「東京ガスに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ワンキャリア転職は、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ワンキャリア転職の独自調査をもとに、東京ガスの給与体系や評価制度を解説します。
なお、本記事の内容は、ワンキャリア転職の独自調査に基づくものであり、実際の制度を網羅的に表せていない場合や、事実とは異なる内容が含まれる可能性があります。
※調査時期:2024年8月
1:東京ガスの平均年収は?競合他社の年収との比較も
1-1:東京ガスの平均年収は735万円
東京ガスの平均年収は同社の有価証券報告書で確認することができます。有価証券報告書によると直近3年間の平均年収は以下の通りです。
- 2021年度:696万円(平均年齢:42.6歳)
- 2022年度:718万円(平均年齢:43.1歳)
- 2023年度:735万円(平均年齢:43.5歳)
(出典) 東京ガス株式会社 有価証券報告書
1-2:東京ガスの競合他社の平均年収
東京ガスの競合他社の平均年収も見てみましょう。東京ガスと同じエネルギー業界の大手企業である大阪ガス、東京電力、関西電力の平均年収は以下の通りです。
- 大阪ガス:713万円(平均年齢:44.0歳)
- 東京電力:832万円(平均年齢:45.2歳)
- 関西電力:831万円(平均年齢:42.8歳)
(出典) 大阪ガス 有価証券報告書、東京電力 有価証券報告書、関西電力 有価証券報告書
このようにエネルギー業界の大手企業と比較すると、大阪ガスとは平均年収は同水準ですが、電力会社2社よりは100万円程度平均年収が低いことが分かります。
2:東京ガスの年収・評価制度・働き方と福利厚生
2-1:東京ガスの等級(役職)別年収
さらに・・・




