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妊娠・出産しながらMBA合格へ──キャリアもライフイベントも諦めなかった一橋ICS受験体験記

ワンキャリア転職をご利用の皆さま。はじめまして。めいこ(中山明子)と申します。


私は第二新卒での転職以来ベンチャーで働いており、第一子を妊娠したことを機にMBA取得を考えるようになりました。結果として妊娠中に出願して合格をいただき、産後に育休取得の流れでフルタイム通学をしておりました。


出願中は先人たちのMBA受験記を読むのが大好きだったのですが、国内MBAは数がとにかく少なく、特に自分の志望校(入学校)は10年前のものしか見つからず……。なにかの参考になればと思い、恥ずかしながら自分の体験をシェアする次第です。


※本記事は、noteに掲載した記事の転載(一部を加筆・修正)です。次のキャリアを考えている読者の方には、転職だけでなくリスキリング(学び直し)を検討している方もいると考え、ワンキャリア転職でもお届けします。

(転載元note:一橋ICS(Hitotsubashi ICS)MBA受験体験記〜妊娠・出産を添えて〜|めいこ/Akiko Nakayama




1. なぜ一橋ICS? 国内MBAスクール選択の軸


1-1. 一橋ICSの概要


私が受験をしたのは、一橋ICS(Hitotsubashi ICS)です。


一橋大学大学院 経営管理研究科 国際企業戦略専攻(Hitotsubashi ICS)MBA 1年コース


英語を公用語とする全日制のプログラムです。1年コースと2年コースがあり、私は前者1年コースを選択しました。1年次はみっちり必修授業が入るので、2年コースの学生も毎日顔を合わせます。コースの違いとしては、2年目を交換留学や就職活動に割くかどうかが大きいです。


出願期間は例年2ラウンドあります。1次募集は8月から10月、2次募集は11月から翌年2月頃です。どちらのラウンドで合格した場合も翌年9月入学となります。(詳細はリンク先へ)


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2025年の出願期間




1-2. 出願校選びで重視したポイント


もともとMBA受験を検討した理由は大きく2つあり、「スタートアップでの実務経験を客観的かつ体系的に整理し直したい」という念願と、「妊娠・出産によるキャリア断絶に負けたくない」という不安とがありました。


産後間もなくの入学を考えていたので国内MBAに絞ったうえで、「実務重視かつ卒業後の市場価値を高められそう」というポイントで以下の志望軸を設定しました。


  • クラスメイトに多様性があること
  • 英語を使う授業やプログラムがあること
  • ディスカッションやグループワークの機会が多いこと
  • 育児との両立(通学しやすさ、1年コース、卒論がない)
  • 教授陣が魅力的であること


筑波大学、早慶、グロービスなどいくつかの国内MBAスクールを比較検討した結果、最終的に志望軸と一番マッチしていた一橋ICSを志望校として選びました。


妊娠中で時間に余裕がなかったため、第一志望に集中して出願しました。結果として合格をいただき、受験校を絞り込んだことで選考も良い結果が得られたと感じています。






2. 妊娠・出産・子育てと重なった入学・受験スケジュール


受験から入学までのスケジュールを以下にまとめます。私は1次で出願し、出願期間がまるっと妊娠・出産に被っておりました


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めいこ/Akiko Nakayama

東大で就活に苦戦したのち、公務員→スタートアップ→産休中にMBA→メガベンチャー。子育てに追われながらキャリアを模索する兼業ライターです。 note:https://note.com/meiko_akiko/

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