コンサルティング業界への転職を検討している方にとって、「学歴フィルター」の存在は大きな不安要素の一つでしょう。特にBIG4コンサルティングファームへの転職では、高い学歴が必要なのではないかと懸念する声が多く聞かれます。
本記事では、ワンキャリア転職に集まる独自の採用データと転職成功事例をもとに、BIG4コンサルへの転職における学歴の実際の影響度を詳しく解説します。
1.データで見るBIG4コンサルの採用大学ランキング
まず、新卒採用の実績データから、BIG4各社がどのような大学の学生を採用しているかを見ていきましょう。
(出典)ワンキャリアに寄せられた新卒内定者データより(デロイト/PwC/EY/KPMG|2026年1月時点)
表から分かる通り、BIG4全体では早稲田大学、慶應義塾大学、東京大学、京都大学、一橋大学といった国内トップクラスの大学・大学院出身者が採用の中心です。特に早慶の存在感は各社共通で際立っています。
- デロイト トーマツ コンサルティング:早慶を筆頭に、旧帝大(東大、京大、阪大)がバランス良くランクインしています。
- PwCコンサルティング:早慶が上位ですが、明治大学などもトップ10に入っており、比較的幅広い大学から採用していることが特徴です。
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング:早慶・東大・一橋といった最難関大学の出身者が上位を占めており、学歴のボリュームゾーンが特に高い傾向にあります。
- KPMGコンサルティング:早稲田大学と一橋大学が1位、2位を占めるのが特徴的です。海外大学出身者も多く、多様なバックグラウンドを重視しています。
2. BIG4コンサルへの転職に学歴フィルターはあるのか?
2-1. 結論:学歴だけで判断されることはない
新卒採用のデータを見ると、確かに難関大学出身者が多数を占めていることは事実です。しかし、転職においては新卒採用とは異なる評価基準が適用されます。
内定者の属性としては、留学経験者が多い傾向にありますが、体育会系、学生団体、長期インターンなど、多様なバックグラウンドを持つ学生が採用されています。理系院生の割合も高いようです。
この傾向は転職市場においても同様で、学歴よりもむしろ実務経験や専門性、これまでの成果が重視される傾向にあります。
2-2. 学歴より重要な経験やスキル
BIG4コンサルへの転職では、以下のような要素が学歴以上に重要視されます。
1. 専門性と実務経験
特定の業界や機能領域における深い知識と実務経験は、学歴を上回る価値を持ちます。デジタルトランスフォーメーション、サステナビリティ、データアナリティクスなどの専門領域での経験は特に高く評価されます。
2. 論理的思考力と問題解決能力
コンサルタントとして必須のスキルである論理的思考力や問題解決能力は、学歴に関係なく身につけることができます。これらのスキルは面接やケース問題を通じて評価されます。
3. コミュニケーション能力とリーダーシップ
クライアントとの関係構築や社内でのプロジェクト推進において、コミュニケーション能力とリーダーシップは不可欠です。これらのスキルは実際の業務経験を通じて身につくものです。
▼コンサルに求められるスキルについてはこちらの記事でも詳しく解説しています
3. 学歴に不安がある人がBIG4コンサルへの通過率を高めるには
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