2026年は「ワーク・ライフ・バランス」から「ワーク×ライフ・シナジー」へ。一見仕事と無関係な趣味への没頭が、巡り巡ってキャリアの武器になる。そんな「一石二鳥」な働き方を提案する本特集。
今回のテーマは「ワーク×カレー」シナジー。カレー&スパイス専門家の印度カリー子さんに「ビジネスパーソンのためのスパイスカレー入門」をテーマに寄稿していただきました。
必要なのは「タクコ」とフライパンだけ
「スパイスカレー、流行っているし気にはなる。でも、何を買えばいいのかわからない」「調合が難しそう」「余ったスパイス、結局使い切れなさそう」——そう思って、興味はあっても一歩踏み出せないビジネスパーソンの方は、きっと少なくないでしょう。
仕事に追われる毎日。新しい趣味に挑戦するには、エネルギーも時間も足りない。そう感じるのは、とても自然なことです。
実は、私自身もまったく同じでした。初めてスパイスからカレーを作ったのは19歳のとき。作ってみたい気持ちはあるけれど、「失敗したらどうしよう」「ちゃんとした味になるの?」と、正直なところ不安だらけでした。
きっかけは、3歳上の姉が、週に3〜4日もインドカレー店に通っていると聞いたこと。「それなら家で作ったらいいのに」と単純に思い、料理好きの私は図書館に通い詰め、スパイスカレーの本を片っ端から読み漁るようになりました。
そこで気づいたのは、実は“本当に必要なスパイス”は、驚くほど少ないということでした。レシピ本にはたくさんのスパイスが並びますが、それらの多くは“追加の個性”であって、土台はとてもシンプル。
基本はたった3つ。
さらに・・・




