こんにちは、トイアンナです。
最近、転職相談をいただくことが増えました。労働人口が減る日本では、多くの企業で人手不足。特に不足しているエンジニア職に至っては、常に有効求人倍率10倍を超える状況だと、エージェントからも聞いています。
転職市場が活気づくなか、それでも書類で落ち続ける人の共通点を見ていると、大半は「経歴ではない」部分に原因があります。書類で落ちる人は職務経歴書に「全部書いている」のです。
職務経歴書に全部書くのはNG

「職務経歴書なのだから、すべての情報を書くべきだろう」
というのは、もっともな意見です。ですが、正しくはありません。
もちろん、経歴詐称をしてはいけません。ない経歴を書くのもダメです。経歴詐称は入社後どんなに活躍していても一発でクビにできるほどの重大な解雇事由になりえるため、嘘を書くことは絶対におすすめしません。
他方、転職希望者に「自分の欠点をありのままに見せよう」とする人があまりにも多いことに驚かされます。例えば、冒頭に載せる、これまでのキャリアを包括した「職務要約」で、こんなことを書いてしまう人がいるのです。
・これまでに3回ほど体調不良で休職してきましたが……
・派遣の仕事が多く、正社員としての経歴は少ないのですが……
・志望業界で貢献できる自信はないのですが……
人気企業は、応募が殺到します。冒頭からこんなネガティブな情報が羅列されている人の職務経歴書を、最後まで読んでくれるお人好しな採用担当はいません。せっかく過去に関連分野で大活躍していても、見せ場がなくなってしまうのです。
職務経歴書で見せるべき「誠実さ」への誤解
では、どうしてここまで欠点をあげつらってしまうのでしょうか。答えは、ネガティブなことを書くことが誠実さだと誤解しているからです。
職務経歴書は、自分を商品として売り出すCMのようなものです。もしCMで新製品のボールペンを売り出すとして「前の商品とあまり変わらないのですが……」「ライバルのボールペンと比べて大差ないかもしれませんが……」とナレーションが流れたら、誰がそのボールペンを買うでしょうか。
CMでは、誰も嘘はついていません。しかし、自社製品・サービスのいいところへスポットライトを当てて、見せているはず。職務経歴書でも同様です。職務要約や自己PRには自分の良い面や、志望業界の採用担当が見て感心する内容をピックアップすべきなのです。
職務経歴書では一貫したメッセージを決める

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