア形成という観点で上司・部下が双方向で「個」と向き合うコミュニケーションの促進を図っています。特にピープルマネジメント力の強化に取り組んでおり、絶対評価・360度評価の導入や「キャリアアセスメント」を通じて、定期的にキャリア観、経験・適性・課題のレビューを強化したり、業務ニーズと育成ニーズのマッチングの最適化に取り組みながら、ビジネス推進を通じた多様な挑戦の場と、充実した人材育成プログラムを活用し、一人ひとりの自律的なキャリア形成をサポートしています。


また、最近では社内公募制の拡大にも取り組んでいます。全社最適の戦略的人材配置に加えて社員一人ひとりの「挑戦したい」というプロアクティブな意思を積極的に活かすことで、組織の活性化、パフォーマンスの最大化に繋げることを目的に、従来以上に自律的なキャリア形成が出来るチャンスのある環境だと感じますね。



コロナ禍を経て、新制度の運用も前向きに


——働き方という観点でもお話を伺いたいです。総合商社はハードワークというイメージもありますが、実際はどうなのでしょうか? 






松元:人事の中でも企画系だからかもしれないですが、私も周囲も積極的に制度を利用しています。転職して一番びっくりしたのは、在宅勤務やスーパーフレックスを部長級以上の社員も活用していること。


前職では上の職位の社員が使ってないので、チーム長クラスやその下のメンバーも制度を使っていなかったんです。あと、有給取得中の社員の業務をそれ以外のメンバーがカバーする、というマインドがあるので、きっちり休めてメリハリがつけられます。


河合:新卒時と比べると、コロナ禍の影響もあって変化を感じます。昔はフレックスの活用があまり活発ではありませんでしたが、最近はスーパーフレックスです。前の部署はヨーロッパとのやりとりも多かったので、夜対応する場合は、翌日遅めに出社するなど、かなり柔軟な働き方をしていましたね。


加えて、パートナーも住友商事なので、子どものお迎えや保育園の対応を間にはさむなど、夫婦で活用させてもらっています。育休も3ヶ月取得しました。


有給も、昔はとらなければいけない日数が決まっていましたが、最近は強制されません。コロナ禍を機にワークライフバランスがすごく取りやすくなったと感じています。


——ここ数年でかなり変化しているようですね。とはいえ部署や職種によって異なることはないのでしょうか?


古市制度自体を活用することへの心理ハードルはありませんが、トレード業務ではトレードの進捗状況や客先とのやり取りでスケジュール調整が発生する等、場合によっては有給取得をずらすこともありますね。企画系やDX推進などの部門から徐々に働きやすさの改善が進んでいっている印象は持っています。


河合:古市さんがおっしゃる通り、カルチャーや制度の運用状況は部署によってまだ差があるとは思います。改善されたとはいえ、昔は飲み会を断りにくかったりしたので。コロナで、飲み会文化がなくなったのが一番うれしいかもしれません(笑)。昔は残業後に行くことがよくありましたが、最近はめっきりなくなりました。





——そのような変化を感じたのか、78%の方が「ライフステージが変化しても働ける環境がある」と回答しています。





約8割が「住友商事で働くことをおすすめできる」と回答。多種多彩な人材が幅広く活躍できる社風


——人事の前で言いにくい話もあったかと思いますが、皆さん、忌憚ないご意見ありがとうございました! 最後に「住友商事で働くことをおすすめできるか?」という質問に対して、大多数の方が前向きな回答でした。現場の声を受けて、最後に人事のお二人からも今後の期待も込めて、メッセージをお願いいたします!





國分・林:お三方忌憚ないコメントを有難うございました!アンケート含めてどんな意見が出てくるか冷や冷や(笑)していましたが、当社のリアルが伝わるコメントが多く、これまでの総合商社の固定観念を払拭出来る内容をお伝え出来たのではと思います!



(左)林里奈:2016年新卒入社。人事部採用チームに配属、新卒・障がい者・キャリア採用業務すべてに従事し、入社以来一貫して採用業務に携わる。現在はキャリア採用における採用ブランディング・選考設計等をメインで担当。

(右)國分義則 :2010年新卒入社。初期配属は資源・エネルギー関連の経理部。アルジェリア駐在、自動車(乗用車・商用車)トレード、自動車製造部品・設備関連の事業投資・事業開発、事業会社への出向等を経て、2021年度から人事部採用チーム サブリーダ。現在はキャリア採用をメインに担当。


アンケートの回答やインタビューでのコメントは、21年4月に実施した人事制度改訂、キャリア採用の拡充、DE&I施策の推進、働き方改革等の効果が着実に表れている結果と考えています。


まだまだ組織毎に浸透度合いの差はあると思いますが、着実に多様なバックグラウンドをもった方々が活躍できる環境が実現されていると感じました。


あらゆる境界を越えて、多種多様な仲間の力と知恵を結集させることができれば、最高の仕事ができると信じています。住友商事はそういったことが実現できる間違いなく皆さんにお勧めできる会社です。是非一緒に歩んでいただける仲間をお待ちしております!

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