「旭化成に転職してみたいけれど、そもそもどんな会社？」「中途採用ではどんな選考対策をすればいい？」――そんな疑問を抱えている方に向けて、本記事では旭化成の企業概要・事業内容から、中途採用の実態や選考対策までを徹底解説します。 社風や求められる人物像を知ることで、より納得感のあるキャリア選択を目指せます。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期：2024年7月
1：旭化成の企業情報・事業内容
1-1：会社概要
- 会社名：旭化成株式会社
- 設立日：1931年5月21日
- 代表者：代表取締役社長 兼 社長執行役員 小堀 秀毅
- 所在地：東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー
- 資本金：103,389百万円
- 従業員数：48897人
1-2：事業内容
旭化成株式会社は、1922年に設立された総合化学メーカーであり、世界中で多岐にわたる事業を展開しています。
元々は窒素化学に基づいた事業から始まり、その後、繊維、化学品、電子材料、建材、医薬品など、さまざまな分野に進出しており、住宅関連の「ヘーベルハウス」や、医療機器、化学製品など、業界のリーディングカンパニーとして知られています。
旭化成の主な事業領域は、マテリアル、住宅、ヘルスケアの三つに大別され、それぞれが高度な技術力と革新性を持つ製品やサービスを提供しています。
マテリアル部門では、化学品や繊維、エレクトロニクス材料などを開発・製造し、住宅部門では、住宅の設計・施工からアフターサービスまで一貫したサービスを提供しています。
ヘルスケア部門では、医薬品や医療機器の開発・販売を行っています。旭化成は「昨日まで世界になかったものを。」というスローガンのもと、持続可能な社会の実現に向けたイノベーションを推進しています。
さらに、グローバル展開にも力を入れ、世界中の顧客に価値あるソリューションを提供し続けており、社会貢献やサステナビリティに関連した事業にも積極的に取り組んでいます。
1-3：業績
2023年度の通期実績にて、売上高は2,784,878百万円となり、前年より増加しています。当期純利益は43,806百万円となり、安定した収益を確保しています。
（出典）決算関連資料 | IR資料室 | IR情報 | 旭化成株式会社
2：旭化成に関するよくある質問
2-1：花形の部署はある？
また、今後の成長を牽引する10の「Growth Gears（”GG10”）（※）」に対しては挑戦的な投資が行われており、社内でも注目度の高い部署となっています。挑戦の機会も多く、高い評価を得やすい環境とも言えます。
※GG10とは：旭化成グループの今後の成長を牽引するとされる10個の領であり、2021年度時点では事業全体の営業利益の約35%を占める。今後重点的な投資を通じて、2024年度には50%超、2030年度近傍には70%超の水準まで成長させることを目指している。
▼Environment & Energy
→ 水素関連
→ CO2ケミストリー
→ 蓄エネルギー
▼Mobility
→ 自動車内装材
▼Life Material
→ デジタル関連ソリューション
▼Home & Living
→ 米国・豪州住宅
→ 環境配慮型住宅・建材
▼Health Care
→ クリティカルケア
→ グローバルスペシャリティファーマ
→ バイオプロセス
2-2：海外キャリアのチャンスは？
旭化成の2024年3月時点での海外売上比率は54%です。
拠点に関しても、アジア、北米、ヨーロッパなど世界各国に展開しており、今後も中国などアジアを中心に、能力増強や販売拠点の拡充を進める方針を掲げています。そのため、海外拠点への出向や駐在の機会がある環境といえます。
（参考）決算関連資料 | IR資料室 | IR情報 | 旭化成株式会社、グループ拠点
3：旭化成にキャリア入社するには？
さらに・・・
