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【2026年最新】大手企業の賃上げ・ベア結果一覧と年収事情(春闘まとめ)

2026年の春闘(春季労使交渉)は、3年連続で平均5%超えの高水準な賃上げが相次ぎ、日本全体で「賃上げの波」が本格化していることを印象づけました。とくに大手企業では、労働組合の要求に対する「満額回答」が続出しています。


この記事では、2026年春闘で具体的な回答が出た大手企業の賃上げ額の結果を業界別に一覧でまとめました。


(参考)連合|労働・賃金・雇用 春季生活闘争 2026年春闘




1. 2026年「春闘」の全体トレンド・見どころ


2026年の春闘の最大の特徴は、物価高への対応と優秀な人材の確保を目的とした「ベースアップ(ベア)」の定着です。


定期昇給(年齢や勤続年数に応じた自動的な昇給)だけでなく、基本給の底上げであるベアがしっかりと行われた企業が多く、実質的な購買力の向上が期待されています。





2. 【業界別】2026年春闘の回答結果・賃上げ企業一覧


各業界を代表する大手企業の、2026年春闘の最新の回答結果を見ていきましょう。(日本経済新聞等の報道、および連合の第8回回答速報に基づく)


自動車・二輪車メーカー


日本経済を牽引する自動車業界では、各社とも高水準の回答が目立ちました。トヨタ自動車は6年連続、マツダは5年連続の満額回答となっています。

企業名

賃上げ金額

(定期昇給分含む月額)

平均年収

トヨタ自動車

8590円〜2万1,580円

983万円

本田技研工業(ホンダ)

1万8,500円

(ベア1万2,000円)

896万円

日産自動車

1万円

(ベア約4,000円)

896万円

マツダ

1万9,000円

715万円

スズキ

2万500円

785万円

SUBARU(スバル)

2,300〜5万100円増

731万円

いすゞ自動車

1万9,000円

807万円

ヤマハ発動機

1万9,400円

834万円

(出典)連合|労働・賃金・雇用 春季生活闘争 2026年春闘

〈2026春闘〉自動車メーカー、初の全社満額回答 逆風下でも「人への投資」緩めず

(※)平均年収は各社の有価証券報告書の情報。今回の賃上げにより平均年収の引き上げも期待される


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自動車部品メーカー


トヨタグループの主要企業を中心に、早期の満額回答や過去最高額の賃上げが相次いでいます。

企業名

賃上げ金額

(定期昇給分含む月額)

平均年収

デンソー

2万3,500円

863万円

豊田自動織機

2万2,000円

842万円

ジェイテクト

1万8,000円

753万円

(出典)トヨタ系主要部品会社で「満額」相次ぐ、豊田織機は早期回答 - 日本経済新聞

(※)平均年収は各社の有価証券報告書の情報。今回の賃上げにより平均年収の引き上げも期待される


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電機メーカー


電機業界は主要各社が要求額や交渉日程で足並みをそろえる「統一交渉」が通例となっており、要求額は月額1万8000円のベースアップでした。多くの企業は満額回答となりました。

企業名

賃上げ金額

(ベースアップの月額)

平均年収

日立製作所

1万8,000円

961万円

パナソニック

1万8,000円

956万円

三菱電機

1万8,000円

869万円

ソニーグループ

2万4,000円

(主任級モデル)

1,118万円

NEC

月1万8,000円

963万円

富士通

月1万8,000円

929万円

東芝

月1万6,000円

シャープ

月1万5,000円

753万円

(出典)連合|労働・賃金・雇用 春季生活闘争 2026年春闘

(※)平均年収は各社の有価証券報告書の情報。今回の賃上げにより平均年収の引き上げも期待される

(※)東芝は現在は非上場のため、最新の平均年収は非公表


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重工メーカー


重工メーカー各社は1万6,000円のベースアップで、満額回答となりました。

企業名

賃上げ金額

(ベースアップの月額)

平均年収

三菱重工業

1万6,000円

1,017万円

川崎重工業

1万6,000円

792万円

IHI

1万6,000円

813万円

(出典)連合|労働・賃金・雇用 春季生活闘争 2026年春闘

(※)平均年収は各社の有価証券報告書の情報。今回の賃上げにより平均年収の引き上げも期待される


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鉄鋼メーカー


鉄鋼メーカーでは各社の組合が出していた1万5000円のベースアップを要求したのに対して、満額回答とはなりませんでした。内需の減少や、中国からの低価格な鋼材輸入の増加に伴う業績が低迷していることを反映した形です。

企業名

賃上げ金額

(ベースアップの月額)

平均年収

日本製鉄

1万円

905万円

神戸製鋼所

7,000円

812万円

JFEスチール

1万3,000円

1,264万円

(出典)日本製鉄、ベア回答は要求5000円下回る JFE・神戸製鋼も満額ならず

(※)平均年収は各社の有価証券報告書の情報。今回の賃上げにより平均年収の引き上げも期待される

(※)JFEスチールの平均年収は、親会社のJFEホールディングスに在籍する少数の従業員の数値となっており、実際の金額よりも高くなっている可能性がある


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3. 春闘の「賃上げ・ベア」が実際の年収に与える影響とは?


「月1万円の賃上げ」と聞くと、年間で12万円のプラスにしかならないと感じるかもしれません。しかし、ベースアップ(基本給の引き上げ)は、想定以上に年収全体を押し上げる効果があります。


なぜなら、ボーナス(賞与)や残業代の計算のベースとなるのが「基本給」だからです。


基本給が上がれば、それに連動してボーナス支給額も増え、残業代の単価も上がります。そのため、実質的な年収アップ額は「月の賃上げ額 × 12ヶ月分」を大きく上回る計算になります。





4. まとめ:気になる企業の「リアルな年収・待遇」をチェックしよう


2026年の春闘は、多くの大手企業で「満額回答」や「過去最高水準の引き上げ」が引き出され、働き手にとって非常に明るいニュースとなりました。


ただし、春闘で発表されるのはあくまで「基本給の引き上げ幅」や「平均値」です。実際の年収は、その企業独自の賞与(ボーナス)制度、各種手当(住宅手当や家族手当)、役職ごとの給与テーブルによって大きく変わってきます。


「賃上げのニュースを見て、あの企業への転職に興味を持った」「自分の今の給与と、大手企業のリアルな年収を比較してみたい」という方は、ワンキャリア転職で調べてみてください。





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