日本を代表するシンクタンク・コンサルティングファームの一つ、日本総合研究所(日本総研)。安定した経営基盤と社会貢献性の高さから、転職市場でも人気の高い企業です。
しかし、その一方で『日本総研は激務』という声も耳にします。特に金融系のシステムを扱う性質上、その働き方の実態は気になるポイントではないでしょうか。
結論から申し上げますと、システム障害などの対応を担当する場合は激務となる可能性があります。ワンキャリアに寄せられた現役・元社員のクチコミを基に、システム障害対応の実態から給与、社風まで、リアルな声から見えてくる日本総研の働き方の実像に迫ります。
1.日本総研が「激務」と言われる最大の理由
激務の最大の要因として多くの社員が挙げているのが、金融系SIer特有の「システム障害対応」です。
1-1.「システム障害対応」と「夜間コール」
社会インフラである金融システムを支える日本総研では、システムの安定稼働が至上命題です。そのため、障害発生時には昼夜を問わず迅速な対応が求められます。これが「激務」と感じられる大きな要因となっています。
具体的には、以下のような声が寄せられています。
24時間体制の待機
部署によっては24時間持ち回りの携帯を持つ必要がある。(プロジェクトマネージャー(Web・オープン系)/新卒入社)
システム障害時に夜間コールがあり、夜間でも対応が必要になる。(インフラエンジニア/新卒入社)
心身への負担
障害対応などで急な残業などで、プライベートを保つことが難しい(ソフトウェアエンジニア/中途入社)
障害対応が心身ともに想像以上にこたえました。(SE(Web・オープン系)/新卒入社)
また、障害対応だけでなく、プロジェクトの繁忙期には残業時間が増加する傾向も見られます。
部署によってはかなり激務。ワークライフバランスなどという概念はない。が、この会社が必ずしも悪いというわけではなく、SIerはどこも同様である。むしろ残業代がもれなく支給されたり、各種手当が手厚い分まともな部類だと思う。(SE(Web・オープン系)/新卒入社)
これらのクチコミから、特にインフラ部門や銀行システムの開発・運用保守に携わる部署では、突発的な対応や長時間労働が発生しやすく、「激務」と感じる場面が多いことがうかがえます。
1-2.働きやすさを感じる場面は?
一方で、激務な側面ばかりではありません。制度面では柔軟な働き方が可能であり、それを活用できる環境もあるようです。
有給が非常に取りやすく、フレックスも使えるので柔軟な働き方ができる。(インフラエンジニア/新卒入社)
リモートワークも定着しており、場所や時間に縛られない働き方を魅力に感じる社員もいます。
入社前に魅力に感じていた点は、リモートワークを前提とした柔軟な働き方が定着しており、成果を重視するカルチャーがある点です。場所や時間に過度に縛られず、自律的に業務を進められる環境であれば、専門性を高めながら生産性高く働けると感じていました。(プロジェクトマネージャー(汎用系)/新卒入社)
ただし、この方からはリモートワークが主流であるからこその課題も指摘されています。
チーム内の情報共有が個人に委ねられる場面も多く、入社初期には業務の全体像を把握しづらいと感じることや、出社しても対面でのコミュニケーションが必ずしも効率的ではない場合もあるようです。(プロジェクトマネージャー(汎用系)/新卒入社)
結論として、制度としては整っているものの、その恩恵を十分に受けられるかどうかは、担当するシステムやプロジェクトの特性に大きく左右されると言えるでしょう。
2.激務に対する対価は?
では、激務に見合うだけの報酬や働く環境は整っているのでしょうか。クチコミからは、給与水準の高さや良好な人間関係といった、ポジティブな側面も見えてきます。
さらに・・・



