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コンサルBIG3(MBB)とは?各社の年収や働き方の実態をデータで解説

戦略コンサルティング業界において、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ、ベイン・アンド・カンパニーの3社は「MBB」と呼ばれ、業界最高峰の地位を築いています。


これらの企業への転職を検討する際、年収や働き方、選考の実態について正確な情報を得ることは極めて重要です。本記事では、ONE CAREER PLUSに蓄積された実際の転職者や在職者のクチコミデータ、選考体験談をもとに、MBBの年収・働き方・キャリアパス・選考対策を詳しく解説します。




1. コンサルBIG3(MBB)とは何か?


1-1. MBBの定義


戦略コンサルティング業界において、「MBB」と呼ばれる3社が業界をリードしています。MBBとは、以下の3社の頭文字を取った略称です。


  • マッキンゼー・アンド・カンパニー:1926年創設の世界最大級の戦略コンサルティングファーム
  • ボストン コンサルティング グループ:1963年創設、戦略コンサルティングの概念を確立したパイオニア
  • ベイン・アンド・カンパニー:1973年創設、「結果にコミット」する実行重視のアプローチで知名度を高める


これら3社は、いずれもグローバルに展開する戦略コンサルティングファームとして、世界の大企業や政府機関に対して最高レベルの経営コンサルティングサービスを提供しています。



1-2. なぜMBBが戦略コンサルファームを代表するのか

MBBが戦略コンサルティング業界を代表する地位を築いている理由は、その圧倒的な知名度・ブランド力、歴史、そして実績にあります。


マッキンゼーは1926年の創設以来、90年以上にわたって経営コンサルティングの分野をリードしてきました。BCGは戦略コンサルティングという概念そのものを確立し、「経験曲線」「PPMマトリックス」などのフレームワークを開発した実績があります。ベインは「結果にコミット」するアプローチで、クライアントの成果創出に強くコミットする姿勢を貫いています。

また、3社ともに世界各国にオフィスを構え、グローバル企業の重要な戦略決定に関与しています。Fortune 500企業の多くがMBBのサービスを利用しており、その影響力は計り知れません。


(参考)コンサル志望必見!戦略コンサルBIG3(マッキンゼー、BCG、ベイン)の強さの秘訣〜1分でわかる「総合」「戦略」コンサルの違い






2. BIG3(MBB)の特徴


2-1. プロジェクト事例と業務範囲


MBBの3社は戦略コンサルティングファームと位置付けられ、主に以下のような上流の戦略案件を手がけています。


  • 全社戦略立案:企業の中長期的な方向性や事業ポートフォリオの最適化
  • M&A戦略:買収・合併における戦略立案とデューデリジェンス
  • 新規事業開発:新市場参入や新事業創出の戦略策定
  • 組織変革:企業文化改革や大規模な組織再編
  • デジタル変革:DXを通じた事業モデル転換


一方、総合コンサルティングファーム(アクセンチュア、デロイト、PwC、EYなど)は、戦略立案から実行支援まで幅広くカバーしますが、特にシステム導入やオペレーション改善といった実行フェーズに強みを持ちます。


近年は、戦略ファームが実行支援まで手がけるケースも増えてきていますが、MBBには他ファームでは経験できないような影響力の大きいプロジェクトや上流のプロジェクトに関わる機会が多いと考えてよいでしょう。


実際にBCGに入社した人のクチコミでは以下のような声が寄せられていました。



ITを活用して、より経営に影響を与えるようなプロジェクトに携わりたかったため入社した。入社してみて、想像以上に影響の高いプロジェクトが多く入社してよかった(BCG/中途入社)




2-2. 社風・働き方


ONE CAREER PLUSに集まるクチコミデータを分析すると、MBB3社に共通する社風の特徴が見えてきました。


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ワンキャリア転職編集部

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