アクセンチュアは戦略から実行までを担う総合型コンサルティングファームです。本記事では、アクセンチュアの戦略コンサルについて、組織の位置づけ、扱うテーマ、強み、年収水準、キャリアパス、MBB・BIG4との違いを整理しながら解説します。アクセンチュアの戦略部門がどのような特徴を持ち、どのような人に向いているのかを理解したい方は是非お役立てください。
1.アクセンチュアの戦略コンサル部門とは
アクセンチュアは、単一のサービス領域に特化したコンサルティングファームではなく、複数の専門領域を組み合わせて企業変革を支援する総合型コンサルティング企業です。現在の組織は大きく「ストラテジー & コンサルティング」「テクノロジー」「オペレーションズ」「インダストリーX」「ソング」の5つの領域で構成されており、これらを事業フェーズに応じて組み合わせることで、戦略立案から実行、運用まで一貫して支援できる体制を整えています。
この中で、企業の経営課題を上流から扱うのが「ストラテジー & コンサルティング」領域です。同領域では、企業の経営戦略立案や業務改革の方向性を示す役割を担っており、アクセンチュアのサービス全体の起点となる機能を果たしています。
ストラテジー & コンサルティング領域の中には、主に三つのチームが存在します。まず、経営戦略の立案など最上流の課題を扱う「ストラテジー」チームです。この組織は数百名規模と比較的小規模ながら、アクセンチュアの中でも少数精鋭の組織とされており、年収水準も他部門より高い傾向にあります。次に、企業の組織改革や業務改革などを中心に支援する「マネジメントコンサルティング(MC)」のチームです。さらに、近年急速に拡大しているのがAI領域を専門とするグループで、データやAIを活用した企業変革を支援する役割を担っています。
(参考)アクセンチュアの強みは?戦略、BIG4、SIerとの違い・魅力を社員の声で徹底分析
アクセンチュアってどんな会社?クチコミをもとに特徴・社風・働き方を徹底解説
2.アクセンチュア戦略コンサルの強み
2-1.戦略から実行まで一気通貫で支援できる体制
アクセンチュアの戦略コンサルの最大の特徴は、戦略立案から実行までを同一ファームで支援できる体制にあります。多くの戦略ファームでは、経営戦略や事業戦略の提言を行った後、実装や業務改革はクライアント企業や別のベンダーに委ねられることが一般的です。一方、アクセンチュアでは戦略の策定だけでなく、その後のIT実装や業務改革まで一貫して支援することが可能です。
この背景には、アクセンチュアが持つ大規模なテクノロジー部門の存在があります。戦略チームが企業の方向性を設計した後、テクノロジー部門がAIやクラウド、システム開発などの技術を用いて具体的な実装を担い、さらに業務改革や運用改善のフェーズまで支援が続きます。こうした体制により、戦略が「絵に描いた餅」で終わることなく、実際の企業変革につながる点が評価されています。
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