PwCコンサルティングに入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、2024年に実施した社員や過去在籍者への独自インタビューやONE CAREER PLUSに寄せられた5万件以上の企業各社のクチコミをもとに、PwCコンサルティングの給与体系や評価制度を解説します。
PwCコンサルティングってどんな会社?
PwCコンサルティングは1849年に設立された、イギリス ロンドンに本拠地を置く企業です。
現在は、世界157カ国に223,000人のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルサービスファームとなっています。
その日本におけるメンバーファームの中でも、経営戦略の立案から実行までのコンサルティングサービスを提供するPwCコンサルティング、M&Aや事業再生などを専門としたディールアドバイザリーを提供するPwCアドバイザリーは、2社合同で採用を募集しています。(2017年4月時点)
2社は、PwCのグローバルなネットワークの大きさを活かし、監査法人や税理士法人、弁護士法人など専門スタッフ約5,000人以上の知見を活かしたサービスを提供しています。
PwCは、インダストリーとソリューションごとに複数の部門が存在します。
例えば、金融、製造、ヘルスケアなどのインダストリー別の部門や、デジタルトランスフォーメーション、リスクマネジメントなどのソリューション別の部門が存在します。
近年はシステム案件が多いため、特にエンタープライズトランスフォーメーションの部門には多くの人員が配置されています。
所属は部門に分かれてはいますが、実際のプロジェクトにおいては部門の垣根を越えたアサインが頻繁に行われています。様々な部門から人が集まり、クロスファンクショナルなチームを構成してプロジェクトを遂行します。
また、グローバルネットワークに所属する各ファーム組織 (コンサルティング・アドバイザリー・アシュアランス・Taxなど)を「LoS (Line of Services)」と呼称し、ファーム組織の各値を超えてプロジェクトを推進することもあります。
特に近年増加しているクロスボーダー案件では、国外のPwCファームと連携してプロジェクトを進めるケースが増えています。
PwCコンサルティングの等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
以下がPwCコンサルティングの等級別の年収です。
さらに・・・