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コース選びでキャリアが変わる? 猫ひろしの「仕事に効く」ランニング入門【「ワーク×ランニング」シナジーのススメ】

2026年は「ワーク・ライフ・バランス」から「ワーク×ライフ・シナジー」へ。一見すると仕事とは無関係に思える趣味への没頭が、巡り巡ってキャリアの武器になる。そんな「一石二鳥」な働き方を提案する本特集。


今回のテーマは「ワーク×ランニング」シナジー。お笑い芸人でありながら、カンボジア代表としてオリンピックに出場、48歳にしてフルマラソン2時間27分02秒という自己ベストを更新し続ける猫ひろしさんにお話を伺いました。


順天堂大学大学院でランニングの研究にも取り組む猫さんがおすすめする2026年のランニングデビューの方法とは? 







「芸能界No.1ランナー」というポジション戦略


僕が本格的に走り始めたのは2008年頃、現在もお世話になっている中島進コーチ(ハイテクタウン代表)と出会ったのがきっかけでした。中島さんに「タレントでフルマラソンを3時間未満で走る『サブスリー』を達成した人はまだいない。達成したら仕事が来るんじゃないか」と言われたんです。


当時の僕は、お笑いの世界でどうやって生き残っていくか、常に考えていました。だから、その言葉にピンときた。「よし、やってみよう」と。真面目な性格なので、一度やると決めたらやらないと気が済まないんです。


練習を重ねて、無事にサブスリーを達成することができました。すると、コーチの言った通り、本当にマラソン関連のお仕事がたくさん来るようになったんです。市民ランナーの方々からも「この人は本気でやっているんだな」と見てもらえるようになった。


「マラソンといえば猫ひろし」というポジションを確立できたのは、僕のキャリアにとってすごく大きなことでした。


これまでに出した本は6冊ありますが、すべてマラソンの本です。お笑いという広いジャンルの中で、「ランニング」という分野で一番になる。それが、僕なりの戦い方でした。




もちろん、これだけ走る生活をしていると、犠牲にしなきゃいけないこともあります。昔は秋になると学園祭に呼ばれて、学生たちの前でネタをやっていました。でも今は、その時期にマラソン大会のゲストランナーの仕事が入る。最初は正直、少し戸惑いもありました。


でも、考え方を変えたんです。他の芸人さんが営業でネタを何ステージもやっているときに、「僕は3週連続でフルマラソン走っていました」って言った方が、生き方として面白いんじゃないかって。そう思うようになってからは、すべてがネタになりました。


今ではトークライブも、完全にマラソンに振り切っています。ゲストにプロランナーの方を呼んで、マラソンをテーマに1時間、2時間と話す。例えば、「下関海響マラソンでは、21km地点の給水所に素麺が置いてあるんですよ」とか。そういう話をすると、一般の人はすごく驚いてくれる。


何でも突き詰めれば、それは全部ネタになる。ランニングが僕に教えてくれたことの一つです。




初心者は皇居ランを避けるべき? おすすめコース3選


「ランニングを始めたいけど、忙しくて時間がない」「どこを走ればいいかわからない」。そんな声をよく聞きます。


僕自身、毎日平均で20kmから30km走っていますが、まとまった時間を取るのは簡単ではありません。だから、朝と夜に分けて走る「2部練」が基本です。コーチからは「辛いとか辛くないとかじゃなく、歯を磨くように走れ」と言われています。朝起きたら、とりあえずウェアに着替えて外に出る。いかに「走る状況」を自分で作るか、常に考えています。


こうやって、日常の中にランニングを組み込んでいく。その第一歩として、まずは「走る場所」を見つけることが大切です。


よくマラソンを始めた人が向かうのが皇居ですが、僕は初心者にはあまりおすすめしません。皇居は1周5kmを信号なしで走れるのが魅力ですが、初めての人にはこの5kmがすごく長く感じるんです。「途中で辛くなって地下鉄を探しちゃいました」なんて話を本当によく聞きます。


だからこそ、もっと気軽に始められるコースを知ってほしい。今回は、僕が実際に走っているコースの中から、目的別に3つのおすすめコースを紹介します。




1.代々木公園:初心者にも優しい「最強の公園」

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ワンキャリア転職 編集部

吉川翔大

東京大学卒業後、新卒で中日新聞社に入社。長野、静岡、三重の3県で記者として働く。2019年にワンキャリア に入社。就活生向けの記事制作チームや広報を経て、ワンキャリア転職 編集部でコンテンツ制作を担当。京都市生まれ。

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