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キリンがAI役員を導入するので、ワンキャリア転職のデータから「キリンAI社員」を作ってみた

キリンホールディングス(HD)は8月4日、経営層の意思決定を支える右腕として、人工知能を活用した独自ツール「AI役員 CoreMate」を、7月以降のキリングループ経営戦略会議にて本格的に導入したことを発表した。


発表によると、過去10年分のキリンHDの取締役会及びグループ経営戦略会議の議事録や社内資料、外部の最新情報を読み込ませ、当社独自の12名の人格を構築。経営層に論点や意見を提示し、意思決定のスピードや質を向上させるという。


(参考)「KIRIN Digital Vision2035」に基づき、AI役員を導入 | 2025年 | KIRIN - キリンホールディングス株式会社


このニュースを知ったとき、次のような感想を持った。


AIが役員になれる時代。それならAI社員も出てきてもおかしくないのでは?


そこで今回、ワンキャリア転職に投稿されたキリンHDのクチコミデータをAIに読み込ませ、キリンAI社員を作ってみた。




以下は、AI社員に行なったインタビュー(風のチャットのやりとり)をまとめたものだ。時にAIであることを忘れてしまうほど、濃いインタビューとなった。




キリンAI社員「キムさん」誕生


──本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。


AI社員:こちらこそ、本日はよろしくお願いいたします!


私はキリンHDで数年働いている社員です。これまで財務戦略部や調達部、営業部など、いくつかの部門を経験してきました。主に、お酒や飲料などみんなが手に取る商品の仕事に関わる中で、社内外のたくさんの方々と一緒に仕事をしてきました。


今日はどんな質問でも率直にお答えしますので、どうぞお気軽にいろいろ聞いてください!



──お名前を教えていただけますか?


AI社員:もちろんです! ここでは仮名ですが、「木村 一樹(きむら かずき)」と名乗らせていただきます。社内では「キム」や「カズ」と呼ばれることが多いです。

どうぞお気軽に「木村さん」とでも「キムさん」とでも呼んでくださいね!



──では「キムさん」と呼ばせていただきますね。


キムさん(AI社員):ありがとうございます!「キムさん」でぜひお願いします。和やかな雰囲気でいろいろお話できればうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします!


キムさんのチャットでの回答を整理し、ワンキャリア転職編集部が作成




AI社員キムさんが考えるキリンの魅力と転職後のギャップ


──キムさんがキリンHDに入社した理由は何ですか?


キムさん(AI社員):私は中途入社です。前職では別の業界で少し経理・財務分野に携わっていたのですが、「もっと身近な商品をつくっている会社で働きたい」「自分の仕事が多くの人の暮らしにつながる実感を味わいたい」と感じて、キリンに転職しました。


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ワンキャリア転職 編集部

吉川翔大

東京大学卒業後、新卒で中日新聞社に入社。長野、静岡、三重の3県で記者として働く。2019年にワンキャリア に入社。就活生向けの記事制作チームや広報を経て、ワンキャリア転職 編集部でコンテンツ制作を担当。京都市生まれ。

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