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転職で「配偶者ブロック」にあったら、こうしなさい

こんにちは、トイアンナです。


あなたは、転職を考えています。候補のある一社は業界No.2の堅実な会社。もう一社は、スタートアップ企業です。前者へ転職すると、今とほぼ変わらない仕事をすることになり、悪くはないですが、キャリアの先が見えています。


後者はリスクもありますが、CFOとして参画するため裁量権も大きく、ストックオプションももらえそうです。さあ、あなたはどうしますか?


ここで「自分の意見だけで決められる」のはシングルの方だけです。既婚者であれば「まずはパートナーに相談する」のが一般的でしょう。そして、配偶者が保守的な方であれば、まず間違いなく「スタートアップへの転職をやめて」と、ストップがかかるはずです。


このような配偶者によるキャリアの制限を「配偶者ブロック」と呼びます。





あなたの転職で「配偶者ブロック」が起きる背景





厳しいことを書きますが、「配偶者ブロック」が起きている時点で、「あなたの社会人としての能力は、まだ低い」と言わざるを得ません。なぜなら、配偶者ブロックが起こる原因は、以下のいずれかだからです。



配偶者ブロックが起きる主な原因


・キャリアビジョンを配偶者に共有してなかったため、「いきなりリスキーな転職話を持ち出された」ように見えた。

・最悪の事態に、どのような影響が家庭に及ぶかを計算していなかったため、パートナーからリスクを指摘されたときに、まごついてしまった。

・過去のあなたが、スタートアップへの転職を説得するに足るほどの成果を出していなかったため、転職しても大丈夫だとパートナーに思わせることができなかった。

・行きたい会社がどれほど魅力的か、パートナーにプレゼンしても説得しきれなかった。

・そもそもあなたが家庭内でパートナーと対等な地位を有しておらず、決定権を持つに足る人材だとみなされていなかった。


こうして配偶者ブロックの原因を列挙すると、いずれも社会人としての能力不足に帰結します。ずばり、あなたは根回しが下手なのです。


とは言ってみたものの、「じゃ、パートナーを変えますか」という過激な提案をしても仕方ありません。なんとか相手を説得する方法を、ここから紹介できればと思います。



転職の意向を伝えて、配偶者ブロックを受けたら


ここからは、配偶者ブロックを受けた方が、そのあとに取るべき対処法をお伝えします。



ステップ1:相手の話を聞く時間を取る





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トイアンナ

P&G→LVMH→ライター・会社経営。得意分野は法人様の人事・採用インタビュー、キャリア記事。女性のキャリアと結婚を支援する婚活予備校「魔女のサバト」の主宰も。著書に『改訂版 確実内定』(KADOKAWA)、小説『ハピネスエンディング株式会社』(小学館)など。 連絡先:http://werite.info/inquiry

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