中途面接で合否を分ける質問とは。どのような対策をしておくべきか。
この「受ける前に知っておくべき面接質問シリーズ」では、クチコミデータと選考通過者へのインタビューに基づくONE CAREER PLUSの独自調査から、有名企業で聞かれる質問を3つピックアップして解説。
今回は、日本発唯一の国際カードブランドを保有するJCBを取り上げます。クレジットカード発行、会員向け事業を行うイシュアと、加盟店事業を行うアクワイアラーと総合的なカード決済事業を手がける同社。キャッシュレス決済の拡大の潮流もあり、コロナ禍以降は堅調に売上を拡大しています。では、その採用ではどのような人が求められているのか、一緒に見ていきましょう。
JCBの価値観と採用像
JCBは、日本発唯一の国際クレジットブランドとして、1961年からクレジットカード事業を展開してきました。クレジット(後払い)以外にもギフトカード(前払い)の開発や、サインレスシステムの導入など、決済に関する様々な事業を発展させています。現在ではキャッシュレス決済が世界的に拡大していることもあり、コロナ禍をのぞき着実に売上を伸ばしています。

JCBは「お客様志向」と「日本的」を反映させた「世界にひとつ。あなたにひとつ。」というブランドメッセージを掲げています。「日本発の国際カードブランド」というアイデンティティともいえる特性を持ちつつ、「お客様志向」では顧客第一主義をこれからも徹底していくという姿勢を表しています。
キャッシュレス決済を取り巻く技術・環境は刻々と変化しています。その変遷の中、「お客様志向」を実現するために、JCBは「新たな挑戦を仕掛ける」ことを重視しています。生体認証や仮想通貨などの技術的な側面だけではなく、全職種で新たな挑戦を仕掛け、グローバルブランドの強化を図りたい、という意向が採用像にもあらわれているといえるでしょう。

JCBの中途面接の質問1:これまでに経験した最もチャレンジングな仕事はなんですか?


自分よりも経験を積んだ方をマネジメントし業績改善を行ったエピソードです。営業自体の内容を変えるというよりも、「チームで進めるというソフト面の変化へのチャレンジ」と、注力したことが明確に示されています。転職者の回答によると「内容面では回答後にかなり深堀りをされた」とのことなので、自分なりに何が困難で、どんなチャレンジをしたのかを明らかにし、事前に整理しておきましょう。
JCBの中途面接の質問2:仕事での最大の失敗を教えてください
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